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山本 久文 院長の独自取材記事

山本医院

(荒川区/東尾久三丁目駅)

最終更新日:2020/07/15

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都電荒川線の東尾久三丁目駅から徒歩約3分。「医療法人社団久悠眞会 山本医院」は、下町情緒漂う町の一角にある。山本久文院長の父が1957年に開院して以来、半世紀以上にわたり地域医療に貢献してきた。内科、消化器内科、皮膚科に加え、高齢者特有の前立腺肥大や頻尿、尿失禁などにも幅広く対応。スタッフ計10人の充実した体制で診療を行っている。山本院長は、日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医、日本消化器病学会消化器病専門医、日本肝臓学会肝臓専門医の資格を持つ、消化器疾患の専門家だ。一人ひとりの患者に即した医療の提供を心がけ、院内処方にもこだわっているという山本院長に、診療の特徴や今後の展望について話を聞いた。
(取材日2020年3月18日)

内科を中心に幅広い疾患に対応

医院を継承されるまでの山本先生の歩みについてお聞かせください。

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中学・高校の時は外務省に入って外交官になりたいと考えていましたが、外科の医師だった父の影響もあり、医学を学びたいという気持ちが強くなって医学部に進みました。大学卒業後は、杏林大学医学部付属病院で内科学一般と消化器病、肝臓病、糖尿病、内分泌疾患などの研修を行いました。その後、朝日生命成人病研究所附属医院に約10年間勤務。消化器内科で肝臓病の疾患や、高血圧、心臓病、糖尿病といった生活習慣病の臨床経験を積みました。所属していた消化器内科の部長から直接内視鏡の指導を受けたのもこの時です。それと同時に、大学時代からのテーマだったアルコール性肝障害の研究も続けていました。そうした中で、医師としての将来を考えたときに、地域医療に力を尽くしたいという思いが強くなり、父と一緒に働く道を選びました。

医院についてご紹介ください。

当院の前身は、1957年に父が開いた「山本外科医院」で、外科と泌尿器科を標榜していました。現在は内科の医院ですが、一般内科にとどまらず、前立腺肥大や頻尿、尿失禁などにも対応しています。父の代からそうした疾患に悩む患者さんが多く通院していましたので、私に代わってからも、できれば当院で診てほしいという患者さんのご要望に応える形で、高齢者特有の病気にはできる限り対応するようにしています。最近は医療の専門化が進んでいますが、高齢の患者さんがあちこちの医院に通うのは負担になります。できるだけ身近な所で診てもらえたほうが患者さんも便利ですし、医療費の軽減にもつながると思います。

患者さんは地域の方が多いのですか?

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地域にお住まいのご高齢の方が多いですが、内視鏡の検査を希望される方の中には、川崎など遠方からいらっしゃる方もいます。当院は歴史が長いので、家族4代にわたっておみえになる患者さんもいらっしゃいますよ。平日は19時まで診療しているので、30代から40代くらいの会社勤めの方が来院されることも多いですね。かかりつけ医として当院に定期的に通院する患者さんの中には、お引越しした後も、わざわざ足を運んでくださる方もいます。疾患では、高血圧、糖尿病、高脂血症などの生活習慣病の患者さんや、B型肝炎、C型肝炎、アルコール性肝炎などの肝臓病の患者さん、胃炎、胃潰瘍などの消化器病の患者さんが多いですね。かかりつけ医として、当院で対応できる病気はすべて診療し、それでも改善されない場合は専門病院を紹介するようにしています。

院内処方に加え、幅広い検査や専門の外来も

開業以来、院内処方を続けているそうですね。

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患者さんに満足していただける医療を提供するためには、自分で責任を持って薬の説明をすることが大切だと思い、院内処方を続けています。江戸時代の内科医師は薬師(くすし)と呼ばれ、自分で調合した薬を使って治療していました。現代の内科医師にとっても、どんな薬をどのように調合するか、そしてその薬の服用に関して患者さんにどう説明して納得してもらうかが腕の見せどころだと思っています。ただし、一から十まですべて説明することが必ずしもベストだとは限りません。時には患者さんそれぞれの性格や生活背景によって、説明内容を臨機応変に変えることも必要です。そうしたきめ細かな説明や服薬指導ができるのは、院内処方ならではだと思っています。また、移動や支払いの手間が1回で済みますし、経済的にもメリットがあると思います。もちろん、希望される方には、院外処方にも対応しています。

こちらではさまざまな検査が受けられるそうですね。

胃の内視鏡検査をはじめ、肝臓・腎臓・膵臓・膀胱の超音波検査、骨粗しょう症の検査、心電図検査など一通りの検査を行っています。通常は予約制ですが、急を要する場合はその日に検査をさせていただきます。中でも力を入れているのが痛みに配慮した内視鏡検査です。細い経鼻用スコープを経口で用いているのですが、喉に麻酔を施し、適切な体位で息を止めてもらい、ハーッと吐いた瞬間に内視鏡を喉の奥に滑り込んでいくようにしています。飲み込んだという感覚がないうちに検査が始まり、スコープを挿入している時間も5~6分程度。その間に写真を撮り、組織を採取して終了という流れになるように努めています。苦痛に配慮した内視鏡検査は、当院の大きな強みの1つです。

専門の診療についてお聞かせください。

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当院では曜日により、皮膚科、呼吸器内科を専門とする先生に来てもらっています。皮膚科や呼吸器内科については、もちろん私も診療していますが、皮膚科の先生は小手術も行いますし、呼吸器内科の先生は、健康診断などでレントゲンを撮ったときに、ダブルチェックができるメリットがあります。どちらの先生とも情報共有は常に行っていますので、患者さんの症状により、詳しく診るほうが良いと判断した場合は先生が担当される曜日をご案内しています。これにより、より専門性の高い医療を提供できると考えています。毎週木曜日の午前中は、慶応義塾大学病院に勤務し消化器内科を専門とする息子も当院で診療するため、二診体制で行っています。インターネット予約もできますのでご利用いただければと思います。

充実のスタッフ体制できめ細かな配慮を

医師として大切にされていることはどんなことでしょうか?

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できるだけ丁寧に患者さんの声を聞くこと、これに尽きます。自分はこういう病気だと思い込んでいる患者さんは少なくないのですが、お話を聞いていくと薬の副作用だったり、職場の人間関係だったりと、その原因はさまざまです。そこでなるべく予断を持たずに「睡眠は十分に取れていますか?」とか「職場環境に大きな変化ありませんか?」など、いろいろな角度で質問しながら本当の原因を探っていくことを大事にしています。時には「先生には言いづらいので、まずは看護師に相談したい」ということもあるでしょう。患者さんの気持ちをできるだけくみ取れるよう、スタッフも教育しています。

スタッフがたくさんいらっしゃるようですね。

当院には私を含め、看護師、受付、医療事務スタッフが10人在籍しています。スタッフ全員に患者さんのお名前やご病気、その方の気質などについて知ってほしいという気持ちがあり、全員常勤で勤務してもらっています。当院は、休診日は日曜と祝日のみですが、スタッフは完全週休2日になるよう工面しています。スタッフが忙しすぎると、知らず知らずのうちに笑顔が消えてしまい、それが患者さんにも伝わってしまいますよね。良い働き方をしてもらうことで、患者さんにより優しく接することができ、それが最終的に、患者さんの笑顔につながると思うのです。スタッフ間での意思統一も大切だと思っているので、毎朝診療開始前に朝礼を行います。ニュースで話題になっている病気や医療事故などがあると、患者さんから質問を受けることも多いので、どのように答えるかなども共有した上で診療に臨んでいます。

今後の展望をお聞かせください。

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今後もこの体制を基本に、皆さんの健康をサポートしていきたいと思います。生活習慣病の患者さんとは長いお付き合いになりますが、めざす目標はその患者さんによりさまざまです。どんなに理想をお伝えしても、その方の働き方やライフスタイルにより、できることとできないことがあります。ですから、ハードルを少し下げ、患者さんがめざしやすい目標を提示させていただきながらサポートしています。患者さんが頑張れば大いに褒めますよ。逆に、なかなか自己管理ができない場合は遠慮なく注意させていただきます(笑)。私の診療スタイルをご理解いただいた上で、スタッフと力を合わせ、患者さんを笑顔にしていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

人間ドック(胃内視鏡)/4万4000円
人間ドック(胃ABC検査)/3万3000円
雇用時健康診断/1万2100円
胃内視鏡検査/1万9800円
超音波検査/8800円
心電図検査/2200円
骨粗しょう症検査/3300円
がん腫瘍マーカー(PSA、CEA、SCC、AFP、CA19-9、CA125)/1種各3300円・3種セット8800円
便中ヘリコバクターピロリ菌検査/2200円

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