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技術で苦痛を軽減
患者負担に配慮した胃・大腸内視鏡検査

たかすな内科・胃腸内科クリニック

(江東区/豊洲駅)

最終更新日:2020/03/12

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  • 保険診療

カメラがついたスコープを使い、体内を調べる内視鏡検査。食道、胃、十二指腸を観察する上部内視鏡検査と、大腸を観察する下部内視鏡検査があり、上部に関してはスコープを口から入れる経口検査と鼻から入れる経鼻検査の2つの方法がある。胃がんや大腸がんの早期発見に役立つが、一方で「苦しいのでは?」と不安を抱く人も多い。「たかすな内科・胃腸内科クリニック」の高砂憲一院長は、大学病院の消化器内科で、長年にわたり内視鏡診療を専門に学んだ消化器の専門家。苦痛は医師の技量によって軽減できると話し、自身も検査時間の短縮に努めるなど、その腕を磨き続けている。「早期発見・早期治療のために、ぜひ前向きに受けてほしい」と高砂院長。内視鏡検査について詳しく教えてもらった。(取材日2019年3月11日)

「何もなかった」という安心感を得るためにも、年1回の定期的な検査を

Q上部(胃)内視鏡検査について、特徴と流れを教えてください。
A
1

▲内視鏡検査機器についても2019年に新しくしたという

まず経口、経鼻検査それぞれの特徴ですが、経口検査はカメラの画質が良く、また検査と同時に止血などの処置ができるメリットがあります。一方、経鼻検査は、カメラが細いため挿入時の嘔吐反射が小さいのが特徴です。発見できる疾患は胃潰瘍、胃がん、逆流性食道炎など。最近は、胃の機能不全が原因で起こるといわれる機能性ディスペプシアという胃の不調も多いです。検査の流れは、前日に食事の取り方など注意事項が説明され、クリニックによっては感染症を調べる採血検査も行います。そして当日、胃の中をきれいにする消泡剤の服用や喉の麻酔など前処置をし、検査となります。かかる時間は平均7~8分。最後に医師の所見を聞いて終了です。

Qバリウム検査との違いは何でしょうか?
A
2

▲消火器内科を専門にする高砂院長

内視鏡の強みは、狙った部分を高画質の映像で観察でき、モニターを通じて患者さんもリアルタイムで検査画像を見られること。さらに画像自体がわかりやすく、医療知識がなくても「ここに何かしらの異常がある」と、現状を理解しやすいのも利点ですね。胃粘膜の状態から、ピロリ菌の感染を調べることもできます。一方、造影剤を飲んでエックス線撮影を行うバリウム検査は、がんの深達度を見るのに優れています。そのため、内視鏡検査でがんが見つかった場合に、その後の治療方針を決めるためにバリウム検査を行うケースも多いです。ただ、検査中に何度か体位を変える必要があり、高齢者など体の動きに支障がある方にはあまり向いていません。

Q続いて下部(大腸)内視鏡検査について詳しくお聞かせください。
A
3

▲内視鏡により、胃・大腸ともに早期発見につなげている

発見できる疾患としては、大腸ポリープ、大腸がん、潰瘍性大腸炎、虚血性大腸炎などがありポリープは見つかったその場で取ることもあります。しかし3週間は経過観察が必要なため、当院では患者さんにしっかりと同意を得た上で行います。検査後に長期出張を控えていたりすることもありますし、何より安全性が最優先ですから、意思確認は必ず行うようにしています。また検査の流れですが、まず前日に腸の動きを良くする薬を飲みます。食事は好きな物を食べられますが、なるべく消化しやすい物が良いですね。当日は前処置として2リットルの下剤を服用し、大腸の中をきれいにしてから肛門よりスコープを入れます。平均的な検査時間は約30分です。

Q内視鏡検査を受けるべきタイミングはありますか?
A
4

▲年に一度は受診することが理想的だと話す

胃・大腸ともに、40歳を過ぎたら一度受けてみることをお勧めします。特に大腸がんは女性でかかる人が増えており、注意が必要です。また年齢に関係なく、胸焼け、げっぷ、胃痛、腹痛、下痢といった症状がある場合は早めに受診し、自覚症状がなくても年1回受けるのが理想的です。何も問題なければ、それで安心できますよね? 異常が見つかっても早期なら治療ができますから、ぜひ前向きな気持ちで受けてほしいです。なお、江東区では2019年7月から、内視鏡検査による胃がん検診が始まります。そして予防策としては、辛い物ばかり食べるなど極端な食生活は避け、胃がんの原因となるピロリ菌はしっかり除菌しましょう。

Q医療機関を選ぶ際のポイントはありますか?
A
5

▲院長だけでなくスタッフも心優しく出迎えてくれるので安心だ

設備面は一つの判断材料になると思いますが、例えば通常の約100倍の画像で検査できる拡大内視鏡は、スコープが太いので苦痛が増す可能性があります。もちろん、先進機器はあるに越したことはありません。ただ、通常の内視鏡でも検査時間の短縮などによる苦痛軽減や、技術次第では鎮静剤を使わなくても楽に済ませられることもあります。そのため、やはり大切なのは医師の経験値ではないかと思います。よく「大学病院のほうが安心」との声も聞きますが、開業医も勤務医時代に専門技術を身につけていますから、お任せいただけたらと思います。ちなみに当院では、呼吸抑制や血圧低下などのリスクを考慮し、鎮静は希望がない限り行わない方針です。

ドクターからのメッセージ

高砂 憲一院長

内視鏡検査に対し、痛い、苦しいという印象を持つ方は少なくないでしょう。しかし、特に胃がんや大腸がんは早期発見が重要な病気。当院では、検査時間を毎回計り、少しでも早く終わらせるよう努めることで患者さんの負担軽減をめざしていますので、怖がらずに受けてみてほしいです。腹痛などの症状を訴えていらした方には、早くて翌日、遅くても1週間以内には検査を行いますし、ウェブ予約にも対応しています。また、当院は魚の卸売り市場が近いためかアニサキス症での受診も多いのですが、内視鏡で取り除けますよ。消化器疾患の早期発見、そして「何もなかった」という安心のために、ぜひ年1回の内視鏡検査をご検討ください。

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