かつしか江戸川病院

かつしか江戸川病院

岡田 尚之病院長

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京成高砂駅前のどこか懐かしい商店街を抜けた先にある「かつしか江戸川病院」は、整形外科の診療を中心に地域住民の健康を支える60床の病院だ。院長の岡田尚之先生は一般の整形外科のほか、スポーツ整形を得意とし、全国から多くの患者が訪ねてきている。岡田先生が何よりも大切にしているのが、人と人とのつながり。高校生の時から始めた柔道を通じて身につけた、年上の人を敬い、年下の人を大切にするという武道家としての基本精神が、医師と患者の関係、病院と地域との関係にも生かされている。休日には地元のサッカーチームをはじめとするスポーツチームを現場でサポート。そんな岡田先生に、院長就任の経緯から日々の診療への取り組み方、患者への思いなどを、たっぷりと語っていただいた。
(取材日2016年4月27日)

人と人とのつながりを大切に地域医療に貢献

―院長に就任された経緯をお聞かせください。

本院の江戸川病院にたいへんお世話になり、何か恩返しができればと思っていたところ、当時の院長からお誘いいただき、2年前から当院の院長として勤務するようになりました。この病院では地域の患者さんを診ることを柱にし、同時に僕自身がスポーツ選手でしたから、スポーツで皆が元気になってほしいと考えています。このエリアは良い意味で下町っぽいところが気に入っています。商店街にも患者さんがいて、会えば必ずあいさつして買い物して帰ろうかなという気持ちになります。院長として心がけているのは、年上の人は絶対に敬わなければいけないということ。年齢の分だけ物事を考えてきた人の意見は取り入れなければならないという考えがあるので、スタッフには「なんでも俺に話してくれよ」と言っています。それが自分にできることですね。院長面して歩いているというよりは、むしろ「皆、よくやってくれてありがとう」という気持ちのほうが大きいですね。

―得意の診療分野、力を入れている診療は何でしょうか?

これまではスポーツの外傷、特に膝の靭帯を多く診てきました。ここではいろんな患者さんが来ますから、その経験を生かしながら何でも診ていきたいと思います。治療は手術がすべてではありません。患者さんは大変な思いをしているのですから、検査の結果だけで判断するのではなく、総合的に正しい診断をしたうえで、自分一人で対応しきれない場合は、他の専門の医師に紹介するようにしています。スポーツをしてきた人間の強みは生かしていきたいと考えています。僕が柔道をしてきたので遠方から来る選手もいますが、まず、地域の患者さんをしっかり診ることが大切だと思います。車いすで移動する高齢者を見て若い患者が治療に前向きになることもあるのです。スポーツ選手には、リハビリで試合に出られるようにするだけでなく、入院して体が大きくなって帰ってきたと言われるぐらいのことができたらいいですね。一人ひとりを丁寧に診る病院でありたいと思います。



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