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おおとし内科クリニック

おおとし内科クリニック

大利 隆行 院長

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喘息治療に自己判断はNG。医師の指示に従って

―こちらでの具体的な治療の流れを教えてください。

一番多い気管支喘息を例に挙げると、まずは丁寧な問診から始めます。これで診断がつくことも多いのですが、確認の意味を込めて胸部レントゲン、スパイロメーター(呼吸機能検査器)、アレルギー反応を調べるための血液検査などを行います。一般のクリニックではあまり導入されていない呼気中異酸化窒素(NO)測定器も喘息の診断・治療のために導入しています。血液検査は結果が出るまで数日かかりますが他の2つは当日に結果がわかりますので、初診日には問診、検査、再度診察という流れになります。2度診察室にお呼びすることになるのでどうしても時間がかかってしまいますが、1回の来院でほとんどのケースの診断がつき症状に合った薬をお持ち帰りいただけるので、患者さんにとってメリットも大きいと思います。

―喘息治療で一番大切なことは何ですか?

喘息というのは慢性の炎症性疾患と考えられている病気です。風邪とはまったく違うものですが、咳などの症状が軽くなり息苦しさがなくなるとすぐ来なくなってしまう方が、残念ながら少なからずいらっしゃいます。それではまたすぐに症状がぶり返してしまうことになります。慢性的な疾患ですので、症状が良くなっても薬は飲み続けなくてはならないことをくり返しご説明するのですが、なかなか難しいですね。喘息には、長期の喘息のコントロールをめざしたコントローラーと、症状が出た時に一時的に症状を抑えるリリーバーという2種の薬があります。症状が出た時だけリリーバーに頼るのではなく、日頃からコントローラーを使ってくださる患者さんのほうが、結果的に早期に薬自体を使わずに済むようになると思います。

―最後に読者へのメッセージをお願いします。

杉本先生をはじめとする諸先生方に助けていただきながら、患者さんお一人ずつに十分な時間をかけて丁寧な対応をさせていただきたいと思っています。現在は診察の専門科が細分化されているので、患者さんが自分に最適な医療機関を選ぶのは難しくなってきています。患者さんの状態を総合的に診て的確に判断し、適した医療機関へ振り分けることのできる医師はまだまだ数少ないのが現状です。当院は多少待ち時間こそ長めかもしれませんが、自分の専門外の症例でも次にかかるべき医療機関のアドバイスはできると思いますで、お気軽にお越しください。



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