公益財団法人東京都保健医療公社 東部地域病院

丸山 俊秀院長

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「東部地域病院」は、葛飾・足立・江戸川・墨田・江東・荒川区を中心とする区東部地区の中核を担う病院だ。1990年7月に東京都と東京都医師会が共同で設立した公益財団法人東京都保健医療公社が運営する医療機関として設立され、1998年には東京都で先駆けて地域医療支援病院として認定された。25年の節目を迎え、より明確に地域における役割と存在意義を打ち出すべく重点医療を含めた見直しを進めている。その改革の旗手が、2016年に着任した丸山俊秀院長だ。「地域の医療機関と連携してリアルタイムに課題を抽出し、求められる医療の提供に努めたい」と話す丸山院長がめざすのは、院内のみならず地域が一体となって患者を診る「チーム医療」。若くして医療先進国であるスウェーデンとイギリスに学び、豊富な臨床経験を有する丸山院長は、理想の医療を知るからこその柔軟なアイデアで改革を軌道に乗せつつある。
(取材日2016年1月27日)

めざすは「地域全体でのチーム医療」

―重点医療について教えてください。

開院当時は、地域に不足していた「救急医療」と「循環器医療」に注力していました。昨今では、「循環器医療」は近隣に循環器に特化した急性期病院ができたこともあり、患者数が減少していますが、現在でも重点医療の一つです。「救急医療」に関しても、二次救急医療機関として休日・夜間診療事業や救急搬送体制整備事業に積極的に取り組んでいます。特に夜間の小児医療需要は高く、多くのお子さんが当院の夜間救急を受診されますが、誠意を持って取り組み、患者さまとご家族に安心を提供していると自負しています。また、今後重点医療の一つとして取り組みたいのが、「がん医療」です。家庭の事情などで中央部の病院に行けない人や地域の患者さまのニーズに応えられるよう、腹腔鏡下手術の積極的導入等による技術の向上や、高齢化対策として色々な合併症、併存疾患をお持ちのがん患者さまの治療も可能な体制、設備の充実に取り組んでいきたいと思っています。

―設立から25年、さまざまな改革をすすめておられます。

開院から四半世紀。2~3年前からこの病院の停滞期を危惧しており、職員の一体感を取り戻し、病院を再活性化することが当面の目標です。具体的な取り組みとしては、救急診療体制の再整備、医療安全管理体制の充実、地域の医療機関との各論的医療連携の模索等です。「断らない救急」を確かなものとするため、4月からは救急隊勤務経験者に救急コーディネーターとして勤務していただき、救急隊と当直医との間の潤滑油として、受入れの円滑化を図る仕事をしていただく予定です。また、地域ニーズの高い小児外傷に対応できるよう、整形外科の独立当直体制も開始しました。医療安全の分野では、ささいな事故でも必ず検証委員会を開催。知恵を出し合い、再発防止策を明確にする文化を根付かせたいです。また、地域医療の課題を医師会の先生方と話し合うことで、新しい個々の問題だけに限った各論的連携を模索し、その数を増やしていきたいと考えています。



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