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佐久間剛 院長の独自取材記事

さくま歯科

(横浜市中区/伊勢佐木長者町駅)

最終更新日:2020/04/01

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港町ヨコハマの中でも有数の繁華街として知られる伊勢佐木長者町。平成25年3月4日、いつも大勢の買い物客で賑わっているイセザキモールのど真ん中で開業したのが「さくま歯科」だ。院長を務める佐久間剛先生は、祖父、父と続く歯科医師家系の3代目。より多くの人に貢献したいという思いから、横須賀の地で60年以上の長きにわたって治療を続けている実家の歯科医院を継がずに、敢えてこの地に城を構えたという熱き心の持ち主でもある。未就学児を持つお母さんたちにも安心して治療を受けてもらうために、院内に保育士常駐のキッズルームを設置するなど、柔軟な発想で歯科医師業界に新風を吹き込んだ、アイデアマンだ。
(取材日2013年5月8日)

地域に根差して貢献を続けていくという信念のもとに

歯科医師の家系の出身ということですが。

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祖父も父も歯科医師で、横須賀で2代、60年以上にわたって歯科医院を開業しています。そんな背景もあって、将来は歯科医師になるんだろうなあと幼い頃から漠然と思っていました。実は恥ずかしい話ですが、僕は乳歯の頃から歯が弱くて、痛い、噛めない、なんてことが度々あったんです。そんな時に父に治療してもらうとすぐに治って、『歯医者さんて、すごいなあ』と思って、父を尊敬していたというのもありましたね。僕は、幅広い年代の患者さんに来てもらえるような場所で開業して、長きにわたって地域に根差して貢献していきたいという思いが強かったので、こちらで開業することにしました。

大学は東京歯科大学でしたね。

僕は大学に入学する前から将来は開業したいという思いがあったので、大学では6年かけて様々な治療法を総合的に勉強しました。僕が卒業した時代は、研修医制度はなかったのですが、大学病院に残ることができたので、いろいろな診療科を見ることができ、非常にいい経験ができたと思っています。その後勤務した歯科医院では、1日に100人ぐらいの患者さんが来院する非常に評判の良い歯科クリニックたったんですよ。まずは手際よく診察するノウハウをその時に身につけました。患者さんに満足していただくためには、やはり話をしっかりと聞くことが大事なんだということも、この時期に学びました。次に横浜にあるインプラントをメインとするクリニックで勤務し、そのクリニックでは医局長を務め、一般的な治療からインプラントまで診てきました。そこで知り合ったドクターや技工士さんと月1回勉強会を開き、ともに症例研究をしています。

活気があって、人の多い場所ですね。

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横浜でも有数の繁華街、イセザキモールの中にありますから若い人や家族連れなど、常に人通りは多いです。実はこの場所に開業する前に横浜の歯科医院に勤務していたのですが、その当時、この近所に下宿していたんです。買い物や食事でこの近辺の店を利用することが多く、雰囲気のいいエリアだなとは思っていました。以前から将来は開業したいという考えを持っていましたので、歯科医院に対するニーズがある地域かということもその頃から意識していました。関内駅や日ノ出町駅からも近く、通勤の人も多い地域ということもあって、この場所で開業することに決めたわけです。スペース的にはちょっと狭いのですが、歯科医師は僕ひとりですので、患者さん一人ひとりとじっくりと向き合っていくには十分な広さです。

予防が一番。そのための工夫を

どんな患者さんが多いのですか?

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まだ開院して日も経っていないのですが、就学前の子供から80歳以上のお年寄りまで、たくさんの方に来院していただいています。元々全ての年代の方に対応したいと思っていたので、通路もバリアフリーにしました。車いすの方も来てくれていて、本当にありがたいことだと思っています。また、当院はショッピングモールの中にある歯科クリニックですから、買い物のついでに立ち寄ってくれる若いお母様たちが多くいらっしゃいますので、お子様連れの方にも安心して治療を受けてもらえるように院内にキッズルームを作りました。キッズスペースを設けている歯科医院は近くにもいくつかあるという話は聞きますが、当院は保育士が常駐していて、お子様を責任持ってお預かりしますので、安心して治療を受けていただけます。診察室にいる時にお子様の泣き声が聞こえてきたら、治療どころではなくなってしまいますからね。キッズルームは、未就学児を持つお母様たちには、重宝してもらえているようです。

今後、特に力を入れたい分野は?

患者さんの立場に立って、全てのリクエストに応えるように努力するのはもちろんですが、特に予防歯科に力を入れていきたいと思っています。歯科医院というのは歯が痛くなってから行くところではなくて、普段から歯の健康をチェックしに行くところだという考えを持っていただきたいのです。先日、厚生労働省が発表したデータを見たのですが、15歳以上の人の70%が口腔内に何らかの悩みを抱えているのに、実際に歯科に行く人は、その中の20%だそうです。痛みが我慢できなくなってから歯科に行ったのでは手遅れで、歯を抜くしかないなんてことも少なくないそうです。自分の歯とは70年から80年にわたって付き合っていくことになるわけですから、若いうちから早目の予防を心がけることはとても重要なことです。そういう意味でも定期的に歯科を受診しておけば、口腔内の健康も維持できますし、早期発見で治療期間も短くて済みます。予防の動機づけのため、当院では細菌検査を導入していますので興味をお持ちの方はいつでも聞いてほしいと思います。

歯を健康に保つために自宅でできる予防法を教えてください。

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やはり、歯磨きが大事だと思います。毎日の習慣になっているから歯磨きをするというのではなく、1本1本の歯を意識しながら磨くという気持ちが大事です。統計的に左側の歯はキチンと磨けているのに、右側はあまりていねいに磨けていないという方が多いようです。これは、右手で歯ブラシを持つ人が多いからかも知れませんが、右側もキレイに磨こうと意識するだけでだいぶ変わってきますので、右側を7、左側を3ぐらいの意識で磨くといいかも知れませんね。また、小さいお子様の場合は、お母様が磨いてあげていると思うのですが、ていねいに磨いてあげることも大事なのですが、お子様が痛がるポイントを踏まえて、磨いてあげて欲しいです。歯磨きが痛いものだという記憶が残ると、嫌いになってしまいますから。

全ては患者のために

器具も最新のものを導入しているそうですね。

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口腔内の状態や治療法を説明する場合に写真があった方が患者さんもわかりやすいだろうと思ったので、最新型のデジタルレントゲン、口腔内カメラを導入しました。実際に患部が見られれば治療の動機づけにもなりますからね。口腔内カメラ自体は、僕が大学生の頃からあって、決して珍しい機械ではないのですが、当時のものは画像が非常に見にくかったので、歯科医院ではあまり使用していなかったと思います。最近の口腔内カメラの写真はビックリするほどキレイですから、患者さんの評判もいいですよ。当院では治療に入る前のていねいでわかりやすい問診をモットーにしているので、今ではこのマシンは必需品になっています。診察の時は、口を開けた状態で横になってもらうわけですから、患者さんも最初は緊張すると思います。だからこそ治療に入る前の説明はていねいでわかりやすいものであるべきだと思っています。

患者も安心して治療を受けられますね。

治療中もリラックスしてもらえるように、診療スペースもできる限りゆったりと取ってあります。これから歯の治療が始まるというだけでも不安を感じるのに、狭くてきゅうくつな診療台に座らされたら、患者さんも尚更ストレスを感じると思います。当院の診療室には窓がないので、できるだけ明るくて清潔な雰囲気にしたいと思って、壁を白と水色にしました。若い人に限らず、年輩の人でも明るい方がリラックスできますから。まだ開業したばかりなので、キレイなのは当たり前なのですが(笑)。

先生のリラックス法を教えていただけますか。

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昔から音楽が好きで、以前は趣味でベースを弾いていました。バンド仲間とセッションすることを楽しみにしていた頃もあったのですが、昨年の7月に娘が生まれてからは、娘とどこかに出かけることが最高のリラックス法になっています。当院に常駐している保育士というのは、実は僕の妻なのですが、昼休みに3人でランチに行けたりすると本当にリフレッシュできて、午後の診察も頑張ろうという気持ちになれますね。家族が身近にいるということが、目線を患者さんと同じにするきっかけにもなっているように思います。患者さんに信頼され、地域に根ざしていけるクリニックにしていきたいと思います。

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