噛み合わせのゴールに向けて
MEAWを用いた矯正治療
沼袋ソレイユ歯科・矯正歯科
(中野区/沼袋駅)
最終更新日:2018/04/27


歯の矯正はしたいけれど、長期間かかるのは嫌……そんな悩みを抱える人は多いのではないだろうか。沼袋ソレイユ歯科・矯正歯科ではMEAWという複雑に曲げられた特殊なワイヤーを用いた治療を用い、歯を3次元的に動かすことで、治療期間を大幅に短縮。正しい噛み合わせに重点を置いたこの方法について、治療までの流れを院長に伺った。(取材日2013年11月27日)
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Q通常の矯正との違いは?
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A
ただ歯を並べるだけでなく噛み合わせのバランスを考えた「オーストリア咬合学」という理論に基づいた治療法で、一般的な矯正の真っすぐなワイヤーとは異なり、複雑に曲げられたワイヤーを使用します。
- Qどのようなワイヤーなんですか?
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A
ワイヤーに沿って歯が動くというのが矯正の原理ですが、3次元的に移動させたい場合に、真っすぐなワイヤーだと一度水平に動かしてから引っ張り上げますが、横の成分に対して縦のループが加わっているので、すべての歯を同時に3次元的に動かすことが可能。治療期間が短く、親知らず以外は抜歯せずに矯正できることがメリットです。
- Qループがあると目立ってしまいませんか?
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A
確かに見た目がシンプルでないところがネックといえるでしょう。そのネガティブな要素を払拭してくれるのが「ゴムメタルワイヤー」です。ループのない真っすぐなワイヤーで、しなやかさと剛性を併せ持つゴムメタルは、歯列矯正にはうってつけです。ループがないので見た目も気になりませんし、ループがぶつかることによる痛みなども解消できます。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1受付で記入した問診票をもとに治療の説明を受ける
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まずは受付で問診票に記入。診療室に呼ばれたら、問診票をもとに、治療の進め方について先生から説明を受ける。爽やかで優しい笑顔が印象的な金切先生になら、主訴や気になっていることを何でも気軽に相談できそうだ。
- 2口腔内検査で口内の状態を詳しく調べる
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口の中の状態をきちんと把握するため、レントゲン撮影をはじめ、虫歯、抜歯、歯周病の有無の確認や、顎の状態の検査などを実施。口腔内写真はもちろん、顔全体のバランスを診るために正面・側方からの顔貌の写真も撮影するそう。
- 3検査結果の説明を受けながらカウンセリング
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モニターにレントゲン写真などを表示しながら、詳しい口腔内状況の説明を受ける。「レントゲンは硬いものほど白く映るので、金属やピアスを着けている場合には真っ白く映ります。次に硬いのは歯なので歯も白っぽく、神経はやわらかいので黒く映ります」など、金切先生がわかりやすく解説してくれる。噛み合わせのバランスも自分の目で確認できるので、納得して治療に進めそうだ。詳しい金額の説明は、別室のカウンセリングルームで。
- 4歯の模型をつくり実際の治療へ向け基本精密検査を
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歯の型を採取して模型をつくる。顎関節に大きな問題がある場合には、提携する医院にある「アキシオグラフ」という検査装置を用い、そのデータをもとに治療計画を立てることも。アキシオグラフとは、顎の動きを、前・横・上の3方向から見たときの状態をグラフに表したもの。グラフ上で噛み合わせの正しい位置を見極め、治療のゴール設定をするために使用するそう。あまり例は多くないが、顎関節の状況を立体的に確認する必要がある場合には、CT撮影を行うことも。
- 5的確な診断の後、治療をスタート
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カウンセリングルームにて、口元、口の中、骨格のレントゲン写真などを示しながら先生が診断、治療計画書を作成していく。MEAWを用いた治療ならば、個人差はあるものの、治療期間は早ければ6ヵ月、通常で1年〜1年半程度だそう。
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。