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先進の機器と長年の経験を生かした
内視鏡検査

あんこうメディカルクリニック

(豊島区/池袋駅)

最終更新日:2020/01/06

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  • 保険診療

内視鏡検査には口または鼻から内視鏡を挿入して食道や胃、十二指腸などを検査する上部消化管内視鏡検査と、肛門から内視鏡を挿入する大腸内視鏡検査がある。その目的は粘膜の変化を見つけ、粘膜の一部を採取して顕微鏡で観察、粘膜を構成する細胞が良性なのか悪性なのかを判定すること。小さな悪性の細胞、すなわち「がん」を早期に発見することにも有用だ。小さな兆候を見つける検査だけに、検査を行う医師のスキルや知識と経験、内視鏡の性能など、さまざまなファクターが検査の質を左右する内視鏡検査。「あんこうメディカルクリニック」で、長年にわたって消化器疾患を診療してきた安康晴博院長に、内視鏡検査について話を聞いた。 (取材日2019年12月17日)

レーザー光源を搭載した内視鏡で微細な変化を見逃さないよう配慮し行う検査

Qこちらで行う内視鏡検査について教えてください。
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▲一枚一枚の画像を丁寧に撮ることを大切にしている

当院では、原則的に鎮静剤を使用し、上部消化管内視鏡と下部消化管内視鏡検査を行っています。大事にしているのは、一枚一枚の画像を丁寧に撮ること。レーザー光源搭載の内視鏡システムを導入し、白色光観察、BLI(Blue LASER Imaging)観察、LCI(Linked Color Imaging)観察、FICE(Flexible spectra Imaging Color Enhancement)観察と4つの方法による観察が可能です。LCI観察では、がんの発生母地である腸上皮化生がラベンダー色に写ります。その中の小さな白っぽいもの、黄色っぽいものを見逃さないよう細心の注意を払っています。

Qピロリ菌検査にも力を入れているそうですね。
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▲除去後も定期的に内視鏡検査を受けることを勧めている

2000年から胃潰瘍と十二指腸潰瘍がある場合のピロリ菌検査が保険適用になり、2010年には胃MALTリンパ腫 、特発性血小板減少性紫斑病、早期胃がんESDも適応となりました。さらに2013年には慢性胃炎にも適応され、胃、十二指腸潰瘍などの治療、胃がんの予防、感染経路の抑制に役立っています。ピロリ菌は虫歯菌と同じように、幼少期の母子感染がほとんどなので、ピロリ菌の感染がわかったら、本人の親や子どもも検査を受けることを推奨しています。ピロリ菌は一度除去すれば再発はほぼありませんが、がんを肉眼で確認するには10年かかるため、除菌後1年目から10年目までは定期的に内視鏡検査を受けることをお勧めします。

Qスタッフの方々も内視鏡検査を体験されているそうですね。
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▲内視鏡検査室には50インチの大型モニターが設置されてる

スタッフが自分で内視鏡検査を受けた経験があれば、患者さんへの説明もしやすいですし、説得力もあると思っています。例えば、レストランへ行ってその店のお勧めのメニューを聞いたとき、「自らが食べてみた中で、これをお勧めします」と言われると信用できますよね。スタッフは、毎日クリニック内で検査がスムーズに運んでいるのを見ていて、実際に検査を受けるときはどんな感じか知りたい、あるいは自分が検査を受けたら患者さんへの言葉も経験談として真実味があるものになると思ったのではないでしょうか、自然と検査を受けたいと申し出ていました。クリニックを支えてくれるスタッフの健康のためにも検査を行っています。

Q内視鏡検査に不安を抱く患者さんも多いのでは?
A
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▲患者が不安なく検査を受けられるよう配慮している

患者さんの不安な気持ちや苦痛を少しでも減らしてさしあげたいので、当院の内視鏡検査では原則的に鎮静剤を用いて行っています。患者さんがウトウト眠ったような状態の中で行うので、痛みや不安を感じにくいと思います。例えば、内視鏡検査が嫌になってしまい、次の年に検査を受けずにいて、その時に限って1cmぐらいのがんができてしまっていたら、その次の年に検査を受けたのでは内視鏡手術ができずに、開腹手術になってしまう可能性もあります。そういった事態を避けるためにも、患者さんが不安なく検査を受けてもらえるように心を配っています。

Q内視鏡検査で見つかる疾患で、最近気になることはありますか?
A
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▲気軽に検査を受けてほしいと話す院長

最近、機能性ディスペプシア症という病気が増えていると感じています。概念としては新しく、正式に保険適応になったのは2013年からです。内視鏡検査をしても症状を説明できる原因が見つからない、きれいな胃なのにもかかわらず、まるで胃が悪い人であるかのような症状が出る病気です。患者さんは胃が痛い、おなかが張る、胃がもたれるなどの症状で受診するわけですが、消化器内科の医師でなく、一般内科では胃薬を処方されてしまいます。これは胃の病気ではないので、胃薬は効果がありません。機能性ディスペプシア専用の薬があるのですが、これは内視鏡検査を受けた人にしか処方できない薬なので、まずは検査を受けてもらうのが前提ですね。

ドクターからのメッセージ

安康 晴博院長

内視鏡検査を受ける基準としては、内視鏡検査所見説明と画像を頂ける医療機関で受けることをお勧めします。画像を渡すということは、自分の検査に自信を持っており、どこへ出しても恥ずかしくない写真であるという証だと思いますね。

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