一人ひとりに合った方法を提案
クリニックで受けるホワイトニング
上十条歯科
(北区/十条駅)
最終更新日:2023/09/15


- 自由診療
歯のホワイトニングに興味があるという人でも、いったいどういう施術を行うのか、痛みはないだろうかと不安がつきまとうもの。JR埼京線・十条駅から徒歩1分の「上十条歯科」では、坪野慶弘院長の方針により、施術に関する疑問に対し、カウンセリングを丁寧に行い、患者が納得した上で施術を行うことを徹底している。また、ホワイトニングに適さない歯の状態であれば、必要に応じて虫歯治療や、徹底した歯面清掃(PMTC)を行うため、口腔トラブルの予防にもつなげている。坪野院長に、ホワイトングの概要と、実際の施術の流れについて話を聞いた。
(取材日2023年9月8日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qホワイトニングの種類について教えてください。
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A
クリニックで行う「オフィスホワイトニング」と、患者さんがご自宅で行う「ホームホワイトニング」の2種類があります。オフィスホワイトニングの場合、高濃度の薬剤を使い、機器で光を照射して行います。一方、ホームホワイトニングは、マウスピース状のトレーを作製し、低濃度の薬剤を使用してご自分で歯に薬剤を塗布して行っていただきます。また、「デュアルホワイトニング」といって、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを並行して行うこともできます。オフィスホワイトニングは濃度の高い薬剤を使用する分、施術中に歯にしみることもあるため、知覚過敏の方はまずホームホワイトニングから行うと良いでしょう。
- Q期間はどのくらいかかるのでしょうか?
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A
まずは、最初に丁寧にカウンセリングを行い、その後、施術を行っていきます。施術期間は最大6ヵ月です。歯の色が元に戻ってしまう「後戻り」を考えると、3ヵ月に1回くらいのペースでホワイトニングを続けることを推奨しています。費用については、薬剤のほか、ホームホワイトニングであればマウスピーストレーの料金などもすべて含んだ料金設定となっています。
- Q施術後に気をつけることはありますか?
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A
施術直後は、歯に色がつかないように、ワイン、コーヒー、カレーといった色の濃いものを食べないように指導します。食べてはいけない食材は一覧にして用紙でお渡しするようにしています。施術後に歯がしみたり痛んだりする人には、専用の歯磨剤をお渡しし、あまり強く磨かないよう、注意するようお願いしています。それでも痛みが残る人は、クリニックで知覚過敏のための薬を塗布することも可能です。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1カウンセリング・要望のヒアリング
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初診では、患者が希望する歯の色味についてヒアリングを行うほか、費用や施術内容について納得して受けてもらうため、カウンセリングの時間を長く取っている。また、患者がホワイトニングに適応しているかというのも確認のポイント。知覚過敏がひどい、歯にクラック(破折線)がある、また妊娠中である場合などは、ホワイトニングを見送ることもあるという。
- 2診察・口腔内診査
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歯科衛生士が口腔内を撮影。診察を行い、虫歯がある場合は、その治療を優先する。また詰め物やインプラントがある場合は、施術後に、ホワイトニングした歯の色に合わせて入れ直すこともあるという。また、歯の汚れが多い場合にはホワイトニングがしにくいため、徹底した歯面清掃(PMTC)を行う。
- 3仕上がり見本を参考に説明
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歯科衛生士の問診により、患者がどれくらい歯をホワイトニングしたいか、色見本を見て決めてもらうシェードテイキングを行う。また、期待できる施術後の写真なども参考にしてもらうこともあるという。希望するホワイトニングの程度によって、その後の施術回数を決定する。
- 4施術スタート
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オフィスホワイトニングの場合、薬剤を塗布して、5分1セットで2回、光照射を行う。その他、口腔内の洗浄時間なども含め、約1時間の施術時間を見込む。ホームホワイトニングの場合、患者がマウスピースに薬剤を入れ、2時間行う。食後、歯磨きをした後などに、2日に1回程度のペースで行う。
- 5定期メンテナンス・経過観察
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施術直後は色の濃いものを食べないようにするなど指導を行う。ホワイトニングはその色をずっと保つことはできず、「後戻り」が生じる。3ヵ月に1回程度のペースでホワイトニングを継続していくことをお勧めするという。
自由診療費用の目安
自由診療とはオフィスホワイトニング、ホームホワイトニングいずれも2万2000円(1回)、PMTC/8800円