メンタルクリニック赤とんぼ

メンタルクリニック赤とんぼ

高橋 えみ子院長

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埼京線十条駅より徒歩4分、バス通り沿いのビル2階に赤とんぼのマークが描かれた窓が見える。女性と子どものための心療内科「メンタルクリニック赤とんぼ」を訪ねると、優しい色合いのインテリアに囲まれた心安らぐ空間が迎えてくれた。小児科の医師として20年以上のキャリアをもつ高橋えみ子院長が開業したこのクリニックでは、1人40分の保険診療カウンセリングで患者の話をじっくり聞いていく。心療内科としては他にはない診療スタイルで多くの患者が無理なく通院して症状を改善しており、遠方から訪れる患者も多い。今回の取材ではクリニックでの診療や高橋院長の思いについて、ゆっくりと話を聞くことができた。
(取材日2016年11月25日)

小児科での経験から、心の診療の必要性を感じて

―アットホームな雰囲気のクリニックですね。

開業は7年前の2009年、クリニック名は私が出している唯一の絵本「とんぼの願い」にちなんで「赤とんぼ」とつけました。ここは病院のような雰囲気ではないので、よくお子さんに「ママのお友達の家?」と言われます。そして、誰と一緒に来ても大丈夫。夫婦一緒にカウンセリングを受けたり、子どもと一緒に来る方も多く、子どもが泣いても喚いても飛んだり跳ねたりしても全然構いません。セルフサービスのお茶とお菓子、マッサージ機も置いているので、ゆっくりとくつろいでいただけたらと思います。

―クリニックの診療の特長をお聞かせいただけますか。

うちは診れる病気と診れない病気、使える薬と使えない薬を線引きしています。診れる病気はうつ病、パニック障害、不安障害、自律神経失調症、不眠症などで、診れない病気は統合失調症、パーソナリティ障害、認知症、強迫性障害、躁うつ病など。また、他の精神科や心療内科では診れない、または苦手かもしれないもので、不登校、いじめ、親の虐待、子育てに悩む親などの問題はうちでは得意としています。通常は他の精神科は、医師の診療がだいたい5分くらい。臨床心理士を雇っていれば並行してカウンセリングを行いますが、それが自費になるんですね。うちでは私が一人二役、保険適用の診療のでカウンセリングを行っておりますので、カウンセリング代は無料です。1人40分の完全予約制で1日最大10人を診療します。

―先生のご経歴や開業のきっかけをお聞かせいただけますか。

開業前までは小児科の医師として25年間、あちこちの病院で勤務してきました。小児科には不登校やいじめ、虐待、ストレスから身体に症状がおきてしまう心身症など、そういう子もたくさん来ていて、身体だけ診ていては見抜けない、治療ができないこともあり、次第に、心も身体も両方診れるようにならないといけないと思うようになりました。仕事の休みを利用して、木下敏子先生(小児科・家族療法家)のところへ弟子入りし、家族療法というカウンセリングを学ばせていただきました。私は臨床心理士ではないですが、保険診療で薬の処方もできるカウンセラーとなりました。7年前、開業と同時に心療内科に転身し、今の診療スタイルを築いたんです。

記事更新日:2017/06/23

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