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石田 康郎 院長の独自取材記事

南ときわ台歯科

(板橋区/ときわ台駅)

最終更新日:2023/11/27

石田康郎院長 南ときわ台歯科 main

ときわ台駅より徒歩3分の場所に「南ときわ台歯科」はある。2008年に開業して以来、地域に根づいて診療を行い、患者の歯の健康を守ることに尽力してきた。石田康郎院長は、一般歯科診療から矯正、審美歯科まで幅広い診療を手がけている。予防の重要性から患者の意識が向上するよう、石田院長が粘り強くアナウンスを続けたことが実を結び、近年では予防のために継続的に通院する患者も増えてきたという。「プロとして、患者に応えられる歯科医師でありたい」と話す石田院長。常に学び続け、情報のアップデートにも余念がない。歯科診療へ日々惜しみない努力を行うだけでなく、患者と時間をかけてコミュニケーションを取り、向き合うことも大切にしている。そんな誠実な人柄の石田院長に、歯科診療や地域への想いをたっぷりと聞いた。

(取材日2023年9月15日)

常に学び続け、質の高い技術で患者のニーズに応える

開業から患者さんのニーズにも変化があったと思いますが、最近ではどのような主訴が多いですか?

石田康郎院長 南ときわ台歯科1

最近ではお口を開けた時の歯の形を気にする若い方が増えてきたなという印象があります。お電話での問い合わせも多いですね。ニーズの高まりもあり、当院では成人の方を対象とした矯正に力を入れています。矯正というと長い時間がかかるイメージがあると思いますが、5ヵ月以内という短い期間で終了することがめざせるマウスピース型装置を用いた矯正を取り扱っているので、早く終わらせたいと考えている方や、働き世代で忙しく、クリニックにこまめに通えないといった方の需要は高いと感じます。お仕事をしていながらでも負担なく矯正が受けられるというのは、メリットとして大きいと思いますね。

石田院長の診療に対するポリシーを教えてください。

歯科医療の分野は常に進歩していますから、講習会などの勉強の場には欠かさず行っています。勉強はずっと続けていますね。プロフェッショナルとして、患者さんから何か聞かれた際に「知りません」では済まされません。常に新しい情報や技術を取り入れるのは当たり前のことだと思っていますので、そこに対する努力は惜しみません。また、患者さんの話にじっくりと耳を傾けることも大切にしています。この姿勢の根本には、私の家族の患者さんへの向き合い方が大きく影響しています。私の両親が医療系の仕事をしていたのですが、勉強をして努力を続けて、患者さんの話を親身になって聞いて治療をする……そんな姿をずっと目の当たりにしていたので、私も自然とそうなったのだと思います。

診療時はどういったことを心がけていますか?

石田康郎院長 南ときわ台歯科2

この辺りは都心とは違い、時間の流れが比較的ゆったりしていますので、その患者さんが望む治療、必要のある治療を時間をかけてしっかりと行えていると感じます。例えば痛い部分があって来院された方に対して、痛みを取る治療を行うだけでは、患部を治すことはできても、その後もお口の健康を維持していくという意味での治療はできていないと思うんですね。ですので、鏡で見ていただきながら、今歯がこういう状態で、こういう治療が必要で、どのように治療を進めていくのか、といった説明を丁寧に行うことを常に心がけています。そうすることで、お口全体の健康に対する患者さんの意識も上向いていくのではないか、と考えています。

予防の重要性を呼びかけ、口腔全体の健康意識を高める

予防に力を入れていると伺いました。患者さんに変化はありますか?

石田康郎院長 南ときわ台歯科3

予防に目を向けてくださる患者さんが多くなったと感じます。定期的に受診をして歯石を取るとか検診を受けるといったことを、患者さんのほうから積極的に言ってくださる方が増えてきましたね。3ヵ月から4ヵ月に1度のペースでメンテナンスを行うのですが、もしその間に虫歯に罹患したとしても、小さなうちに見つけることができます。そうすると少ない治療で済み、治療にかかる費用負担も軽く済みます。ただ、現代は皆さん忙しいので、患者さん自身もわかってはいるけれど、定期的に通う時間がないということは往々にしてあると思います。それは歯科医師の使命として、お口に対する健康意識を高めていけるよう、今後も粘り強く呼びかけてきたいです。

予防では歯科衛生士さんの存在も大きいと思いますが、同院ではどのような役割を担っているのでしょうか?

基本的に歯科衛生士がクリーニングなどのメンテナンスを行いますが、気になる症状がある場合は私も診ます。当院で働いている歯科衛生士は、若い者もいますが、長く働いているベテランの歯科衛生士もいます。どのスタッフも患者さんにしっかりと対応してくれていて、頼りにしているんです。メンテナンスで継続して通ってくださっている患者さんは、診療にあたる私以上に歯科衛生士と時間を共有しているので、何かあった際に患者さんとしては私より歯科衛生士のほうが話しやすいんですね。連携を密に取り、何かあった際はすぐ私も診る、というサイクルが円滑に回っているので、患者さんとしても安心していただけると思います。

他に力を入れている治療はありますか?

石田康郎院長 南ときわ台歯科4

歯の色や見た目の美しさを重視される方には、セラミックを使った治療を積極的に行っています。希望される方は若い女性が多いですが、最近は若い男性も増えてきています。セラミックは審美性の高さが期待でき、歯の色も自然の歯のような仕上がりがめざせます。例えば以前歯の間の虫歯を治療していて、見た目がつぎはぎ状態になっている場合などに、セラミックはお勧めですね。

地域に根づき、患者に寄り添った医療を提供したい

設備面も充実していますね。こだわりはありますか?

石田康郎院長 南ときわ台歯科5

3Dスキャナーを導入したことで、歯列矯正の経過予想を可視化できるようになりました。患者さんが、最終的なゴールをイメージしやすくなるのは大きいですね。患者さんが持つイメージと、実際とのすり合わせができますから、矯正後のギャップが起きにくいんです。また、矯正後のイメージが湧かなくて、一歩踏み出せない方にも、「このような歯並びになるならやってみたい」と前向きに捉えていただけると思います。今の状態と、実際にどうなることが期待できるかが目で見て確認できるというのは、大事だと思いますね。

今後の展望をお聞かせください。

当院の患者さんは、地元の方がほとんどです。その患者さんたちに支えていただいているので、この地域に根づいて今後も診療していきたいですね。地域の行事にも積極的に参加していきたいと思っています。診療がありますのですべてに参加することは難しいかもしれないですが、できる限り顔を出して、地域の皆さんと交流していきたいですね。診療では、日々勉強をして新しい情報を取り入れ、わからないということが決してないように、常に地元の皆さんのニーズに応えられるようにしたいです。健康のためにジョギングを続けているのですが、周りからは50代にしては体が引き締まっていると言われるんですよ。自分自身の健康も維持して、地域の患者さんのために、できる限り長く診療を続けていきたいと思っています。

最後に、地域の皆さんに向けてメッセージをお願いします。

石田康郎院長 南ときわ台歯科6

歯科医師の仕事は穴を埋めるとか詰めるといったことだけではなくて、継続して体の状態を診ていくということが重要なのだと、近年ますますその想いが強くなっています。お口の中の状態は、体全体の調子のバロメーターのようなところもあると思うんですね。胃腸の調子がすぐれないと口内炎ができやすくなるように、体の状態と密接に関わっています。お口の健康は、ひいては体の健康にもつながっていくと思います。また、予防で継続的にご来院いただいていると、些細な変化にも気づくことができます。例えば歯周病は、自覚症状が出たときには手遅れであることが多いので、若いうちから予防の意識を持っていただくことは、本当に大切です。当院では来院しやすいよう、インターネット予約にも対応しています。どうぞ気軽に相談してください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/49万5000円~、セラミックの詰め物/5万5000円~、セラミックのかぶせ物/11万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/55万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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