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天野歯科医院

天野歯科医院

天野 高志 院長

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「天野歯科医院」は、成増の町に深く根付いた頼れるクリニックとして、古くから親しまれてきた。院長を務めるのは、穏やかで落ち着いた雰囲気が印象的な天野高志先生。歯科麻酔の奥深さと重要性に惹かれたという天野先生は、大学病院で研究に打ち込む一方、若くしてこの医院を開業。以来、地域の歯科医療を支えるかかりつけ医として忙しい毎日を重ねてきた。「若い頃は理想に燃えていたから、今から考えると患者さんにも厳しかったかもしれません」とほほ笑むが、現在では包み込むような優しい物腰で治療にあたっている。歴史を感じさせる建物と内装。数多くの患者と接してきた天野先生の歯科医療への思いが、静かに漂っているように感じられる。
(取材日2013年6月10日)

歯周疾患と糖尿病の関連性に注目し症状を未然に防ぐ

―開業に至るまでの経緯を教えてください。

日本歯科大学を1976年に卒業し、1982年まで母校の附属病院の医局に所属していました。専門は歯科麻酔。いわゆる全身麻酔を含む全身管理の研究をしながら、臨床経験を積みました。口腔外科の手術に対する麻酔が多く、時には悪性腫瘍の手術にも関わりましたし、障害をお持ちの患者さんの治療には特に重要な役割を担い、毎日の臨床にあたっていました。高齢の患者さんは、歯だけでなく他にいろいろな病気を持っている場合が多いので、麻酔のことがわかっていれば、体全体の健康を診ることができるんです。今後、高齢化がますます進む中で、その必要性はさらに高くなっていくと思います。

―麻酔の知識や技術は、開業されてからも役立っているのでしょうね。

患者さんに何かあったときにも、的確に対応できるということは大きいと思います。これは大学病院でのことでしたが、心停止に陥ったときにも冷静に対応し、最悪の事態を招かずに済みました。このクリニックにも、循環器や心臓の疾患をお持ちの患者さん、あるいは脳梗塞になったことのある患者さんなどもいらっしゃるのですが、麻酔のことがわかっていれば、不測の事態に対する自信にもなりますし、それは患者さんにとっても安心につながるのではないでしょうか。

―開業はいつ頃のことでしたか?

1978年ですね。最初の2年半ほどは、大学病院との掛け持ちでした。医局に在籍しながら、同期の歯科医師に協力してもらって医院を立ち上げたのです。私は普段は医局で麻酔を、週2日の夜間と週末は当院で一般歯科の診察にあたるというパターンでした。

―長い歴史があると、高齢の患者さんも多いのではないでしょうか?

そうですね。私もこのクリニックも、患者さんとともに年齢を重ねてきた、という実感はあります。そんな中最近感じることは、歯周疾患と糖尿病の関連です。実は大学にいた30年以上前から気がついて、内科の医師ともいろいろ話し合っていたのですが、歯周疾患と糖尿病には密接な関連があるということです。最近やっと注目されるようになりましたが、臨床的にはかなり以前から議論があったのです。

―具体的にはどういうことでしょうか?

歯周疾患が悪化することで糖尿病を誘発することもあるし、糖尿病を発症したために歯周疾患が進行することもあるということ。可能性としてはその両方があるんですね。血糖値が上がると感染しやすくなって、歯周菌が活発化して歯周疾患が進む。そこで管理をしっかりしないと、菌が体に入ってきて糖尿病が悪化するわけです。場合によっては心臓にも悪影響が及びかねません。ですから医科と歯科の双方向から治療するアプローチが必要になります。問診の時に糖尿病があるとわかった患者さんには、まずそういうことの説明をして自覚を持っていただいています。



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