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三枝松 達広 院長の独自取材記事

みえまつ歯科医院

(練馬区/光が丘駅)

最終更新日:2019/10/15

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練馬区光が丘。緑豊かな駅前を抜けて東に5分ほど歩くと、「みえまつ歯科医院」の白い外観が見えてくる。1988年から地域に根差した診療を続けている同院は、12月5日にリニューアルオープンしたばかり。2014年から院長を務めている三枝松達広先生は、「歯科医師が良いと思うことを押しつけるのではなく、患者さんの求めることをかなえることがゴール」という姿勢を大切にし、患者の話にとことん耳を傾ける誠実な人柄が魅力的だ。根管治療をはじめとする保存治療にも力を入れていて、他院で抜歯を勧められた患者がホームページなどを見て来院するケースも多いという。そんな三枝松院長に、診療に対する思いを中心にたっぷりと語ってもらった。
(取材日2018年12月11日)

保存治療を駆使した「抜かない治療」を積極的に導入

前回の取材から4年ほどたちますが、何か変わったことはありますか?

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1988年に先代が開業してから築30年ということで、場所はそのままでクリニックの建て替えをしました。前のクリニックが白をイメージカラーとしていたので、それは踏襲して新しいクリニックも白を基調としています。診察室は清潔感を大切にして白一色で統一して、待合室だけは歯科医院っぽくない落ち着いた雰囲気に仕上げてもらいました。建て替え工事をしている半年間も仮の診療所で診察を続けていたので、患者さんも途切れることなく診続けることができたのは良かったですね。リニューアルして1週間ほどですが、クリニックがきれいになって皆さん喜んでくださっていると思います。新しい患者さんも増えましたし、おかげさまで今は予約がいっぱいの状態です。

設備面で新しくなったことはありますか?

数年前にデジタルエックス線システムを新たに導入しました。従来のエックス線装置と比べて放射線量も大幅に少なく、画像もきれいなので、スピーディーな診断ができるようになりました。現像液や定着液などの廃液の処理も不要で、環境にも優しいんですよ。それから、3、4年ほど前からはレーザー治療も始めました。今までの歯科治療で行っていた歯を抜いたり削ったりという方法ではなく、レーザーを当てて治療をします。虫歯治療はもちろん、口内炎や知覚過敏、歯茎の色のケアや、歯周病の進行を遅らせることも期待できますし、土台をしっかりさせることが大切な自分の歯を長く維持することにつながると考えています。何か歯に問題が起きた時、やっぱり歯を抜くというのは誰でも嫌ですよね。当院では、歯を抜かない「保存治療」にも力を入れているので、他の病院で抜歯を勧められた患者さんがホームページを見て来院することも多いんです。

保存治療について、もう少し詳しく教えていただけますか?

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保存治療は私が大学時代に専門として勉強していた分野で、今も大切にしている部分です。虫歯や、虫歯を放置したことによる歯の根の病気、歯を支える骨がなくなってしまう歯周病など、歯を失う原因にはさまざまなものがあるんですが、残せる可能性がわずかでもある歯は、抜かずに残せるようできる限り努力しています。具体的には、歯の欠損部分を補修する「保存修復」、歯の神経の病気を治療する「歯内療法」、歯を支える組織の病気を治療する「歯周療法」などの保存療法を駆使して、歯を抜くことなくいつまでも自分の歯で噛めるように治療を行います。最近は治療技術も進歩していますので、重度の虫歯や歯周病でも適切に治療をすることによって、抜歯をしなくても済むようになりました。大切なのは早期発見・早期治療ですので、定期的なメンテナンスはもちろん、気になる症状がある場合には、手遅れになる前に相談に来てほしいと思います。

患者の思いを尊重し、幅広い選択肢を提示する

どのような患者さんが通われていますか?

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先代の頃は高齢の患者さんが多かったんですが、僕の代になってからは若い患者さんも増えてきました。今は、小さなお子さんからお年寄りまで幅広い層の患者さんがいて、家族で通われている方も多いですね。地域柄もあるのか、この辺りにお住まいの方は先進的な新しい治療というよりも、昔からの治療を好まれる方も多いんです。歯科医師側が理想とすることと、患者さんが求めていることがいつも同じとは限らなくて、そんな時には患者さんが望むものを提供することを第一としています。先進的な治療をどんどん取り入れることよりも、地域に根づいた医療を大切にしたいと思っているんです。

診療の際にはどのようなことに気をつけていますか?

患者さんの話をとにかくたくさん聞くということですね。検査をする時間と同じように、話を聞くのにもしっかりと時間をかけるようにしています。患者さんが何を考えているのか、何を求めているのかを話をする中でくみ取って、一人ひとりのニーズに合わせた治療をしていきたいと思っています。大学病院にいた頃の自分もそうだったんですが、優秀な先生ほど「僕の言うとおりにしていれば大丈夫ですよ」となりがちなんです。でも実際にはそれがすべてではないですよね。自分が良いと思うことを患者さんに押しつけたり、自分の信念を貫いたりするのではなく、患者さんの思いを優先することが大切なんです。正直に言えば、自分がやりたい治療をやれないというもどかしさを感じることもありますが、患者さんの立場を考えて、「患者さんの求めることをかなえることが治療のゴール」だと今は考えています。

臨機応変に対応する柔軟性が強みでもあるわけですね。

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そうですね。すべての患者さんが先進的な治療に抵抗があるというわけではないので、新規の患者さんの中には、歯の色や歯並びを気にしたりする方もいるんです。そういう患者さんにはもちろん先進的なケアを行います。大切なのは患者さんの希望する診療を提供することですから、診療の方向性は柔軟に対応できるようにしています。例えば、自分が本当は歯を抜くのがベストだと思っていても、患者さんが食事もできるし抜きたくないと言うのであれば無理に抜く必要はないんです。もちろんその場合は、痛みを取り除いてできるだけの治療をします。それで数年後にやっぱりその歯が駄目になってしまっても、その時には患者さんも納得して抜歯をするはずです。患者さんのほうからこうしてほしいと言うまで見守ることも必要だと思っています。

新旧の治療を融合させながら地域医療への貢献をめざす

ところで、先生はどうして歯科医師をめざしたのですか?

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祖父母と父親が歯科医師だったということもあって、歯科医師というのは私にとって身近な職業でした。子どもの頃は、患者さんに感謝される父たちの背中がとても頼もしく思えていました。親たちから歯科医師になるように言われたことはあまりありませんでしたが、その代わり自分の手を動かしながら考える訓練を子どもの頃からやらされていたように思います。プラモデルやジグソーパズルなどをよく買ってくれたんですが、ほとんどが自分の手で作るものばかりですよね。そのおかげか、細かな作業は苦痛ではなく、むしろ好きになりました。自然と親にレールを敷かれていたのかもしれませんね(笑)。

リニューアルされたばかりでお忙しい日々だとは思いますが、お休みの日には何をされていますか?

今はシーズンオフですが、野球が好きなので観戦に行きます。休みの日は神宮球場へ行くのが楽しみなんです。あとは、子どもがまだ小さいので家族サービスも一生懸命していますよ(笑)。

最後に、今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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現状をしっかりと維持しながら、今まで大切にしてきたものをこれからも踏襲して地域に貢献していきたいと思っています。もちろん新旧を大切にするという意味では、インプラント治療をはじめ新しい治療も提案していきたいですね。そのためにも、勉強をしっかりとしているところです。気になる症状があれば、まずは気軽に相談にいらしてください。しっかり話を聞いた上で、一緒にどうするべきかを考えていきたいと思っています。

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