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竹腰 尚正 院長の独自取材記事

マイスター春日歯科クリニック

(練馬区/練馬春日町駅)

最終更新日:2024/04/23

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック main

都営大江戸線練馬春日駅から徒歩2分のビルの3階にある「マイスター春日歯科クリニック」。「来院中に1回は笑って帰ってほしいんです」と話すのは、2021年から院長を務めている竹腰尚正先生。竹腰先生の優しい笑顔と快活なキャラクターが、院内の明るい雰囲気をつくり出している。一般歯科や小児歯科、かぶせ物の治療から、矯正歯科やインプラント治療まで患者のニーズに幅広く対応する同院。先進のデジタル機器も導入し、患者の不快感に配慮するとともに、より精密な治療を提供している。木曜以外、土日も20時までという通いやすい診療時間設定も魅力の一つだ。近隣住民がなんでも気軽に相談できる歯科クリニックでありたいという竹腰先生に、診療へのさまざまな思いを聞かせてもらった。

(取材日2024年3月28日)

各治療を専門とする歯科医師が在籍し、他院とも連携

竹腰先生は2021年4月に院長に就任されたのですね。クリニックの治療方針を教えてください。

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック1

私は大学での研修が終わった後すぐに、当院で働き始めました。理事長の遠山敏成先生は、かぶせ物や入れ歯、審美歯科、インプラント治療などを得意としていますが、まずは基本的な治療、虫歯や歯周病をしっかり治療して、歯磨きもきちんと行えるようになってから初めて、次のステップへ行きましょうというスタンスなのです。私は遠山先生のもとで育ってきましたので、同じような考えを持って治療にあたっています。単純に悪くなった部分だけを治すのではなく、根本的な原因を探り、元を正すことを前提に、患者さんの歯を末長く保てるような治療を行っています。

現在の診療体制を教えてください。

理事長と私を含めた4人の歯科医師が常勤で在籍しており、日曜日だけ非常勤の先生に来てもらっています。また、矯正歯科やインプラント治療においてはそれぞれの専門の先生がおり、難易度の高いケースの対応をお願いしています。歯科医師間での情報交換も盛んなので、日々新たな知識や情報を得ており、その中から治療に取り入れるもの、そうでないものを皆で議論して振り分けることで、クリニックのアップデートにもつながっていると感じています。緊急の場合や手術、精密検査が必要な場合の紹介先はもちろん、当院では対応が難しい症例は他院の専門の先生にお願いしたり、逆にかぶせ物の対応をお願いされることもあります。他院とスムーズな連携が図れているところも、当院の良さの一つだと考えています。

主にどのような患者さんが来院されていますか?

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック2

この辺りは住宅街なので、近くにお住まいの方がほとんどです。お仕事の都合で引っ越されてきた方も多いですね。当院は、祝日はお休みをいただいていますが、木曜日のみ14時まで、それ以外は日曜日も含め夜20時まで診療していますので、どんな方でも通っていただきやすいのではないでしょうか。歯が生え始めたばかりの赤ちゃんの頃から来てくれている方もいますし、92歳の方も来院いただいたことがあります。幅広い世代の方がいらしています。患者さんの症状で多いのは、歯周病の方や虫歯の方、そしてかぶせ物が取れた方で、この3つが9割を占めています。また、最近は睡眠時無呼吸症候群の問い合わせも増えてきました。当院では寝ている間に顎が下がって気道がふさがるのを予防するため、マウスピースを使った治療を行っています。

不快感の軽減と精密な治療のため、デジタル機器を活用

特に、力を入れている診療はありますか?

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック3

セラミック治療による詰め物やかぶせ物です。セラミックと聞くと、見た目をきれいにするための治療とイメージされる方も多いと思います。もちろん審美性も大切ですが、保険内で対応できる銀歯やプラスチックと比べて、断然劣化しにくい材質の良さから、私たちはセラミック治療を推しているのです。また詰め物やかぶせ物を装着すると、二次的な虫歯や歯周病のリスクを伴うことになります。しかし、セラミックは歯との適合性が高いので、自分の歯と詰め物やかぶせ物とのすき間が少なく、そのリスクを低減できるところも、大きなメリットです。セラミックを使うことで、長い目で見た時に患者さんの負担軽減につながると思います。

かぶせ物などの治療では、どのようなことを意識されていますか?

最も気をつけていることは、噛み合わせのチェックです。最終的なかぶせ物を入れる前に、一時的に仮歯で生活を送っていただきます。その中で、記録された歯の削られ方をもとに仮歯を調整。噛み心地を確認した後に細かい形態を決定し、かぶせ物の製作に入ります。一度治療したら次がなくて済むよう取り組んでいるため、どうしても時間がかかってしまうこともあり、患者さんにはご協力いただかなくてはならないところでもあります。

設備面でのこだわりはありますか?

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック4

先端のデジタル機器を導入しているところも、当院の特徴です。例えば、口腔内スキャナーを取り入れており、症状などによりこれを使って歯の型採りを行う場合もあります。撮影時間も短く、とてもスムーズです。また、従来の印象材を使った型採りが一切なくなるので、患者さんが感じていた吐き気や不快感といった負担を軽減できることが一番のメリットですね。私たちにとっても噛み合わせの確認などを、精度高く行うことができるため、より良い結果につながっています。

マイクロスコープも設置されていますね。

マイクロスコープは今のところ1台、一番広いユニットに設置しており、特に根管治療の際に活用しています。奥歯にいくほど暗い根の中を治療しなければなりませんが、歯はとても小さく、当然肉眼でははっきりとは見えません。しかしマイクロスコープを使うことで、私たちが見たい歯の根の中に光を通し、拡大した画像を見ながら治療を行うことができます。今までわからなかった問題や感染源に直接アプローチでき、より適切な治療につながるのです。また、かぶせ物をつくるために歯の形を整える際、肉眼では滑らかでも、拡大して見ると削った部分がガタガタになっていることもあります。その精度を上げるためにも、マイクロスコープが役立っています。

来院中に1回は笑って帰ってもらいたい

先生が歯科医師を志したきっかけを聞かせてください。

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック5

両親が薬剤師をしており、近所の歯科医院の調剤を受けていたので、幼少期から歯科医師が身近でした。その歯科医院の先生は、私のような体格の大きい人だったのですが、とても優しい方で「なんか、いいな」と幼心に感じていました。6歳上の姉が歯科医師になったこともあり、私も同じ道に進むことを決意。勤務先を当院に選んだのは、正直な話、自宅が同じ大江戸線沿線で通いやすそうだと思ったからだったのですが(笑)。面接でお会いした遠山先生のお話がすごく面白く、クリニックの雰囲気も良かったので、すぐに「ここで働きたい」と思いました。

患者さんと接する際に、どのようなことを心がけていますか?

これは私個人の話にはなりますが、患者さんに来院中に1回は笑って帰ってもらえたらいいなと思っています。医療機関は、そもそも好きで来られるところではないですよね。なので、少しでも楽な気持ちで来てもらいたいという思いで患者さんと接しています。クリニック全体としては、患者さんに「こんなつもりじゃなかったのに」とは絶対に思わせないよう、きちんと説明を行った上で、患者さんの希望と医療面での専門的な部分との擦り合わせを丁寧に行うよう心がけています。患者さんにご理解いただき、ご自身で選択してもらった上で治療を行っています。

お忙しい毎日かと思いますが、趣味を楽しむ時間などはありますか?

竹腰尚正院長 マイスター春日歯科クリニック6

そろそろ体を労っていかないとという思いから、最近ジムに行き始めました。はじめは上級者が通うような本格的なジムに契約して、気合を入れて始めたのですが続かなくて(笑)。自宅の近所にあるジムに「30分くらいでいいや」と気楽な気持ちで毎日通っています。良いリフレッシュになっています!

最後に、読者の方々へメッセージをお願いします。

何も異常がなくても、患者さんが年に1〜2回はお口の中を見せにきてくれるような環境をつくっていきたいです。歯やお口のことで気になることがあれば、何も臆さずにとりあえず一度、当院へいらしてください。悩みをお話しいただければ、できることはすべてやらせてもらいます。まずは気軽に来てもらうところからスタートして、一緒に歯の健康を守っていきましょう!

自由診療費用の目安

自由診療とは

ワイヤー矯正/88万円、インプラント治療/44万円~、セラミック治療(詰め物)/6万円~、セラミック治療(かぶせ物)/12万円~

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