村田歯科医院 

村田歯科医院 

村田 拓也院長

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全身についても把握することで、的確な判断へ

―先生の得意な治療についてお聞かせください。

親知らずに関しては、どれだけ深くても抜けないものはないと思います。例えば歯と神経がとても近く、その歯を抜くとまひの出る危険性があっても、ひどく腫れる場合や矯正治療がしたいためなど、どうしても抜かなければいけないという状況はありますよね。神経は傷ついても回復するので、抜く時にちょっと押してしまったという程度なら、数週間か数ヵ月経てば治ることが多いのですが、それが怖いから大学病院に回す、自分ではやらないという先生もおられます。しかし、こまかいテクニックをしっかりと身に付けることで、神経を傷つける可能性をできる限り減らしながら親知らずを抜くことができるんです。そのテクニックを身に付けているというところは、お役に立てる点かと思います。

―そういった技術を習得するために、あえて医科大学を選ばれたのですか。

歯科大学ではなく医科大学の口腔外科に行きたいということは、最初から考えていました。その理由の一つは、歯の治療するにあたって、飲んでいる薬との兼ね合いがわからず怖いから手をつけられない、ということにはなりたくなかったからです。「わからないから大学病院に行って」というのではなくて、僕自身が全身的なことをある程度把握し、症状や必要な治療をちゃんと理解した上で、大学病院が必要なのか判断できるようにしたかったのです。それから、父親と違う方面の技術を身に付けたかったこともあります。父は歯科技工士から歯科医になったという経歴から、入れ歯などの補綴関係を得意としています。歯科医師としてそこで負けない努力はもちろん、父が持っていないスキルを身に付けることで、一緒に仕事ができるほうが良いと思ったんです。

―設備に関してこだわっていることはありますか。

診療ユニットは、僕が一番いいと思ったメーカーの新鋭のものを採用しています。滅菌管理がシステム内でできることや、タービンのパワーが強くて力負けして止まってしまうことがないのが利点です。医院の中に関しては、今後改装しようと計画しています。今年度中には図面を起こして業者にデザインをお願いするつもりなのですが、改装後は、奥を手術室にしてユニットは全部で6台にしようと思っています。これまでも、ここでできる範囲の外科的なことはやってきましたが、きちんと専用の手術室を設けることで、口腔外科を得意とするという特徴をより生かしていきたいのです。人員が足りないとできることも限られてしまうので、スタッフはどんどん増やしていこうと思っています。現在は歯科衛生士2人、歯科助手2人、歯科医師が3人ですが、すべて増員したいと考えています。

記事更新日:2017/03/17


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