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吉祥寺南病院

山下重雄 院長

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99床の一般病棟と28床の回復期病棟を備える「吉祥寺南病院」は、古くからこの土地にあった個人病院を2006年に引き継いでスタートした二次救急医療機関だ。「救急車は基本的に断らない」という方針のもと、年間約8000件といわれる武蔵野市の救急患者のうち約2000件を受け入れている。平成26年より院長を務める山下重雄先生のモットーは「現場主義」。地域のドクターとの関係づくりなど院長としての職務に加え、今も外来や当直を以前通り担当している。「ひとりの医師として現場の先頭に立ち続けることで、医師として、病院としてやるべきことは何かを周囲に示していきたい」と話す山下院長に、減少の一途をたどる二次救急施設の現状と課題、および今後の地域連携について話を聞いた。

(取材日2015年10月5日)

365日、24時間医師が常駐。救急車は基本的に断らない

―こちらは、以前は別の病院だったと伺いました。

もともとは地域に古くからあった個人病院でしたが、2006年に私たちが所属する医療法人啓仁会が引き継ぎ、2008年1月には経営を完全に移行しています。私は経営を移行した年の4月に当病院の常勤医師になり、2014年の6月から院長職に就きました。新しくなった病院のイメージや理念について、地域の皆さんにより深くご理解いただきたいと、最初のうちは試行錯誤の日々でした。しかしいろいろと考えた結果、地道な医療行為によって私たちの誠意をわかっていただくのが一番だと、とにかくここまでやってきました。おかげさまで、現在では急性期を担う二次医療機関として、また早期退院が難しい方のための回復期リハビリテーション病院としても、地域の方に認知されつつあると感じています。

―先生は院長職に就かれてからも、外来や当直を担当されているとか。

現在、当院では9人の常勤医師と数人の非常勤医師で外来診療を行っていますが、決して十分な人数ではありません。そのため、私も外来はもちろん平日や週末の当直など、以前と同じように担当しています。まだまだ年も若いほうですし、医局の中でも私が一番年上というわけではないので、院長職だけに集中して現場を離れるつもりは毛頭ないんです。むしろひとりの医師として現場で一番働いて、周囲には私の背中を見て成すべきことを知ってほしいという考え方ですね。ですから、当直もできれば誰よりも多くやろうと思っていますし、当直中はできる限り多くの救急車を受け入れようと思っています。

―救急車はなるべく断らず、24時間受け入れていらっしゃるそうですね。

二次救急機関として、1年365日、24時間体制で医師が常駐し、救急の患者さんを受け入れています。救急車については、できる限り断らないようにしていますが、病棟の都合でお断りせざるを得ないときもあり、今後の課題として重く捉えています。建てられてから50年以上になる古い建物をそのまま使用しているので、使い勝手が悪いところがあるんですね。例えば、空いているベッドはあっても、重症の患者さんを受け入れるには看護師の目が届きにくくふさわしくない場所だったりする場合があるわけです。看護師さんも、夜中の受け入れに備えてベッドコントロールをしたり患者さんを移動したりと、制限のある空間で本当に頑張ってくれていますよ。武蔵野市における二次救急施設は減少の一途をたどっていますので、私たちができる限り努力していかなければならないという使命感を持って救急医療に臨んでいます。



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