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口腔内スキャナーを活用した
マウスピース型装置を用いた矯正

山本歯科

(千代田区/神田駅)

最終更新日:2020/09/23

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  • 自由診療

最近ではさまざまな分野にデジタル化の波が押し寄せているが、歯科医療においても同様だ。神田で2代にわたって歯科医院を続けている「山本歯科」では、2019年1月から口腔内スキャナーを導入、採取したデジタルデータをより適切な診査、診断のために活用している。「口腔内スキャナーは、数分で口腔内をスキャンできます。矯正や補綴治療の時に必要な型採りやインプラント治療時の診断などさまざまな場面で使用しています」と山本雅通院長は話す。今回は、マウスピース型装置を用いた矯正では口腔内スキャナーをどのように使用するのか、どんな利点があるのか、具体的な施術のステップとともに教えてもらった。(取材日2019年6月21日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q矯正時、口腔内スキャナーをどのように使用するのですか。
A

口腔内スキャナーは、1秒間に約6000枚の画像を取り込みながら歯の形をスキャンして3次元の歯型データを採取します。モニターに映った歯型データは画面の操作によって、上下右左からや裏側からなど自由に見ることができ、また拡大もできるので、歯列や噛み合わせなどを詳細に確認できます。矯正では最初に口腔内スキャナーで精密な型採りを行います。その画像データをもとに施術によって歯がどのように動いていくか、施術前、施術中、施術後のシミュレーションを見ることができます。矯正は結果がわからないと不安だと思いますが、シミュレーションによって矯正治療のゴールを確認することで患者さんの安心につながると思います。

Q口腔内スキャナー導入によるメリットを教えてください。
A

デジタル化の一番の大きなメリットは、型採りの正確性と迅速性の向上、さらに患者さんの心身的な負担の軽減が期待できることです。従来のアナログでは、型採りをしてその型を元に石こうの模型を作り、それをワックスに置き換え、最終的な技工物に置き換えるという4つの工程が必要でした。それぞれの工程で小さなひずみが生じていると、最終的に大きなひずみとなる恐れがあります。デジタルですとそれらのすべての工程を1回のスキャンで行いますので、より精密なデータを迅速に得ることができます。患者さんも、独特なにおいと感触の型採り剤を歯に押し当てたまま待つ必要がなく、型採りの時に嘔吐反応が起きていた人にも対応できます。

Q矯正以外ではどのような時に使用するのですか。
A

マウスピース型装置を用いた矯正以外では、補綴治療で詰め物やかぶせ物など補綴物の型採りをする時に使用します。また、インプラント治療では、診断の際に活用しています。口腔内スキャナーで採取した画像データと、歯科用3DCTで撮影した画像を重ね合わせて、口腔内の立体的な構造、歯の形、骨の厚み、噛み合わせなどの特徴を詳細に把握し診査、診断します。それらの画像データを元にしたコンピューターガイドシステムによって、治療計画どおり、適切な位置、適切な深さでインプラント埋入をすることができます。このように口腔内スキャナーは用途が広く、より正確性や精度にこだわった治療に役立ちます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1診察を受ける

最初に歯科医師による問診と口腔内検査を受ける。どこの歯が気になっているのか、どのような歯並びを希望しているのかなど患者の主訴と要望について細かく聞き取る。合わせて歯並びや噛み合わせ、虫歯や歯周病があるかどうかもチェック。マウスピース型装置を用いた矯正の方法や期間、費用などについても説明。虫歯や歯周病がある場合は矯正に入る前にそれらの治療を行う。

2精密検査を行う

的確な診査、診断のためにエックス線撮影と口腔内スキャナー撮影、口腔内写真撮影などを行う。口腔内スキャナーは約5分程度で終了。エックス線画像とスキャンした画像、口腔内写真などとともに、どこの歯がどのようになっているか、歯列や口腔内の状況を詳細に分析する。

3矯正のシミュレーションを行う

口腔内スキャナーで撮影した画像を元に、その場でコンピューターによって矯正のシミュレーションが作成される。施術中、歯がどのように動いていくか、最終的にどのような歯列になっていくのかの予測が3Dで詳細に確認できる。それらの画像を見ながらどこをゴールにするか、今後の計画について歯科医師と相談しながら決定する。

4装置を装着し、矯正スタート

口腔内スキャナーで取得したデータとコンピューターシステムによって患者一人ひとりの施術計画を立案。それに基づいてオーダーメイドされたマウスピース型装置が完成したら、装置を装着して矯正をスタート。装置の装着時間は1日20~22時間。1週間から2週間ごとに新しいマウスピース型装置に交換して、少しずつ歯を動かしていくことをめざす。

5矯正期間中の定期チェック

矯正期間中は、1ヵ月に1回程度の頻度で通院しチェックし、必要であれば装置の微調整を行う場合も。また、虫歯や歯周病の有無を確認するとともに、必要があればクリーニングを行い、常に口腔環境を整えておくことも重要。マウスピース型装置を用いた矯正の期間は、一部のみを動かすことをめざす場合は約半年間、全部の歯を動かすことをめざす場合は2年から3年。矯正終了後は後戻りを防ぐため、保定装置をつける。

ドクターからのメッセージ

山本 雅通院長

マウスピース型装置を用いた矯正は、日進月歩でその技術が進化しています。ただ、最初の診査、診断をしっかり行うことが重要です。また、患者さん側は施術における約束ごと、例えば1日の装着時間を守るなど、歯科医師と患者さんとがお互い信頼し合い協力することで、より良いゴールをめざせるのです。マウスピース型装置は目立ちにくいですし、痛みや不快感もほとんどありません。取り外しが可能なためお口の中を清潔に保ちやすいなど、さまざまなメリットがあります。矯正を考えている人は選択肢の一つとして考えてみるのもいいでしょう。

Dr 1

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/20万円~40万円、インプラント治療施術(上物代込):40万円~/CT撮影:1万円/コンピューター分析:1万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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