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山本 雅通 院長の独自取材記事

山本歯科

(千代田区/神田駅)

最終更新日:2020/09/18

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神田駅から徒歩約5分。神田警察通りに面して立つビル5階にある「山本歯科」。開業して50年ほどの歴史ある歯科医院だ。現在、2代目の院長を務める山本雅通先生は、先代から地域に根差した温かい診療を引き継ぎながらも、新しい知識や技術を取り入れた歯科医療をスタッフとともに提供していくことに努める。最近、口腔内スキャナーを新たに導入し、より精度の高い診査、診断が可能になった。「歯科医師の仕事が楽しくてしょうがない」と爽やかな笑顔で話す山本院長。日々の診療に加えて、母校の東京歯科大学同窓会では若手歯科医師のスキル向上のためさまざまな活動を行う。そんな山本院長にクリニックの特徴や歯科医療への思いなどを聞いた。
(取材日2019年6月21日)

患者の人生に寄り添っていける歯科医院でありたい

長い歴史がある歯科医院と伺いました。

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1970年に父が開業してから、2020年でちょうど50年になります。父は大分の出身ですが、勤務した歯科医院がこの近くだった縁で神田に開業したそうです。前のビルの老朽化と設備の充実を考え、2006年に移転しました。以前の私は、広尾にある自費診療中心の歯科医院で働いていました。厳格な先生のもとで、さまざまな技術や知識を勉強させていただいたことで今の自分があると思っています。その後、当院に来たのが2000年のことです。当時の父は、地域に根差した歯科医院として、患者さんと深く関わりながら治療することを大切にしていました。私もそうした姿勢をうまく取り入れながら、今は自分なりの診療スタンスをつくり上げています。父は2012年に引退しましたが、引き継いだ患者さんやそのお子さん、お孫さんたちがいつまでも安心して通えるよう、ここを守っていこうと思っています。

どんな患者さんが多いですか?

当院の患者層は大きく3つに分けられます。1つ目は地域にお住まいの方々で、小さいお子さんや親御さんからご高齢の方まで、広く来ていただいています。中には戦前からお住まいの方や、父の代に通いはじめ、4世代で来ていただいているご家族もいらっしゃいます。すぐ裏の小学校に通う生徒さんも多いですね。そして2つ目は、神田という場所柄、近隣に勤めている方たち。最後の3つ目は、神田駅の利便性もあり、埼玉や千葉、静岡といった遠方から来られる方たちです。アジアやヨーロッパなど海外から来られる方もいらっしゃるんですよ。

貴院の特徴について教えてください。

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特定の分野に偏らず、お口を総合的に診るジェネラリストとして治療にあたるところです。お口の中の病気は1つとは限らず、いろいろな要素が複合的に絡み合ってトラブルを引き起こします。虫歯、歯周病、噛み合わせ、義歯やインプラントなど、総合的に高いクオリティーで治療を提供していくことが重要でしょう。実際、お子さんたちは歯並び、女性の患者さんは審美的なこと、ご高齢の方は噛み合わせや義歯など、ご相談内容は多岐にわたります。高い技術と心を込めた治療で総合的に診られる歯科医療を、自信を持って提供できるように努めています。患者さんの人生に寄り添って悩みを解決したいと思っています。

口腔内スキャナーでより精密な診査、診断を

新しく口腔内スキャナーを導入されたそうですね。

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はい、2019年に導入しました。口腔内スキャナーは、まだ次世代の歯科医療機器ではないかと思っていたのですが、勉強していく中でより精度の高い診査や診断をしていくために必要だと判断しました。緻密な歯の型採りを迅速に行い、3D画像で確認できることが特に利点です。歯科用マイクロスコープや拡大鏡も整備し、根管治療や歯周病治療、小手術、補綴物などすべての治療で導入しています。こうした先進機器を使うことで患部の状態がよくわかり、自分の目だけで確認するよりも精度の高い治療が可能になります。また、口腔内写真を撮影する点も当院の特徴ですね。写真画像を拡大することで口腔内の様子をより鮮明に確認でき、治療の質を高める上で非常に役立ちます。治療前から治療後にかけて患者さんに随時お見せできますので、治療に対するモチベーションアップにもつながっています。

スタッフの方々とのチームワークも良いですね。

患者さんは全員、自分の家族だと思っていますし、同様にスタッフも私にとっては家族同然の存在です。歯科医療の大きな特徴として、予防、治療、メンテナンスと、3つのステージが挙げられます。それぞれのステージで患者さんとスタッフ、私とで同じゴールに向かって相談しながら歩んでいくことが、良い結果につながっていくんです。ですからスタッフには「とにかく患者さんの味方になってほしい」と伝えています。歯科医師に気を使うスタッフも多いようですが、逆に患者さんと一緒に私の悪口を言ってくれるくらいが理想かもしれませんね(笑)。当院のスタッフはみんな経験豊富で、実力と優しさを兼ね備えていると自負しています。

歯科衛生士さんはどんな方がいらっしゃいますか?

当院には、常勤2人、非常勤1人の歯科衛生士がいます。中には、勤務医時代から付き合いのある経験豊富なベテランもいるんですよ。当院は担当制ですので、ずっと同じ患者さんを見ていきます。長期にわたって担当しますので、経験とともに人間力も大切だと思っています。口の中を見ると、その状態を通して患者さんの生活習慣や人生そのものまで垣間見えるものです。それまできれいな口だったのに、急に汚れが目立つようになったのでお話を聞くと、介護が大変だったり仕事が忙しかったりといったこともあります。そんなとき、私やスタッフみんなでその方に寄り添えるような歯科医院をめざしています。

小さい子どもたちへの診療で何か気をつけていることはありますか?

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私もスタッフもみんな子どもが大好きです。子どもたちは大きな可能性を持っていますし、成長を見るのがとても楽しいですね。小さなお子さんは、予防で親御さんが連れてくることが多いですが、予防の第一歩は、まずお子さんたちが歯科医院を好きになることです。小さいお子さんがいるお母さんには、遠慮なく連れて来てくださいとお伝えしています。絵を描いたりスタッフと遊んだりしているうちに、「歯科医院は楽しいところ」というイメージを持ってもらえたらうれしいですね。もし治療が必要になったときにも、そんな楽しい思いがあれば、今後、嫌な治療があったとしても、患者さん自ら頑張れるようになると思っています。

歯科医院を好きになることが予防の第一歩

歯科医師をめざしたのはお父さまの影響ですか?

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小さい頃から父の背中を見ていたので、歯科医師は志す対象でした。覚えていないのですが、家でも父は仕事の話を面白そうにしていたんでしょうね。両親から勧められたことは一度もないのに、私も弟も歯科医師になったんですよ。数年前、お正月に親族で集まった時に、父が初めて「息子2人を歯科医師にできた自分は幸せだ」と言ってくれて、とてもうれしかったことを覚えています。歯科医院の継承は、とても大事なことなのではと考えています。地域のクリニックが閉鎖すると、それまでの患者さんはどこに行っていいかわからなくなりますので、永続的な歯科医院をめざしています。

ところでプライベートはどのようにお過ごしですか?

日々の治療のほか、もう一つの柱が母校の東京歯科大学の同窓会での活動です。若手の歯科医師のスキル向上をめざして、勉強会を開いたり、時には講師として話すこともありますね。少しでも若手歯科医師たちのスキルアップに寄与できればと思っていますし、私自身の知識向上にもつながっています。時間のある休日には、外で体を動かすのが好きなのでテニスやゴルフで汗を流すこともありますよ。キャンプも好きなので友人や家族と出かけています。日の出とともに鏡のようになった湖面を、カヌーで漕ぐととても気持ちがいいですね。

最後に今後の展望をお願いいたします。

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これからも一人でも多くの方に幸せになってもらいたいと願っています。予防の第一歩は歯科医院を好きになること。お子さんのうちから好きになってもらいたいですね。そして、当院と一生付き合っていきたいと思ってもらえる歯科医院でありたいですし、治療するというより、一緒に健康を取り戻す、健康を維持できる場所でありたいと思っています。診療面では、オールマイティーに一つ一つの治療技術のクオリティーを高めていくことをめざしています。そして若手の歯科医師たちと一緒に、日本の歯科医療全体のさらなるレベルアップを図っていきたいですね。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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