青木歯科

青木歯科

青木聡院長

医療トピックス

自然なかみ合わせを取り戻すために
根本的な問題にアプローチする

青木歯科

自由診療

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多くの患者は「入れ歯の具合が悪いから治したい」「歯を白くしたい」と、ピンポイントの要望を抱いている。だが、単に入れ歯を元通りにする、歯を白くする、といった対症療法では根本的な問題が解決されないことも多い。青木聡院長はこの状況について、「前歯が閉じないような悪いかみ合わせの人が白いきれいな歯を希望したからといって、白い歯を入れたり、ホワイトニングをするだけでは意味がありません。災害が起きて家が崩壊している時に壁紙を新調するようなものです」と指摘する。この言葉のとおり、同院では構造的な問題からアプローチする総合歯科診療をめざし、目先の症状だけにとらわれない検査・治療を行うのが特徴だ。今回はかみ合わせをテーマに、青木先生の診療方針や総合歯科診療に向ける思いを聞いた。(取材日2017年8月18日)

かみ合わせの原理に沿った総合歯科診療を実践し、治療後に新たな問題が起こるのを防ぐ

かみ合わせを治す必要があるのはどんな場合ですか?

1 ▲日本国内だけでなく海外からも患者が集まる「青木歯科」 歯で噛まなければうまく食事ができないように、私たちはかみ合わせと共に暮らしています。かみ合わせが大切というのは、ごく当たり前のことなんです。悪いかみ合わせ(不正咬合)の例として、上下の歯が奥歯しか当たらず前歯が閉じない「開咬」や、下顎が前に出る「反対咬合」などがあります。でも、見た目が悪いからといって全員がかみ合わせを治すべきだとは限りません。一見してなんともないのにつらいと感じる人もいれば、あまり気にならないという人もいて、感じ方は人それぞれです。当院では、見た目が大丈夫でも、噛む機能に支障があれば治すお手伝いするというスタンスで、痛みも機能面も問題なければ治療しなくてもよいと考えています。

かみ合わせが適切になれば、歯ぎしりも治りますか?

2 ▲かみ合わせの重要性について語る青木院長 かみ合わせを正しく治せば歯ぎしりが消えるということではありません。当院では、「シークエンシャル咬合」というかみ合わせの様式に仕上げるようにしています。これはわれわれの考える正しいかみ合わせの形に作り込むのではなく、その人にとって自然な形に戻す方法です。かみ合わせが改善すれば、歯をギシギシしても最初に当たる犬歯が力を受け止めてくれるので、顎に優しい状態になります。なお、歯ぎしりを診断するには、ブラックスチェッカーという薄いシートを使います。就寝時に歯に装着して、どの歯でどの程度の歯ぎしりをしているかを調べ、治療を決定します。

かみ合わせが悪いと、全身にも不調が現れたりしますか?

3 ▲顎機能検査をし、精密なかみ合わせの診断を行う かみ合わせが悪ければ、肩こり、姿勢、めまい、目の奥の痛み、耳鳴りなどが起こることがあります。姿勢に例えるなら、片方は正座、もう片方は中腰の姿勢でいるようなものですから、身体に負担がかかるのです。そのバランスを適切に整えるために、まずは検査・診断が大切です。検査は口の中だけにとどまらず、全身状態も視野に入れて行います。全身の姿勢や顔の歪み・曲がりの写真撮影、およびレントゲンは2次元の検査です。加えて、歯の模型をとる3次元の検査と、顎の動きをコンピューターで解析する情報も必要です。首や肩、腰などの慢性的な痛みがどこにあるか、さらにこれまでの治療に関する情報なども総合的に把握した上で診断します。

矯正においては4番目の歯を抜かない非抜歯矯正を行うのですね。

4 ▲常に原因を考察することをモットーとしている 一般的な矯正では4番目の歯(小臼歯)を抜いて整えるのが一般的ですが、4番を抜いて空間ができると8番(親知らず)が斜めに生えることもあります。また4番には、噛んでいる時に顎が後ろに下がらないよう支える重要な役割もあります。そのため当院ではなるべく4番を残し、8番を抜く矯正を行っています。そのほか、矯正に際しては顎外装置を使わない、骨を切る外科矯正をなるべく避ける、1.5~2年以内に終えることも大切にしているポイントです。成人の場合は矯正治療だけでなく虫歯や根の治療、かぶせ物やインプラントなども併用した総合的な治療をする必要も多く、よいかみ合わせを作りその状態が長く続くようにしたいと思います。

自然なかみ合わせを維持するために、患者が気をつけることは?

5 ▲写真は院長の著書。勉強会も数多く開催している 歯ぎしりが起こるのは就寝中だけではありません。夜とは別の歯でギリギリする、日中の歯ぎしりも注意が必要です。昼間に特定の歯を噛みしめていると気づいたら歯を離すようにしてください。でも、くまなく検査し治療をすれば、問題は減ってくるものです。毎年のように抜歯されていた高齢の方の入れ歯をかみ合わせの良いものに変えたら、歯を抜かなくて済むようになったケースもあります。原因があって不具合が起きるのに、その原因を解決しないのは対症療法にすぎません。入れ歯もただ入れるだけでなく、きちんとした設計が必要です。根本的な問題を解決すれば今ある歯を長く使えるのです。それでも、3ヵ月に1回はチェックに来てほしいですね。

料金の目安

検査費用:約8万円~/矯正費用:約120万円~

ドクターからのメッセージ

青木聡院長

かみ合わせは、口の中だけではなく全身にも影響を及ぼす問題です。その観点から当院では、脈拍、血圧、心電図などを測り交感神経と副交感神経のバランスを見るソフトを導入しました。例えば、急に立ち上がると副交感神経が急に優位になって立ちくらみが起きます。こうした神経バランスの乱れとかみ合わせには関連があります。逆にかみ合わせが整えば、交感神経と副交感神経のバランスが取れることもわかりつつあります。かみ合わせは患者さんが快適かどうかという主観で判断されがちなので、曖昧にしないためには数値化することが有効です。身体のメカニズムも把握した上で対応する、今後歯科ではこうした対応が必要になるだろうと考えています。

記事更新日:2017/10/19
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