クリニックF

藤本幸弘 院長

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医学博士、工学博士の両方のレーザー専門家として

―レーザーに関して医学博士と工学博士の両方の博士号を取得されていますね。

この世界にいるとレーザー技術の進歩は本当にめざましく、今や工学的な知識無く医療でレーザーを使用することはほぼ不可能な時代になりつつあることを肌で感じていました。そのため、工学の知識はどうしても身に着けておきたかった。診療と出張をやりくりして工学部大学院に数年通いました。昨年東海大学大学院総合理工学研究科の博士課程を修了し、電磁気学・量子エレクトロニクス・光学の分野で工学博士号を取得しました。医学と工学どちらの知識も身に着けたことで、当然ですが機器への理解もより深まりました。今後の展望としては、日本でレーザー機器の開発に携わるようなこともしていきたいですね。将来的にはレーザー医学と工学の両方を関係者皆で組み合わせていくことで、国益に繋げていけたらという夢ももっています。その実現のために、これからも臨床と研究をできるだけ両立し、医学と工学の融合した世界で仕事をしていきたいと思っています。

―印象的な患者さんのエピソードはありますか?

女性が綺麗になることで自信をもてるようになった、という話はよく聞かれると思いますが、同じように大きく人生が変わる男性もいかに多いことか、ということを度々目にします。それも10代や20代の若者だけでなく、60代〜70代といった父の世代のビジネスマンの方々が満面の笑みで喜んで下さるのを見るのはとても嬉しいものです。また、レーザーの治療に来られる方を診て、その人も自覚のなかった病気を発見することもあります。例えば40代の女性の患者さんですが、ある時いつもより肌の返りが悪いことに気づきました。いやな予感がして「代謝が落ちているかもしれないので、甲状腺機能を検査してみることをお勧めします」とお伝えしました。女性は病院に行き、そこでがんが見つかりました。手術を終え、今では元気になってまた当院に通われています。「あの時先生に指摘されなかったら、命はありませんでした」というご報告を受けました。

―お忙しい先生ですが、リフレッシュ法やご趣味はなんですか?

江の島の自宅が一番リラックスできますね。片瀬の海に浮かぶヨットや空を飛ぶカモメの姿を眺めながら研究論文を書くのが私にとっては至福の時間です。趣味は舞台鑑賞、それからゴルフやスキーも好きです。学会の仕事は早朝から昼間にかけてが多いので、夜はオペラやバレエ、ミュージカルなど舞台鑑賞をします。特に独自の世界観を作り上げたワーグナーのオペラが好きですね。海外では時間をみつけて美術館や歴史的建造物など美しいものに触れたり、写真を撮ったりするのも楽しみです。美しいものにふれると脳がリフレッシュされます。美とは、それを見出し、感じ、受け入れる側の方にあります。美しいものを見てその美をいかに理解するか。見るものすべてを研究と診療に生かしていきたいと思っています。

記事更新日:2016/01/24

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