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木村 暢孝 院長の独自取材記事

トルナーレ内科

(中央区/水天宮前駅)

最終更新日:2023/01/13

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都営新宿線・浜町駅または東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅から徒歩5分。高層住宅やオフィス、ショッピング施設からなるトルナーレ日本橋浜町のビル2階に「トルナーレ内科」はある。2005年に開業し、同院の院長を務める木村暢孝先生は、日本循環器学会循環器専門医。東京女子医科大学病院循環器内科で、長年、心臓リハビリテーションに携わってきた経験を生かし、生活習慣病の治療をはじめ、患者や患者の家族に寄り添い、長い目で見る医療の提供を心がけている。患者のバックグラウンドを理解することを大切にしている木村院長。インタビューでも、一つ一つの質問に対し、丁寧に噛んで含めるように、穏やかな口調で答えてくれた。

(取材日2022年11月25日)

循環器内科で心臓リハビリテーションを経験

こちらのクリニックは「浜町センタービルクリニック」の分院だそうですね。

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当院は「浜町センタービルクリニック」の分院にあたります。本院では、診療科が多岐にわたり、健康診断や人間ドック、住民健診など幅広く対応しています。一方で当院では、内科や消化器、循環器、呼吸器に関わる疾患に対応し、本院で受けた健診の検査結果により、生活習慣病の治療が必要になった患者さんの受け皿となったり、町のクリニックとして一般的な内科診療を行う役目をしています。私は、かつて東京女子医科大学病院に勤務していましたが、そこで消化器外科の名誉教授をなさっていた羽生富士夫先生が2004年に「浜町センタービルクリニック」を創設し、先生に請われて私も非常勤の医師として勤め始めました。その後、私も本院の院長を務め、2005年に当院が開業しました。

そもそも医師の道を選んだのは、なぜですか。

香川で父が内科の開業医をしている家に生まれ、親戚の多くが医療に携わる家系でもあり、誰に言われるでもなく、自然に医師を志すようになりました。恵まれた環境に育って、そのことに感謝し、恩返ししたいという気持ちもあったかもしれません。三重大学医学部に進み、専門分野は循環器内科を選びました。父と同じ内科ではなく、循環器内科を選択したのは、循環器疾患に興味があり、きっとやりがいのある分野ではないかと考えたからです。その後、最先端の医療に携わりたくて、東京女子医科大学病院の循環器内科に入局しました。

循環器内科では、どのような医療に携わっていたのでしょう。

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循環器疾患全般を経験しましたが、私が注力したのは心臓リハビリテーションといって、心臓の病気がある方を対象としたリハビリです。リハビリというと、例えば整形外科で理学療法士が行う運動機能の回復が思い浮かぶかもしれませんね。確かに、心臓リハビリテーションには、心臓の手術を受けた方の運動機能の回復も含まれますが、それだけではありません。心臓の病気を起こす危険因子、例えば高血圧や脂質異常、糖尿病などを包括的に管理し、病気の再発や増悪を防ぐ二次予防につなげる役割もあります。

患者に寄り添い、シームレスな医療の提供を

どのような患者さんが多く来院しますか。

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当院が入るビルの上層階も集合住宅ですが、この辺りは都心のオフィス街でありながら集合住宅も多く、中でも日本橋浜町は中央区では最も人口が増加しているエリアです。そのため、一般的な都市部のクリニックと比較すると、周辺のオフィスにお勤めの方だけでなく地域住民の患者さんも多いのが当院の特徴です。ですから、働き盛りの年代に加え、高齢の患者さんも多く来院します。本院で検査を受けた方や慢性疾患がある地域住民の方など、生活習慣病の治療で通院される患者さんが多いですね。

クリニックの特徴を教えてください。

本院と連携しながら、患者さんに寄り添う医療の提供に努めています。例えば、健康診断の結果が思わしくなかった患者さんには、当院でじっくりご説明し、その後の治療について相談していきます。医師が一方的に治療法を決定するのではなく、治療の選択肢を示し、患者さんやご家族とともに治療の方向性を考えます。あくまで決定権は患者さんとご家族にあるというスタンスです。たとえ患者さんが「治療は受けたくない」とおっしゃっても、それも選択肢。その場合、自然歴といって、治療しない場合に起き得る経過を予測し、「治療を受けないとこんな症状が起きる可能性がありますよ」と、説明し、別の選択肢を示すなど、今後の方針を相談します。また、より専門的な検査や専門家の意見が必要な場合、本院へ紹介するなど、シームレスに治療が受けられる体制を整えています。

診療を行う上で大切にしていることを教えてください。

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患者さんのバックグラウンドを把握し、患者さんやご家族と密に相談しつつ、長い目で診ていくことです。例えば、生活習慣病の動脈硬化は、慢性進行性の疾患で、今後の見通しを立てて、長期にわたり治療することになります。そのため、患者さんの生活習慣や家庭環境などを把握し、継続して治療できる環境を整えることも大切です。患者さんご本人だけでなく、家族単位で考えると、より患者さんの立場や生活、価値観も理解できるように思えます。患者さんやご家族と信頼関係を築くことが必要不可欠だと考えています。

健康の悩みを気軽に相談できる身近で頼れる存在に

日本橋医師会を通して、地域医療に貢献しておられるそうですね。

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本院では、住民健診や予防接種など、行政から委託される医療を提供しているため、医師会との連携は欠かせませんし、当院もこの地域におけるクリニックとしての使命感があります。地域包括ケア、高齢者の相談センター、災害拠点の検討会などに携わり、行政と連携しつつ、地域の方が医療にアクセスしやすい環境づくりなどに取り組むことが大切だと考えています。

ご自身の健康法を教えてください。

運動するのが好きなので、走ったりスポーツジムで汗を流しています。休みの日はもちろん、平日もジムに通い、ランニングをしたり、マシンを使った筋力トレーニングに励んでいますよ。

最後に、読者の皆さんへのメッセージをお願いします。

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早期発見や早期治療につなげるためには、気になったらすぐに受診することが第一です。そのために、地域の皆さんに身近に感じていただけるクリニックでありたいと考えています。そして、本院との連携はもちろん、入院が必要な場合は東京女子医科大学病院や周辺の医療機関に迅速に紹介するなどの体制を整えています。健康に関して不安なことがあったら、何でも、お気軽にご相談ください。

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