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細部まで見えるからできること
マイクロスコープによる歯科治療

日本橋梶村歯科医院

(中央区/水天宮前駅)

最終更新日:2020/07/31

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  • 保険診療

マイクロスコープは、目で見る景色を3倍~20倍などに拡大して肉眼では見えないような微細な対象物を可視化する医療用の顕微鏡。脳外科や眼科の手術では欠かせないとされる医療機器であり、歯科分野で使われることもある。特に、歯の根の治療でマイクロスコープを導入するクリニックが増えてきている。「初めてマイクロスコープを使ったとき、見える世界があまりに違いすぎて本当に驚きました。特に根管治療では、マイクロスコープがあるかないかで大きく差が出ると思います」と「日本橋梶村歯科医院」の梶村たまき院長は語る。歯科分野で増えてきたマイクロスコープを使った診療とは。どのような場面で使われ、どのようなメリットがあるかを聞いた。 (取材日2020年4月1日)

マイクロスコープを使って肉眼では見えない汚れを徹底排除。再発リスクを下げ、歯を長持ちさせる

Qどのような歯科治療でマイクロスコープを使うことが多いですか?
A
1

▲診療の質の向上をめざし、先進の機器を導入

歯の根にまで虫歯の菌が達してしまったような場合の、根管治療で使うことが多いですね。マイクロスコープはすべてのクリニックにあるわけではなく、導入しているクリニックはそこまで多くありません。けれど裸眼で見て大丈夫だと思う部分も、マイクロスコープで見ると驚くほど汚れが残っていることがあります。汚れを残したまま治療を進めてしまうと、また虫歯が再発してしまい、場合によっては歯を失ってしまう可能性も出てきますが、マイクロスコープを使うことで可能な限り汚れを落としてから治療を進めていくことができます。そうすることで虫歯の再発を防ぎ、将来的に歯を失う可能性を下げていけると考えています。

Qマイクロスコープは根管治療以外にも使われるのですか?
A
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▲患者の口腔内を見て、どのような治療が最適かを見定めている

歯の根に菌などの汚れが残ったまま治療が進んでしまった場合のリスクが最も大きいため、根管治療で使うことが多いのですが、歯周病の治療や歯石を見るときに使うこともあります。歯石が残っていると歯周病になりやすいため、不安があるときはマイクロスコープで確認し、できるだけきれいに歯石を取り除いて、取り残しがないようにしています。保険を含む幅広い診療に利用していますが、普通のルーペのほうが良い場面もあります。マイクロスコープとルーペ、それぞれ得意とするものがあるため、患者さんの症状と治療をする箇所、状態によって、その都度適したものを使用しています。

Qマイクロスコープを使うメリットについて教えてください。
A
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▲多種多様な場面で力を発揮するマイクロスコープ

マイクロスコープを使うと、肉眼では発見できない細かな汚れや歯石が見つけられるため、より精密に治療を進めることが可能です。肉眼では見えないくらい微細なものまで、できるだけきれいに取り除くことで早期治癒につなげていったり、詰め物を詰める際、細かく仕上げる必要がある箇所をしっかり見たいときにも役立ちます。また、小さな虫歯を削る治療でも、マイクロスコープを使うとピンポイントで削ることができるため、削る範囲を可能な限り少なくできます。

Q口腔内の状況や、治療経過の説明にも使用されるそうですね。
A
4

▲治療について、モニターを使用し詳しく説明してくれる

お口の中の状況や治療の経過を説明する際、マイクロスコープの画像をパソコンに映して映像を見せながらお話をすることがあります。例えば、歯が割れているのを言葉で説明するのは難しいのですが、映像で見せると理解していただきやすいですね。治療が難しいときに映像を見て確認していただくことで、患者さんの理解を得やすいと感じています。そして、基本患者さんに説明をするときは、全スタッフマスクを外し対応しています。映像を見せて理解を得やすくすることはもちろん、少しでも治療を受ける前の患者さんの心の不安を取り除くのも、私たちの大切な職務だと考えています。

Q治療後のメンテナンスにも力を入れられているそうですね
A
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▲治療の際には必ずルーペかマイクロスコープを使用する

治療後のメンテナンスはスタッフが対応します。当院は裸眼でメンテナンスする衛生士は1人もいません。裸眼だと気づけないことがあるので、必ずルーペかマイクロスコープで行います。ミーティングを重ね、全スタッフで患者さまに質の良い治療を提供するにはどうすべきかを考えています。加えて、セカンドオピニオンの来院も歓迎しています。通っている歯科医院で聞きたい事が聞けなかったり、疑問が残っているという患者さんも多いです。そういった疑問の解消にもご利用いただけます。さまざまなケースに対し、マイクロスコープを使って細かな部分まで確認し、本当にその処置が必要なのかを判断してお伝えしますので、お気軽にご相談ください。

ドクターからのメッセージ

梶村 たまき院長

歯を抜きたくない、他で抜くと言われたけれど、本当に抜かなくてはいけなのかと不安を抱えている方がたくさんいます。マイクロスコープを使って患部を見ることで、抜かなくてはいけない現実がわかることもありますし、抜かなくて良いことがわかり、そのまま当院で治療をしてかぶせ物をした方もいらっしゃいます。当院ではマイクロスコープを導入していますが、まだまだ一般的には導入しているクリニックは多くはありません。歯の根の奥はとても小さくて細く、複雑な世界になっているんです。それを直接見ながら治療を進めることで、再発の可能性を抑えていきます。マイクロスコープを使うことでわかる世界を、皆さんにも知っていただきたいです。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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