医療法人社団スマイルデント ピアウエストスクエア歯科

田中元章 院長

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東京メトロ有楽町線・都営大江戸線の月島駅から徒歩6分にある「ピアウエストスクエア歯科」の田中元章院長は、患者が満足できる診療にこだわる職人肌。美しく整えられた同院の外観や内装は、女性も入りやすい雰囲気で開業15年とは思えない。「少し高級感があって落ち着く、それでいて身近で気軽に入れる歯科医院が理想。何度か頑張ってリニューアルしましたから」と親しみやすい笑顔で、医院の雰囲気作りについても語ってくれた。「当院が大切にしているのは地元にお住まいの皆さんです。そうした方からの信頼があるから、遠くからの患者さんも増えると実感します」と地域密着の医療を心がけている。佃での開業も、田中院長のこだわりと運命的な偶然が重なった結果だという。患者一人ひとりの話をしっかりと聞いた上で、できるだけ理想に近い治療成果を求めて努力を続ける田中院長に熱い思いを聞いた。

(取材日2013年7月3日)

江の島よりも佃。自分の技術を生かせる場所で開業

―先生のユニホームが、鮮やかなオレンジ色ですね。

ありがとうございます。ただユニホームは日替わりで色を選ぶので、毎日この色ではないんですよ(笑)。でも審美歯科では白色をより自然に見せる目的で、微妙なオレンジ使いが増えていますからね、注目の色なんです。そんなふうに私は診療でも色や見え方にこだわってきたので、院内のデザインイメージや配色などにも「こうしたい」という希望が強いんです。実は当院を含め同じ医療法人内に3つの歯科医院があるのですが、他はそれぞれの特色や立地から発想したブルーやオレンジがテーマカラー。逆に当院はナチュラル系で患者さんが入りやすく、しかも落ち着いて診療が受けられ、かつ少しだけ高級感を出せる雰囲気を考えたんです。私自身はモノトーンのようなシックな雰囲気も好きですが、医療関係では使いにくい配色ですし、かといって暗いブラウンも重たすぎる感じでした。開業して15年間、試行錯誤の末に少しずつ理想に近づいてきたと思います。例えば受付は一般的な高いカウンターでなく、当院では患者さんと同じ目線になるローカウンターに。むやみに高級な路線、ハイカウンターから見下ろす感じなどは、何だか歯科医院自体が上から目線のようで嫌なんですよ。どなたにも身近に感じてもらえる歯科医院になりたいと思って、外観や内装も工夫を重ねてきたんです。

―こちらで開業されたきっかけは何でしたか?

最初は神奈川で開業する予定でした。卒業した大学が横須賀なので、そちらには友人も多かったですから。そしてある日紹介された江の島の物件を見に行くと、何と大学の後輩が院長を務める歯科医院という偶然(笑)。その後はお互いに打ち合わせをしながら準備を進め、あと1週間で契約というタイミングでした。以前から開業のことを相談していた兄から、「佃にいい場所があるけど、どうする?」と連絡が来たんです。そして開業したのがこの医院ですが、当時は江の島での話も最終段階。「今さら変更できるだろうか」と迷い、またこちらは予算面も不安だったので、一度きちんと両親に相談をしようと思いました。そのとき父から出たのは「結局、お前はどっちでやりたいんだ」という究極の質問。大学病院での診療経験、修了後も数多くの勉強会で身に付けた知識……。それらを十分に生かせるのは、やはり佃の方だと感じたんですね。父の言葉で踏ん切りがつき、両親の協力や提案で予算の目処もつきそうだったので、思い切って佃での開業を決めました。もちろん江の島の話は平謝りで、何とか許してもらいました。

―開業して15年、どのような感想をお持ちですか?

最初はここを「中央区にあって銀座や東京駅も近い便利な場所」と捉えていましたが、実は下町の雰囲気を残しながら、著名人なども多くお住まいの特別なエリアだと気づきました。ですから診療ときも「この材料の中から、先生が考える一番いいもので治療して」など、信頼をいただくと同時に、厳しく試される、身が引き締まるような依頼も多いんです。15年やってわかったのは、こうした地元の患者さんが当院を応援してくれるという、ごく当たり前でありながらとても大切なことだと。違うエリアで無理に宣伝するより、普段から患者さんの信頼を得ていれば、クチコミで自然に紹介は広がるものです。相性もあるので100%とはいきませんが、私たちが真剣にしっかりと治療に取り組んで、患者さんに評価され続ける歯科医院でありたいと思っています。



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