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その「いびき」、鼻や喉の病気かも
いびきの原因・改善策を解説

銀座コレージュ耳鼻咽喉科

(中央区/銀座一丁目駅)

最終更新日:2020/08/07

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  • 保険診療

寝ている時に、大きないびきをかいてしまう。そのせいで、家族と寝室を分けたり、友人との旅行も我慢したり……。いびきに悩み、生活をエンジョイできないでいる人は果たしてどれくらいいるのだろう。最近はスマートフォンのアプリでいびきの音を判定できるものも登場するなど、いびきへの関心が高まっているようだ。実は、いびきにもいろいろな原因があり、適切な処置を受けることで改善が期待できるケースもあるという。そんないびきの診療を20年以上行っているエキスパート、「銀座コレージュ耳鼻咽喉科」の都筑俊寛院長にいびきのメカニズムや原因、それに対する治療法について詳しく話を聞いた。 (取材日2020年5月22日)

鼻の詰まりや喉の形、就寝時の舌の位置など、いびきの原因はいろいろ。まずは自分のいびきの原因を知ろう

Qいびきの原因は、鼻にあるのでしょうか?
A
1

▲パートナーから指摘されて来院する人も多いそう

アレルギー性鼻炎などで鼻が詰まっていると空気の通りが狭くなり、スーピーと鳴ることはあります。しかしこの音は寝息の一種で、原因である鼻炎が解消すれば自然となくなるでしょう。そうではなく、ガーとかグォッといった、うるさい感じの音が出る原因は振動によるもの。振動しているのは、喉にある口蓋垂(こうがいすい)、いわゆる「喉ちんこ」といわれる部分です。この口蓋垂とその周りの軟口蓋(なんこうがい)が一般より大きく喉の通り道を塞いでいるような場合、その振動音が大きないびきとなってしまうのです。また、睡眠時無呼吸症候群の症状としてのいびきもあります。ただ、いびきのある方がすべて睡眠時無呼吸症候群ではありません。

Qいびきに悩んでいる人は、医療機関を受診すべきですか?
A
2 1

▲いびきは病気、まずは相談してほしい

原因がわかれば対処できますから、一度受診するといいですね。鼻炎の治療や、口蓋垂やその周りの形の治療が必要と判断されるものについてはレーザーで塞いでいる部分を切除します。この場合は日帰り手術で行い、保険診療となっています。保険適用となるのは、いびきが睡眠の質を下げているから。就寝中にも血圧が上がりやすく、ストレスがかかるので糖代謝異常となりがちで、高血圧や糖尿病を引き起こすこともあります。寝ながらも体を使うのでおなかが空き、食べ過ぎから太りがちとなり、睡眠不足からうつ病や不安症の引き金ともなり得ます。このような健康面、社会面のデメリットがありますので、軽く考えないでいただきたいです。

Q患者さんはどういう方が多いですか?
A
3

▲スタッフも明るく出迎えてくれる

きっかけはパートナーや友人から指摘されたというケースが多いです。また、いびきの発症に男女差はなく、銀座という場所柄もあり女性も多くいらっしゃいます。世代も幅広いのですが、女性の場合はライフサイクルの中で、女性ホルモンの分泌量が大きく変わる時、いびきをかきやすくなる傾向があります。そのため、初潮や閉経との関係が深いのです。ただ、10代の頃は育ち盛りだからと、受診まで至らないことが多いようです。20代になって悩むようになり、受診して経過を伺うと、初潮の後くらいから始まったというケースもよくあります。また、更年期の方は、加齢に伴って睡眠の質を気にされることもあり、意を決して受診される方が多いです。

Q具体的な治療法を教えてください。
A
4

▲個室のリカバリー室も完備

喉を見せていただき、口蓋垂が気道を塞いでいる場合は、切除するという方法があり、レーザー治療をお勧めしています。また、睡眠時無呼吸症候群の場合はCPAPという、睡眠中に鼻に装着したマスクから空気を送り込む治療が標準的です。しかし、これは抜本的な改善ではなく、また、約5割の方が鼻マスクの装着を不快や不便に感じられているというデータもあります。その結果、CPAPの次善の策として、レーザー治療を求められる患者さんも少なくありません。そのほか、肥満体型だと体内にも脂肪が同様につきやすく、それで気道が狭い場合があるので、食事指導も併用します。

Qこちらでは、どのような治療を受けることができるのでしょうか。
A
5

▲日帰りレーザー治療の経験豊富な都筑院長

当院では軟口蓋形成という日帰りのレーザー治療を行っています。診療ではわかりやすい説明を心がけており、最初に患者さんの喉の写真を撮って写真で切り取る部分をお示しし、「この部分の通りが良くなるのだ」とご理解いただくようにしています。そして手術を行うとなったら、手術日を予約していただきます。手術当日は麻酔からのリカバリーも含め、2時間ほどで終わります。その後は、1~2回、経過のチェックで通っていただきます。

ドクターからのメッセージ

都筑 俊寛院長

いびきというものは、原因がわかればそれに対処することで改善を図ることが可能です。「どうせ治らない」と諦めず、ぜひ一度ご相談いただきたいですね。私は、日帰りのレーザー治療を始めて20年以上になります。この間、いびきで悩んでいる多くの方に接してまいりました。中には、いびきのためにお友達とのご旅行に二の足を踏まれてきた方、ご主人やお孫さんと寝るのを我慢されていた方もいらっしゃいました。それぞれ、大きなお悩みだったと思います。欧米の統計によると、いびきが離婚原因の上位に上がっているそうで、そのくらい深刻な問題もはらんでいるといえます。もしいびきにお悩みであれば、まずはお気軽にご相談ください。

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