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都筑 俊寛 院長の独自取材記事

銀座コレージュ耳鼻咽喉科

(中央区/銀座一丁目駅)

最終更新日:2020/07/31

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にぎやかな銀座の繁華街に立つ「医療法人社団GMC 銀座コレージュ耳鼻咽喉科」。レーザー治療のエキスパートである都筑俊寛院長が2009年、疾患に関連するいびき、睡眠時無呼吸症候群、花粉症、アレルギー性鼻炎のレーザー治療に特化した医院として開業した。「いびきや睡眠時無呼吸症候群に悩む人が多い中、レーザー治療があることはあまり知られていない。正しい知識や治療法を伝えていければ」と、レーザー治療を啓発するセミナーにも力を注ぐ。どんな質問にもよどみなく答える一方、やわらかい笑顔と語り口で親しみやすく、全国各地から患者が訪れるというのもうなずける。「患者さんに喜んでもらうのが一番のやりがい」と熱意を持って治療に取り組む都筑院長に、レーザー治療の話を中心に聞いた。
(取材日2020年3月26日)

疾患に関連するいびきのレーザー治療に特化

こちらはどのようなクリニックになるのでしょうか。

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疾患に関連するいびき、睡眠時無呼吸症候群、それから花粉症、アレルギー性鼻炎に対する日帰りレーザー治療に特化したクリニックです。大学病院に勤めていた今から20年ほど前、東京駅の近くにレーザー専門のクリニックがあったんです。僕は当時からいびきやその治療法の研究をしていて、そのクリニックから手術の依頼を受けたのが始まりですね。ちょうどその頃からレーザー治療が日帰りでできるようになり、患者さんが喜んでくださったんです。こんなに役立つ治療なのであればもっと多くの方を処置して差し上げたいと思い、レーザー治療を中心としたスタイルで開業しました。

前回の取材から5年になりますが、この間の変化についてお聞かせください。

睡眠時無呼吸症候群の方の割合が増えていますね。治療の第一選択は鼻に装着したマスクから空気を送り込んで圧力で気道を広げるCPAPですが、うまく使えないという方がいらっしゃるんです。CPAPは睡眠時間の70%以上の時間使用する必要があります。でも、「使ってみたら苦しかった」「装着感が煩わしい」など、実際にきちんと使える方は半分ほどの印象でした。そこで、レーザー治療を取り入れたところ、そこからクチコミで患者さんが増えているといった状態です。睡眠中の症状だけでなく、日中強い眠気に襲われて仕事に支障が出るなど社会的な問題もあり、治療を希望する人が増えているという背景もありますね。

睡眠時無呼吸症候群の原因や患者さんの傾向についても教えていただけますか。

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原因については、多くの場合、肥満が関わっていると考えられます。体重が増加して首周りに脂肪がつくと、空気の通り道である上気道が狭くなってしまい、無呼吸やいびきなどの症状が出てきやすいんです。患者さんは男性が9割を占めます。ご自分で「寝ていて苦しい」「睡眠の質が悪い」「昼間眠い」と気づいて来られるケースと、ご家族から「いびきがうるさい」など指摘されて来院されるケースが見られますね。治療では、栄養指導も行います。実は開業当時の私の体重は96kg。現在は70kgを切りましたが、必要以上に体重が増えてしまったために起こる睡眠時無呼吸症候群やいびきの患者さんの苦しみがよくわかるんですよ。ですから、自分の経験を生かして減量することの大切さをお伝えしています。

いびきは1人で悩まず早めの受診を

いびきの患者さんも増えているそうですね。

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中年以降の女性の患者さんが増えているように思います。男性は「パートナーにうるさくて眠れないと言われた」という方が多いのに対して、女性の場合は「友達と旅行に行きたいけれども、いびきが恥ずかしい」というようなケースが多いのが特徴です。最近いびきを録音、計測できるアプリが登場しているのですが、それで自分のいびきにショックを受けて来られる方もいらっしゃいますね。いびきも睡眠時無呼吸症候群と同じく、肥満が大きく関係しています。はたから見ればいびきをかいていると気持ち良さそうに見えますが、実は重度になると睡眠障害の一つとも捉えられるのです。完全にリラックスできておらず、ストレスがかかっている状態で、熟睡できていないんです。しかも、いびきは高血圧や糖尿病の発症リスクとの関連性も指摘されており、人によってはうつや不安障害の原因になる可能性もあります。

いびきの診療はどのように進めるのでしょうか。

まず喉の写真を撮って、いびきの原因や手術治療の対象となるいびきかなどを診断していきます。結果を患者さんにご説明し、納得していただいた後、術前検査として採血をして、手術の日を決めます。手術当日にかかる時間はおよそ2時間。手術自体は10分程度です。いびき自体は、口蓋垂(こうがいすい)、つまり喉ちんことその周りの振動音なんですね。その振動する部分をレーザーで切除してしまう手術になります。ちなみに、いびきと睡眠時無呼吸症候群はまったくの別物ではありません。いびきという大きな円があるとしたら、その中に睡眠時無呼吸症候群があると考えてください。したがって、いびきの症状に対する手術と睡眠時無呼吸症候群の手術はほぼ同じ内容になります。

花粉症やアレルギー性鼻炎の治療もレーザーで行われているんですね。

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はい。鼻の粘膜にレーザーを当ててやけどを起こした状態にして、過剰なアレルギー反応を抑えていくことで、鼻詰まりなどの症状の軽減をめざす治療です。手術を受けるかどうかは、勉強や仕事に集中できないなど、ご自身が感じる症状が何よりも目安になります。1~3年後まで治療の必要はありませんが、症状のひどい方は毎年いらっしゃいますよ。重症のスギ花粉症の治療については、アレルギーをもとから抑えるための治療もスタートいたしましたので、ご希望の方はご相談ください。

レーザー治療を知ってもらうためのセミナーを開催

毎月、セミナーを開催されていると伺いました。

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そうなんです。いびき、睡眠時無呼吸症候群、花粉症、アレルギー性鼻炎についてのセミナーを月に1回、院内で開いています。レーザー治療という選択肢があるということがまだあまり広まっていないので、どんな治療なのか知っていただこうということで始めました。セミナーでは、それぞれの原因や具体的な治療方法などをご説明して、ご質問もお受けします。これまで100回以上開催していますよ。いびきや睡眠時無呼吸症候群で悩まれている方、治療を検討している方、他の医療機関で治療中の方なども来られています。いきなり治療を受けるのは不安だという方は、まずはこのセミナーに参加していただければと思います。

お休みの日の過ごし方や体調管理の方法について教えてください。

休みの日は寝ていますね(笑)。朝が苦手で夜型なので、ゆっくり寝てしまうんですよ。それから、お酒が好きなので、昼間から飲むことも。飲み過ぎはよくありませんが、おいしく楽しくお酒を飲むことが、僕の健康の秘訣です。昔ダイエットをした経験もありますので、体重は毎朝チェックして少しオーバーしているなと思ったら夕食を軽めにするなど気をつけていますね。また、仕事柄、肩が凝りやすいので、出勤前に整体に行って筋肉をほぐすようにしています。

読者へのメッセージと今後の展望をお願いします。

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特に女性の場合、人知れずいびきにお悩みの方が少なくありません。そこで、そんな女性の皆さんに少しでも抵抗なく診療を受けていただけるよう、初診から手術終了まですべて個室で、ほかの患者さんとなるべく顔を合わせず受診していただける体制を整えています。お一人で悩まず、お気軽に受診していただきたいですね。私にとっては患者さんに喜んでもらうことが一番のやりがいです。今後もこれまでと同じスタンスで、レーザー治療に特化して皆さんのお悩みの解消に努めていきたいと思います。

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