ファミーユ歯科

三串雄俊 院長

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方南町駅徒歩1分。ビルの2階にある「ファミーユ歯科」は、歯周病治療やインプラントに力を入れながら、小児歯科、矯正歯科、ホワイトニングなどにも対応する幅広い診療が魅力。院長の三串雅俊先生は、登山ガイドがいても実際に山を登るのが登山者であるように、歯科治療も患者が意欲を持って治療に臨む必要があると、患者とデンタルクリニックとの関係を登山者と登山ガイドに例える。「患者さんお一人お一人の症状に対して、患者さんのペースにあった歯科治療を行います。最終目標を達成したときの喜びを患者さんと共に分かちあえるよう全力でサポートします」とてきぱきとした口調でわかりやすく丁寧に説明してくれる三串院長は、文章も得意で歯や歯科治療に対する思いをまとめた著書も出版されている。そんな三串院長に治療方針や歯科治療のことなど熱く語っていだたいた。
(取材日2013年11月27日)

人生の楽しみを損なわないために口の健康を大切にしてほしい

―「ファミーユ歯科」というクリニック名の意味を教えてください。

「ファミーユ」とは、フランス語で「家族」という意味で、患者さんに家族ぐるみで来ていただきたいという気持ちを込めています。ご家族全員に親しんでいただきたいという気持ちはもちろんですが、当クリニックでは歯周病治療に力を入れており、歯周病は細菌による感染症のため同じスプーンを使ったりすることにより家族内で歯周病が感染してしまうことがあるため、それを防ぐためにもご家族全員のお口の健康に携わらせていただきたいと考えました。また、私が歯科治療の際に患者さんを家族のように思って診察したいという気持ちも込めています。自分の家族がされてうれしい治療をしたいですし、されて嫌な治療は患者さんにも絶対にしたくはありません。患者さんには、家族と一緒にいるような気持ちで寛いでいただけたら、うれしいですね。

―歯科医師をめざした理由はなんですか?

「ガンプラ」って、お聞きになったことはありますか?機動戦士ガンダムというロボットアニメのプラモデルのことなのですが、私が子どもの頃はそのガンプラを作ることが大流行しました。私もそのガンプラを背景などにも工夫して、コンテストに応募したことがあったのですが、なんと1位をもらってしまったのです。私もうれしかったのですが、両親や親戚も「この子は手先が器用だ」「器用さを生かして歯科医師になったらいいんじゃないか」と大喜びしてくれて、歯科医師の伯父まで「歯科医師に向いている」と太鼓判を押してくれました。言われるがままというわけではないのですが、その時の思い出が心に残っていましたし、人のお役に立てる素晴らしい職業ですので、歯科医師をめざして明海大学歯学部に入学しました。

―卒業後はどのように過ごされたのでしょうか。

大学病院の病棟で研修をすることになりましたが、まだ若かった私の歯科医師としての仕事意識を変えてくれたのが、病棟の入院患者さんとの思い出です。歯科の入院患者さんは、お口の周りの病気やケガがあるので、ものを食べられない方が多いのです。「退院したらあのお店のケーキを食べよう」「あの店の親子丼おいしいんだよね」というお話を聞くことが多かったので、グルメな人が多いんだなあと漠然と考えていましたが入院患者さんと仲良くなってそんな会話を繰り返すうちに、患者さんが食べ物の話をする意味がわかってきました。患者さんはその料理が食べたいわけじゃない、思い出にまつわる料理の話をすることで人生をたどっているのだと。口の健康はただ単に体の健康を維持するためのものではなく、食事やおしゃべりといった人生の楽しみになくてはならないものなのです。歯科医師というのは人生の楽しみを損なわせないためのお手伝いができる仕事だと気づけたことで、私の仕事への姿勢ががらりと変わりました。



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