新中野女性クリニック

新中野女性クリニック

海老原 肇院長

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多くの選択肢の中から、納得のいく分娩を選んでほしい

―こちらは無痛分娩ができるクリニックだと伺いました。

無痛分娩を実施しているのも、患者さんに喜んでもらいたいからです。「お産は自然分娩じゃないといけない」とか、「子どもは母乳で育てなければいけない」とか、「これしかだめ」とは言いたくないんです。お産は自分でするものだし、育てるのもお母さん自身ですからね。一人ひとり違っていいんです。ですから選択の幅を広げて差し上げることが、医師である自分ができる最善の方法ではないかと思っています。当院では約半数〜60%の方が無痛分娩を選択されます。ほとんどの場合、硬膜外麻酔という手術の際にも使われる麻酔によって、陣痛と分娩の痛みを取る方法で行います。もちろんいきむこともできますよ。痛みがないことから、赤ちゃんを産む感覚は普通のお産よりはっきり感じることができます。

―診療方針をお聞かせください。

すべては目の前の患者さんのため。それしかないです。お産に関しては選択肢を広げて、納得のいくバースプランを自分で選べる環境を整えて差し上げることが大事だと思います。治療に関しては、いかに患者さんにわかりやすく伝えるかを心がけています。わからないことはわからないとはっきり言いますし、「この検査結果から、こういう予測はできる」という風にありのままを伝えます。断定されるのが嫌いな人は「合わない」と感じるかもしれませんが、幸いなことに、それがいいと言ってくださる方もたくさんいらっしゃいます。患者さんのことが大事だと思うからこそ、その人にとって一番いい道筋を示してあげたいと思って診察をしています。

―分娩予約が取りにくい人気のクリニックである秘密はそこにあるのですね。

妊婦さんと赤ちゃんのためを思うがあまり、時には厳しく指導をすることもあります。妊婦さんは緊張されていると、診察室で話したことをクリニックの玄関を出たら半分は忘れています。お家に帰ればまたその半分ぐらい忘れてしまうのです。つまり、4分の1程度しか覚えていないんですよ。患者さんにとってすごく大事なことは、どんなことをしてでも頭に入れてもらわなければいけません。とくに体重管理については、当院では12kg増までは許容範囲としていますが、20週で10kgオーバーの方や、1週間に平均1kg近く増えている方には、厳しく指導します。大学病院で悲しい結果となる母子を多数診てきたからこそ、そのような状況を作らないという思いが人一倍強いのです。無事に出産された方からは、「怖い先生だと思っていたけど、実は優しいんですね」とよく言われます(笑)。

記事更新日:2016/04/01


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