医療法人社団徳静会 横畠病院

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横畠徳行院長

医療トピックス

微小胃がんも見逃さない!
苦痛が少なく高精度な経鼻内視鏡検査

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口から胃カメラを挿入する従来の方法に比べ、患者の苦痛が少ない経鼻内視鏡検査が普及したことで、胃がん早期発見のために検査を検討している人も多いのでは?早期発見さえできれば、生存率は100%と言われる胃がん。なるべく早めに発見したいところだが、初期の微小な胃がんを見つけるには、ドクターの経験と技量が必須となる。今回は4万件の症例を見てきた内視鏡検査の大ベテラン・横畠徳行院長に、経鼻内視鏡検査の詳しい話をお聞きした。(取材日2014年4月1日)

内視鏡学会認定医・指導医など、ベテランが揃う横畠病院

経鼻内視鏡による検査のメリットを教えてください

27286 mt 1 q1 1398662871 ▲内視鏡学会認定医・指導医など、ベテランが揃う横畠病院 口から胃カメラを挿入するという従来の方法は、機器が舌の根元部分に触れてしまうことで「嘔吐反射」を引き起こします。これが、多くの人が胃カメラを「苦しい」と感じる理由です。しかし鼻からカメラを挿入する経鼻内視鏡の場合は、機器が舌の根元に触れないので、ほとんど吐き気を催すことなく検査を受けることが可能です。とても敏感な人だと、鎮静剤を使わないと口から胃カメラを挿入できないこともありますが、経鼻内視鏡なら鎮静剤を使用しなくてもまず大丈夫でしょう。経鼻内視鏡では麻酔はスプレータイプの粘膜麻酔剤を鼻の中にシュッと吹きかけるだけの手軽な方法ですから、体への負担も少ないというメリットがあります。

経鼻内視鏡を使用した検査ではどのような病気が見つかりますか?

27286 mt 1 q2 1398662871 ▲胃がんは日本人の死因の中でも、高い割合を占めている 胃がん、胃潰瘍、胃炎、食道がんなど、経口内視鏡と同じく胃や食道の病気を発見することができます。ただし中には発見するのが極めて難しい微小な胃がんも存在しますので、どれだけ病変を早期発見できるかはドクターの腕次第とも言えるかもしれません。早期胃がんはたまたま胃粘膜のコンディションが悪いときに検査をすると発見できない可能性もありますので、疑わしい時は何度も根気強く見ることもあります。「昨年は大丈夫だったから」と油断はせずに、一年に一度くらいのペースで検査を受けることをおすすめします。また、内視鏡検査だけでもでピロリ菌の有無は推測できます。ピロリ菌がいる人は、胃がんの発生率が高いと言われているので注意しましょう。

検査をする医師の技術や経験が問われる場面はどんなところでしょうか?

27286 mt 1 q3 1398662871 ▲経鼻内視鏡検査で使用する機器は約5ミリの細さ 経鼻内視鏡で使用するカメラは非常に細い構造になっているため、患者さんの苦痛を軽減できるというメリットがあります。しかしその反面、機器が細いぶん光量が少ないため、病変を発見するのが難しいというデメリットもあります。そのデメリットをカバーできるのが、ドクターの経験と腕なのです。逆に、どんなに光量が多い機器や解像度の高いカメラを使用しても、ドクターの力量が足りなければ病気を発見できる可能性は低くなるのです。カメラを近づければ見つけられる病変と、離れた方が発見しやすい病変もあります。そういった見極めも、経験の豊富なドクターだからこそできる技だといえるでしょう。

どんなときに検査を受ければ良いのでしょうか。      

27286 mt 1 q4 1398662871 ▲症状があった場合は、若い年代の人でも検査を受けるべき 胃痛や胃の不快感など、何か症状のあるときはもちろんですが、健康な方でも予防という意味で定期的に検査を受けていただくことが望ましいです。最近はピロリ菌感染の有無と胃粘膜萎縮度をチェックして、胃がんのリスクを判定する「ABC検査」を手軽に受けることができます。ピロリ菌が発見された方は、特に重点的に検査をしたほうが良いでしょう。ピロリ菌が存在すると胃がんの発生率が高いだけではなく、胃潰瘍・十二指腸潰瘍・慢性胃炎などもおこりやすく注意が必要です。昨年から慢性胃炎のピロリ菌除菌治療が保険診療の対象になりましたので、以前に比べれば治療しやすい環境が整っています。

早期発見ができれば胃がんの治療は楽になりますか?

27286 mt 1 q5 1398662871 ▲経鼻内視鏡は検査中にモニターで自分の胃の様子を見ることも可能 胃がんは早期発見・治療ができれば、生存率はほぼ100%だと言われています。また、転移のない早期がんの場合は、開腹手術をしなくても内視鏡でがんを切除できることもあります。内視鏡で切除ができれば入院期間も短く、患者さんの負担を大幅に軽減することができます。内視鏡検査はバリウムを用いたレントゲン撮影などと比較すると、微小な病変の早期発見に優れていますのでぜひ活用してください。

ドクターからのメッセージ

横畠徳行院長

近年は経鼻内視鏡内を実施するクリニックも増えていますが、内視鏡検査はドクターの技量や経験がとても重要ですので慎重に受診する場所を決めましょう。私は東京大学で10年、帝京大学で10年、すべての胃癌術前症例の内視鏡を行い手術方法を決定していました。胃内視鏡としてはトータルで約4万症例は診ていますので、胃がんを診る目は誰にも負けないと思っています。発見するのが極めて難しい微小な胃がんも、2〜3ミリのものを5例発見しています。当院では最新の胃内視鏡で食道・胃病変の発見に努めており、また大腸内視鏡検査も苦痛のない検査を心がけ、微小病変を発見しています。

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