社団法人ライフ・エクステンション研究所付属 永寿総合病院

湯浅 祐二病院長

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JR、地下鉄の上野駅などから、いずれも徒歩で5、6分程度。「上野の永寿」として地元ではおなじみの永寿総合病院は、台東区の急性期医療を担う中核病院である。規模の大きな医療施設だが、表玄関の前に立って見上げても、不思議と威圧感はない。外観、内装ともにいたって飾り気の少ない落ち着いた印象の建物は、ここを訪れる患者にとっても、余計な緊張とは無縁のくつろげる場所であるだろう。「どんなことがあっても、この病院をなくしちゃいけない」と、湯浅祐二病院長はその役割の大きさを語る。すべては、この地域で確かな医療を必要とする人たちのため。病病・病診連携による役割分担に積極的である一方、紹介状を持たない患者も決して敬遠することなく、全スタッフ一丸となって、今日も最善の診療に向けた努力が続けられている。そんなひたむきな姿勢が感じられる病院のトップとして11年目を迎えた湯浅院長に、現状と今後について話を聞いた。
(取材日2017年2月27日)

地域で完結できる医療体制の中核を担う

―永寿総合病院の特徴をご紹介ください。

当病院は、東京・台東区における中核病院として、常勤医師による内科、外科をはじめとする各診療科の外来、および全400床からなる入院体制を整え、産科、小児科、救急医療、緩和ケアも含めた、総合的な急性期医療を行っています。また、「永寿」の語源となった「活動年齢を永らしめ、幸福な長寿に貢献する」という理念のもと、1956年の開院時から健診部門を有してきたことも特徴の1つです。現在も精度の高い機器による健診システムを持っていますが、2016年1月には、こうした機能を近所のビルに移転・集約し、新たに総合健診・予防医療施設として運営することで、さらなる拡充を実現しました。このほか、当病院で急性期の治療を受けられ、手術後などの療養や回復期のリハビリを必要とする患者さんにつきましては、ご希望に応じて、同じ区内にある柳橋分院において対応させていただいています。

―2つの付属施設について、さらに詳しく教えてください。

「永寿総合病院柳橋分院」と「永寿総合健診・予防医療施設」の2つがあります。柳橋分院は、外来では内科、整形外科などの初期診療を行い、より高度な医療・検査が必要な場合には、すみやかに本院へ紹介ができるよう、常日ごろから両病院の連携を密にしています。病棟は全80床のうち40床を療養、残り40床を回復期リハビリテーションに割り当て、これにより本院が急性期、分院は回復期および療養期という役割分担がより明確になりました。分院と本院の間の移動には、シャトルバスもご利用いただけます。一方、総合健診・予防医療施設は、本院で手狭になった健診部門をより充実させるため、約2.5倍の広さがある今の場所に引っ越して誕生したものです。人間ドックのほかMRIによる脳の画像診断、女性向けの乳がん・子宮がん検査も行っており、万が一の際には本院でも万全のフォローアップをいたします。



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