要町病院

吉澤 孝之院長

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―COPD治療の特長について教えてください。

COPDは生活習慣病の中でも増加傾向にあり、日本の潜在的な患者数は2001年実施のNICEスタディと呼ばれる大規模な疫学調査研究では500万人とも言われています。原因は主に喫煙習慣で、有害な空気を吸い込むことで気管支や肺胞が炎症を起こし、空気の出し入れがうまくいかなくなり、息切れなどの症状につながります。多くの患者さんが診断や治療を受けておらず、当院ではこの状況を改善すべく、呼吸リハビリテーションや禁煙治療に力を注いでいます。合わせて、喫煙をニコチン依存症という病気として捉え、保険による禁煙治療も展開。医学に携わる私達の責任として、禁煙治療に対する喫煙者の関心を高め、タバコの害について啓発していくということも重要な課題だと考えています。いったん治療を終えた方が再び外来へ戻って来られた時でも、患者さんの「禁煙しよう」という動機を後押しし、患者さんの立場に立った治療を心がけるようにしています。



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