大宅クリニック

大宅クリニック

大宅 恵子院長

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心を柔軟にして、より充実した人生を

―カウンセリングでは、どんなことを目標にしているのでしょうか?

症状を生み出している考え方や感じ方のパターンは、多くの場合、幼少期に形づけられたもので、無意識であることがほとんどです。まずはそれを意識できるように働きかけていきます。これまでの問題点に気付くことができれば修正できますし、新たな考え方や感じ方のパターンを獲得できるようになります。とはいえ、人間は慣れ親しんだもののほうが安心なので、頭ではわかっていても、古いパターンをなかなか手放せないものです。新たな考え方のパターンに移行できるまでに行ったり来たりする過程があり、時間がかかることもありますが、移行できれば後戻りすることはありません。それに、以前のパターンがよくないとご自身が経験しているわけですから、ある程度時間をかければ新しいパターンに移行できる方がほとんどです。その状態をカウンセリングの目標としています。

―症状を生み出す考え方、感じ方とは、具体的に何が問題なのですか?

例えば他人との関係のなかで、特定の感情を見ないようにしている、感じないようにしていることが問題になっている方がいます。特に怒りや憎しみなどマイナスの感情ですね。それらを感じないほうが安全でいられるという、危険な環境で育った方がいます。一見、普通の家庭に育った方でも、そういうことがあります。感情を見ないようにすることを「抑圧」や「否認」と言いますが、この状態が広範囲に及んでしまうと、不安や抑うつといったさまざまな症状となって現れたり、対人関係が不安、苦手、自信が持てないという気持ちが強くなることがあります。こうした悩みを抱えている人は少なからずいますし、程度の軽い方なら結構いるのではないでしょうか。

―確かに、怒りを我慢するという経験はあるような気がします。

怒りの感情を抑圧すると、怒りを自分に向け、自分を責めるしかありません。それが罪悪感を生み、うつになることもあります。カウンセリングは、そうした抑圧や否認を解消していく作業とも言えますね。怒りを感じても大丈夫、感じるほうがよりよく生きられる、と思えるまでにはある程度の時間が必要ですが、感情をしっかり感じられるようになれば、新たな生き方を獲得できます。私が考えるカウンセリングの最終目的は、心の自由の獲得です。自由とは、自分の足で立つということ。他人に依存せず生きられるようになれば、生きる不安がかなり解消されますよね。それは、心の柔軟性を獲得することとも言えます。仕事や家庭のことなど現実は変化していくものですが、柔軟な心があれば対応できます。そして、さまざまな感情を感じられるほど、心が柔軟になるんですよ。それが自由ということだと思いますし、より充実した楽しい人生を生きられるのではないでしょうか。

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