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平塚 卓 病院長、佐藤 健 副院長、三輪 亘 先生の独自取材記事

平塚胃腸病院

(豊島区/池袋駅)

最終更新日:2021/10/12

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池袋駅西口から徒歩5分のところにある消化器疾患と肛門疾患を専門とする「平塚胃腸病院」。1958年の開設以来、多くの人たちの胃や大腸の病気を診てきたことに加え、早くから内視鏡検査を導入するなど、病気の予防と早期発見に努めてきた。現在は、ニーズの高い炎症性腸疾患や肛門疾患に対する専門的治療を行っており、消化器内科・消化器外科の領域を広くカバーしている。地域のかかりつけ病院として身近な存在でありながら、専門性の高い検査・診断・治療を迅速に丁寧に行う同院について、平塚卓病院長、佐藤健副院長、三輪亘先生の3人に話を聞いた。

(取材日2021年4月7日)

消化器と内視鏡に特化した地域のかかりつけ病院

病院の歴史と概要について教えてください。

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【平塚卓病院長】1958年に私の父が東京厚生年金病院の外科に勤務しながら、夜間だけ診療をしていたのが当院の始まりです。その後、まだ日本では一般的でなかった内視鏡と出会い、多様の消化器疾患に対応することで、消化器と内視鏡の専門病院として成長してきました。現在は消化器を中心とした検査、内視鏡治療・手術を中心に行っています。同じ法人の施設として、人間ドック専用に開院した池袋の平塚胃腸クリニック、大腸内視鏡検査をメインにした池袋藤久ビルクリニック、人間ドックと外来部門を併設した新宿センタービルクリニックがあり、計4院で役割を分担して患者さんの健康のサポートを行っています。

病院の特徴や力を入れて取り組んでいる診療は何でしょうか?

【平塚病院長】なるべくお待たせせず、可能な限り近日中の検査を受けられる体制を整えるなど患者さんに寄り添った診療を心がけています。日帰りの大腸ポリープ切除、早期の食道・胃・大腸がんの内視鏡的治療、潰瘍性大腸炎の診療・治療、胆石や急性胆嚢炎・盲腸などの手術、そのほかにも機能性ディスペプシア(異常が見つからないのに胃腸に不快な症状がある)・逆流性食道炎・過敏性腸症候群・便秘症・下痢症などの検査や、薬による内科的な治療にも対応しています。また、高血圧症や高脂血症・糖尿病などの診療も行っています。近年では肛門科の充実に努め、複数の専門の医師が治療にあたっています。

どのような患者が多いのでしょうか?

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【佐藤健副院長】胃腸をはじめとした消化器に特化した専門の病院であり、池袋駅から徒歩圏内という利便性の高さから、20代から後期高齢者まで幅広く消化器の悩みを抱えている方に来ていただいています。主な疾患としては胆石・胆嚢炎・胃腸炎・虫垂炎・胃がん・大腸がん、そのほかにも吐血や下血といった症状など広い領域に対応しています。最近は肛門疾患や、鼠径ヘルニアの相談も多いです。当院の患者さんのほとんどが消化器に関する悩みを抱えていらっしゃるので、それに対して専門性を生かした診療を行っています。また、最近は若い世代の方でも内視鏡検査を希望する方が増えてきています。

高い専門性を生かし、患者の満足度を追求した治療を

消化器外科の特徴についてお話しください。

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【佐藤副院長】大学病院や都立病院に囲まれた中で診療を行うにあたり、当科では、早期診断・早期治療を行うという体制を整えています。これは外科だけではなく各診療科に専門の医師が多いからこそできることで、診療科間の垣根もなくフットワークが良いのが強みの一つですね。私は胃がん・大腸がん、胆石・鼠径ヘルニア・肛門疾患に30年以上対応してきました。当院はどの医師も高い専門性を生かした診療を提供しており、そういったことから生まれるであろう信頼性を非常に大切にしています。初診時にいかに信頼していただくか、そして検査から診断・治療までをスムーズに完結させ、喜んでお帰りいただくことが一番だと考えています。

消化器内科での取り組みはいかがでしょうか?

【三輪亘先生】内視鏡を中心とした検査が迅速にできるのが当科の強みです。内視鏡室のマンパワーも十分にあると考えており、当日来られた出血がある方や痛みがひどい方といった緊急性のある患者さんに対しても非常に迅速に検査を進めています。また、内視鏡が専門かつベテランの医師が多く在籍しています。皆さん一定の臨床経験をお持ちで、患者さんの苦痛に配慮した内視鏡検査を行っていますが、どうしても内視鏡検査が苦手だという方には鎮静剤を使って検査をすることも可能です。私自身は内視鏡を使った診断・治療のほか、炎症性腸疾患の診療を得意とし、具体的には食道・胃・大腸の早期がんのESD治療(内視鏡的粘膜下層剥離術)、潰瘍性大腸炎の診療を主に行っています。ここは地域のかかりつけの病院ですから、専門以外にも幅広く対応しています。

病理診断を行うドクターが在籍されているそうですね。

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【三輪先生】当院には病理検査を行うためのスタッフが常勤し、一切外部委託せず、自分たちで作製した標本をもとに診断をしています。消化器領域では、われわれ臨床を行う医師と病理診断を行う医師が直接議論しつつ、細かく診療方針を決めていくことが重要です。表からは見えない部分ですが、このような小規模病院で強力な病理検査室を確保していることは極めてまれで、当院の最大の強みの一つだと思います。当院の病理診断科の医師は胃腸科のエキスパートで、毎回がんかどうか、がんであればどの程度進行しているのかなど議論を行った上で治療につなげていきます。また、たいへん珍しい病態も当院の病理検査室と連携することで明らかになることも多く、専門の医師が集まる勉強会での論文発表も積極的に行っています。

迅速かつ丁寧な検査・診断・治療で信頼される病院に

診療科同士の連携や、地域医療連携はどのように図っていますか?

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【佐藤副院長】内科系、外科系ともそれぞれの専門性を生かして、自分たちでできないことは依頼して診てもらったり、手術の依頼を受けたりと、横の連携もうまくいっていますね。協力して患者さんを診ることのできる連携の良さもアピールポイントだと思います。
【平塚病院長】おかげさまで、地域の医療機関からご紹介いただいた患者さんもたくさんいらっしゃいます。地域医療連携室のスタッフが中心になって、積極的に連携を取ってきたことが実を結んでいるのだと思います。

今後の展望についてお話しください。

【平塚病院長】地域の小さな病院ですから大学病院のように先進的な診療や治療をするというよりも、今までやってきたことにより力を入れていくつもりです。ピロリ菌の除菌治療を行った方には年に一度は胃の内視鏡検査を受けていただきたいですし、豊島区では区の内視鏡検査が始まりましたので、区民の方には内視鏡検査の大切さをアピールしていきたいですね。また、ニーズの高い炎症性腸疾患や肛門疾患の専門的な診療を積極的に行っていきたいと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【佐藤副院長】私たちは安心感を提供できればと考えています。胃の調子が悪くても病気が見つかったら怖いからと受診できず、結果的に病気を重くしている方もいます。食道からお尻まで専門性の高い診療を行っていますので、どうか悩まず気軽にお越しください。
【三輪先生】消化器内科では、内視鏡治療と炎症性腸疾患診療の2つに力を入れており、一例一例常勤の消化器専門の病理診断を行う医師と力を合わせて丁寧な診療を心がけています。診断のつきにくい胃腸の病気に関しても、きちんと診断をつけ原因を追求していけるように努めています。胃腸疾患を全般的に見ており、当院で対応が難しい場合は高次医療機関にご紹介することもできますので、お困りのことがありましたらぜひ一度ご相談ください。

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