大同病院

島本 周治医局長

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高田馬場駅から徒歩10分、都電荒川線・学習院下駅からは徒歩5分。神田川沿いに建つ「大同病院」は、1953年の開設以来60年以上にわたって地域医療に貢献してきた。内科、外科、整形外科、泌尿器、精神科の5つの診療科をそろえ、予防医学の観点から健康診断の事業にも注力。2016年、日本整形外科学会整形外科専門医、日本救急医学会救急科専門医である島本周治先生が医局長に着任し、マンパワー不足から中断していた手術を2017年に再開。東京都の二次救急指定病院として救急車の受け入れ要請にも積極的に対応し、地域の急性期医療を担っている。「本当に困ったときに頼りになる病院として、地域の皆様が必要とする医療を提供していきます」と語る島本先生に、病院の成り立ちや特徴、今後の展望などの話を聞いた。
(取材日2017年4月11日)

困ったときに頼れる病院として地域に貢献

―まずは、病院の成り立ちと先生のご経歴を教えてください。

当院は、私の母方の祖父・向島迪が1953年に開設しました。病院の名前は、祖父が軍医として中国に赴任していたことから、中国の理想世界を表す考え方、「大同思想」という伝統思想にちなんでつけたようですね。祖父は私が10歳の頃に亡くなり、診療している姿などは覚えていないのですが、声が非常に大きくてエネルギッシュな人だったと記憶しています。現在は私の父である島本悦次が2代目院長を務めています。私は、大学卒業後に東京女子医科大学の整形外科学教室に入局し、大学の関連病院で経験を積みました。専門は整形外科ですが、日本整形外科学会整形外科専門医を取得後、同大学の救命救急センターでも勤務して救急疾患や外傷治療の研鑽を積み、日本救急医学会救急科専門医も取得しました。2016年から当院の常勤医となり、整形外科疾患と救急診療にあたっています。

―病院の特徴をお聞かせください。

60年以上の歴史の中で、当院は長年救急病院としての機能を維持してきました。今も東京都の二次救急医療機関として、365日24時間体制で救急医療に取り組んでいます。豊島区と新宿区を中心に、中野区、杉並区、文京区のほか足立区や中央区、レアケースではありますが埼玉県の救急隊から搬送要請が入ることもあります。また、当院では認知症や精神疾患のある方の骨折なども積極的に受け入れています。このような患者さんは救急搬送時に受け入れ困難事例になりやすいといわれていますが、当院には精神科の医師も在籍しており、入院後のフォローも可能です。スタッフが一致団結して救急車の受け入れ要請をできるだけ断らない姿勢を堅持し、地域の救急医療の円滑化に貢献していきたいと考えています。



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