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安井医院

安井医院

細谷 眞澄院長

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かかりつけ医ならではの細かな気づきを診療に生かす

―先生の診療方針を教えてください。

最も大切にしているのは、患者さんの話をよく聞くということです。血液検査の結果など数値だけを見ていても、その人に合った治療を見極めるのはなかなか難しいものです。治療に結びつくヒントは患者さんの言葉の中に隠れていると思っているので、診察中は患者さんが何を訴えておられるのかを丁寧に聞くことに注力しています。また人の人生には流れがあるので、医療に関しても同じ人間がずっと寄り添って診続けるのが理想だと思っています。「この人は以前あの病気にかかっていたから、今回の症状も何か関係があるのでは」ということに気づけるのは、長年診ているかかりつけ医ならではですよね。また「おじいちゃんの家での様子が知りたいけれど、あの息子さんに聞けばわかるかな」ということを思いつけるのも、地域に根差したかかりつけ医の強みです。ですから、自分がずっと診てきた患者さんは最後まで責任を持って診たいと思っています。

―今、力を入れていることは何ですか?

高齢の患者さんが増えているので、認知症ケアに本腰を入れて取り組んでいるところです。「認知症初期集中支援チーム」に参加しており、ケアマネジャーさんらコメディカルの方々と連携しながら認知症の方やご家族をサポートしています。具体的には、「1人で薬が飲めなくなった」「家族とのトラブルが増えた」など、初期の認知症が疑われる人や家族の人の相談に乗り、時間をかけて経過を診るというものです。認知症は徐々に進行する疾患ですが、適切な薬を飲んだり、周囲の人とうまくコミュニケーションを取ったりすることでその進行を遅らせることができます。できる限り住み慣れた自宅で過ごしてもらうために、早期のサポートが重要なのです。

―認知症ケアにはチーム医療が不可欠なのですね。

そうです。サポートの対象の方には「定期的に通院すること」や「薬を正しく飲めている」など一人ひとりに目標をもってもらうのですが、そのゴールにたどり着くには多くの人の協力が不可欠です。初期集中サポートは全国的な取り組みですが、豊島区では特にコメディカルの方々の役割を重視していて、医療連携を積極的に進めています。また、家族の役割も重要です。親が認知症になったことを受け入れられずに、なかなか助けを求められない方もいるのですが、早めに相談していただければ適切なサポートを提供することができます。家族の負担を減らすために、デイサービスなどを紹介することもできますから、ストレスを抱えてしまう前にぜひ声をかけていただきたいです。



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