しまむらクリニック

しまむらクリニック

島村 健 院長

頼れるドクター

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川崎市高津区の子母口クリニックモールに、2012年6月「しまむらクリニック」が開院した。内科(消化器・糖尿病・循環器)・在宅往診のクリニックだ。「開業して町の医師になることは、小学生時代からの夢だったんです」。そう語るのは、院長の島村 健先生だ。きっかけは、ある医師との出会いだったという。患者と家族の立場に立つという診療方針や、在宅診療に積極的に取り組む姿勢は、これまでの臨床腫瘍科でのがん患者の診療やアメリカ留学での体験などから、自然とたどりついた。どんな経験が、今の島村医師を作り上げたのだろう。落ち着いたすてきな内装の医院で、じっくりとお聞きした。
(取材日2012年10月5日)

小学生の頃に出会った医師に憧れ、念願のクリニックを開院。在宅診療にも力を入れる

―2012年の6月に開院したばかりだそうですね?

当院は駅からは少し距離があるのですが、繁華街よりのんびりしたところが好きな僕にとっては、ここは自分の医院を開くのに最適な場所でした。車で10分ほどの場所に住んでいるので、ここは僕にとっても地元です。駅から遠いぶん、近隣の方には通いやすいでしょうし、実際患者さんにも「近くにクリニックができて便利になりました」とおっしゃっていただいています。医院のシンボルマークのウミガメには、患者さんが長生きできるようにという願いをこめました。こうして町のお医者さんになることは、僕にとって小学生時代からの夢だったんです。それが叶い、少しずつ患者さんも増え始め、今とても幸せです。

―小学生の頃に医師になろうと思われたのですか?

はい。きっかけは、ある医師との出会いでした。僕は小学2〜3年のときに川崎病を患ったんです。熱が長く続き、舌が赤くなったり、体のだるさや手足のしびれが起きたりする血管炎です。当時は診断がつくまで10日くらいかかり、あげく、告げられた病名が川崎病。人によっては心臓に後遺症が残ることもあるので、僕はとても不安で、「このまま死ぬんじゃないか」とまで思ったんですよ。でも、その時診療にあたってくれた医師がとてもいい方で、通院の度に励ましてくれて、いつも笑顔で対応してくれたんです。その先生に憧れ、いつしか「僕もこんな町のお医者さんになりたい」と思うようになっていたんです。

―診療科目は内科(消化器・糖尿病・循環器)ですね。

内科の一般的な症状のほか、消化器や糖尿病・循環器疾患の診療を行っています。開業前は大学病院の臨床腫瘍科におり、がんの患者さんを長年診ていました。その経験を生かして早期がんの発見にも力を入れたいと思ったので、デジタルX線装置や、超音波検査器、胃と大腸の内視鏡カメラも備えています。驚いているのは、開院してまだ4ヵ月なのに、早期がんの見つかる頻度が思っていたよりも高いんです。近隣の医院から紹介されて検査を受けにきた方だけでなく、試しに受けてみたという方の中からも、胃や大腸の早期がんが何人か見つかっています。検診の重要性をもっと啓蒙していかなければと実感しますね。また僕は糖尿病の治療にも積極的に取り組んでいます。昔はインスリンを打ちながら一生付き合う病気でしたが、いまは糖尿病も治していこうという時代。すい臓に負担がなく、むしろ機能をよくして治療する方法がありますので、なかなか病状が良くならず、生活習慣を改めるのに必死になっている方は、ぜひ一度相談してほしいです。

―在宅診療にも力を入れているそうですね。

体が不自由で病院に通えない方はもちろんですが、がんの末期で、最期は自宅で迎えたいとう方のサポートをしたいと思い、在宅診療を始めました。僕もしくは看護師が、お昼休みや診療時間後を利用して、お一人の方に週に何度か、具合が悪ければ毎日でも伺います。苦痛のない生活を送れているか確認し、必要なお薬をさしあげています。自宅での療養はリラックスしていられますが、不安もつきものです。そこで、僕はもちろん看護師全員が往診専用の電話を持っていて、患者さんやご家族が何でも気軽に聞くことのできる体制を整えています。看護師にも持たせているのは、治療と直接関係ない食事や入浴の疑問点などは、僕に聞くよりは女性の看護師のほうが話しやすい方もいらっしゃるからですね。

記事更新日:2016/01/24


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