メディカルケア虎ノ門

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五十嵐良雄院長

頼れるドクター

医療トピックス

職場での対人関係上の問題で発覚
成人の発達障害外来

メディカルケア虎ノ門

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「発達障害」といえば子どもの問題ととらえがちであるが、実際には青年期や成人期以降に発達障害と診断される方も多いという。軽度の発達障害の場合、個性的なキャラクターと判断されて特に問題にされないまま放置されてしまうことが多く、就職等で社会に出てから仕事上のトラブルが生じ、初めて障害が発覚することも。今回はこの成人の発達障害について、社会人のうつ病や不安障害で多くの実績を持つ「メディカルケア虎ノ門」の海老澤尚副院長にお話を伺った。(取材日2013年6月26日)

幼少期に見つけにくい軽度の「自閉症スペクトラム障害」。就職後のコミュニケーションの問題により発覚

なぜ発達障害の専門外来を始めたのですか?

25443 mt 1 q1 1372899518 ▲成人の発達障害の患者は増加傾向にある 当院は虎ノ門という立地の特性から、周辺をはじめ多くの企業にお勤めの患者様がうつ病のご相談・治療で多くいらっしゃいます。その中で、発達障害、中でも「自閉症スペクトラム障害」に起因して発症しているのではないかと思われる患者様が多いため、専門の外来を設ける必要性を感じたのです。

発達障害は子どもだけでなく、大人にも多いのでしょうか?

25443 mt 1 q2 1372899518 ▲自閉症スペクトラム障害の特徴など説明してくれた海老澤尚副院長 発達障害としては、知的障害、学習障害、注意欠如多動性障害、そして自閉症スペクトラム障害が代表的です。その中でも自閉症スペクトラム障害には、社会性の獲得やコミュニケーション能力の獲得といった人間の基本的な機能の発達の遅滞を特徴とする自閉症やアスペルガー症候群が含まれます。症状が重い方は幼少期に発見しやすいのですが、軽度の方は「個性的な子ども」として判断されることが多く、障害を見逃されたまま成長し、社会へ出ていくことになります。そこで初めて、コミュニケーション上の問題が発覚する方も少なくありません。

最近、企業でコミュニケーションのとれない社員の話を聞きますが……。

25443 mt 1 q3 1373939598 ▲「自閉症スペクトラム障害」は現代の社会問題として注目を集める 自閉症スペクトラム障害は、社会性やコミュニケーションの障害と言われています。学生までは、生活を共にするのは同じクラスメートや先生で、患者さんの「個性」を理解して対応してくれる、いわば守られた環境でしたが、社会に出ると理解を得るのが難しくなります。その結果、雰囲気が読めず場にそぐわない発言をしてしまう、上司の指示が適切に理解できないといったコミュニケーション上の問題が浮上することになります。コミュニケーションによるトラブルやコミュニケーションロスによるミスが発生し、取引先や上司から叱責され、ストレスを抱えたり、パニックに陥ったり。そんな悪循環の結果うつ病を発症するケースも少なくなく、近年問題視されることになりました。

成人の発達障害外来とは、どのようなものでしょうか?

25443 mt 1 q4 1372899518 ▲メディカルケア虎ノ門のような人員、設備の整った施設は希少 発達障害による職場におけるコミュニケーショ上の課題をお持ちの方、そのことが原因でうつ病を発症してしまった方を主な対象としています。また、外来診療に加え、発達障害の方のリハビリテーションプログラム(SSR:Social Skill Renovation)も開始いたします。このデイケアに通っていただき、病気についての理解を深め、対人関係やコミュニケーション等のライフスキルを身に付けて、生きづらさを軽減していくことが目的です。ケースは人によって異なりますので、一人一人に合った社会復帰・職場復帰を目指します。

働く人のうつ病にも様々なケースがあるそうですが。

25443 mt 1 q5 1372899518 ▲多くの『ココロの問題』で悩む人々に手を差し伸べている うつ病といえば、意欲が湧かず抑うつ的な気分になる、不安や焦りにとらわれる、不眠症といった症状が思い浮かびますが、うつ症状と躁症状(気分が高揚してテンションが上がり、必要以上に行動的になる)を併発する「双極性障害」もあります。うつ症状が大きく躁症状が少ないものは「双極性?型」と呼ばれますが、躁症状が軽いため把握できずうつ症状のみの治療が行われてしまい、ますます気分が不安定になって問題行動を起こすケースも少なくありません。また、最近では、「新型うつ」といわれる症状も話題になっています。これは、気分が落ち込んで出社はできないものの、休職中に旅行に出かけたりするなど会社以外の場所では通常通りの状態でいられるもの。従来のうつ病は自分を責める傾向がありますが、「新型うつ」は会社や上司等の自分以外に原因を見る傾向があり、大きく異なります。

ドクターからのメッセージ海老澤尚副院長

当院では多様化する社会人の心の問題の治療に、長年取り組んでまいりました。最近特に増えているのが、うつ病に代表される気分障害の治療で、そのうつ病の背景の1つに成人の発達障害があることがわかってきました。成人の発達障害はとかく「困った人」「空気が読めない人」「個性的な人」と見過ごされがちですが、本人にとってはなぜ問題なのかがわからない状態です。そのまま対人関係のストレスを抱えてしまい、うつ病を発症するケースも少なくありません。早めに治療を行うことでコミュニケーション上の問題を減らすことができれば、本人の能力を発揮しやすくなりますので、気になる方は気軽にご相談いただけたらと思います。

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