みなと芝クリニック

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川本徹院長

医療トピックス

乳がんは早期発見が治癒の鍵
乳腺の外来で定期的な検査を

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自由診療

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日本における罹患率が増加の一途をたどっており、社会的な関心も高まっている「乳がん」。近年は検診を受ける人も徐々に増えているが、欧米諸国に比べるとまだまだ少ないのが現状だ。しかし乳がんは、早期に発見できれば治癒も不可能ではない。「みなと芝クリニック」の川本徹院長も、年に1度の定期検診を勧めている。一方で、乳がんが疑われる場合や、多くの女性にとって身近な乳房の痛み、張りといった症状がある場合に、何科を受診すればいいのか迷う人も少なくないだろう。そこで今回は、乳がんの症状や検診の詳細、乳房に関するあらゆる症状を扱う「乳腺の外来」について、川本院長に詳しく聞いた。(取材日2017年9月9日)

初期段階での症状はほとんどなし。マンモグラフィと超音波検査で小さな病変を見逃さないことが大切

乳がんとは、どのような病気ですか?

1 ▲早期発見のためには定期的に検診を受けてほしいと話す川本院長 乳がんは乳腺にできる悪性の腫瘍で、日本人女性が一生のうちに発症する確率は11人に1人といわれています。しこりの大きさが2センチメートル以下でリンパ節への転移がないものを早期がんと呼び、残念ながらこの段階ではほとんど症状がありません。乳房の痛みとの関連性もないことのほうが多いため、早期に発見するためには定期的に検診を受けることが大切です。乳がん検診は、市区町村が行っている「対策型検診」と、会社や個人で受ける「任意型検診」があり、現在、対策型検診はエックス線撮影により乳房の異常を捉えるマンモグラフィを2年に1度、任意型検診では超音波検診を行っているケースが多いです。

乳がん検診について、詳しく教えてください。

2 ▲完全予約制なのでゆったりと診察を受けることができる マンモグラフィと超音波検査は、適する年齢などそれぞれ特徴があり、両方受けることで診断を補い合うことができます。選択できるのであれば、両方の検査を毎年、または1年ごとに交互に受診すると良いでしょう。当院では任意型検診として超音波検査を行っており、必要に応じて連携病院へマンモグラフィをお願いしています。基本的に検診は「早期の病変の見落としを減らすこと」を目的としているので、良性の病変の方も含めて10%程度が精密検査を受けるよう指示されます。その中で実際に乳がんと診断される方は2.5%程度。それだけ乳腺には良性の疾患も多く、慎重な判断が求められます。

良性の疾患には、具体的にどのようなものがありますか?

3 ▲女性の医師が診察、超音波検査とも担当する 線維腺腫という、乳房にしこりができる疾患が最も多く、30代前後の女性に多く見られます。マンモグラフィなどの画像検査で診断できるものもありますが、良性と悪性を確実に見分けるには、針でしこりの細胞を採取する穿刺細胞診や針生検などを行う必要があります。そのほか、痛みを伴う症状もあり、中でも一番多いのが月経の約2週間前から月経開始まで続く生理的乳房痛です。この痛みがある方は乳腺のう胞という水がたまる袋があったり、乳腺が多いことから乳房が張っていたりすることが多く、このような状態を総じて乳腺症と呼ぶこともあります。

これらの症状は、何科で診てもらうのが良いのでしょうか?

4 ▲気になることがあれば乳腺を専門に扱う窓口に相談を 乳腺に関するさまざまな症状を専門的に診ている乳腺外科や、乳腺専門の外来で診てもらうのが良いでしょう。乳房に痛みやしこりがある方や乳がん検診で異常を指摘された方はもちろん、最近では、良性の病変に対する定期的な経過観察のために受診される方も増えています。その他、自費での乳がん検診を受けたいという場合や乳がん治療後にホルモン治療を受けたいという場合も、乳腺を専門に扱うこれらの窓口に相談することをお勧めします。

実際に病気が見つかった場合、どのような治療を行うのですか?

5 ▲場合によってさまざまな治療を提案している 乳房の痛みなどが月経困難症に由来する場合は、ホルモンの分泌量を調整する治療を行います。線維腺腫など良性のしこりは基本的に治療の必要はなく、悪性に変化しないかを経過観察していくことが多いです。しかし、しこりが大きい場合や一部の細胞だけでは診断を確定できない場合、妊娠期や授乳期でないのに乳頭から分泌物が出る「乳頭分泌異常」により、乳管内にポリープ(乳頭腫)が認められる場合などは手術で取り除くことも。一方、しこりが悪性の場合は、がん細胞の種類や性質、転移の有無を調べるために追加の検査を行い、手術、内分泌治療、抗がん剤治療、放射線治療などを、単独もしくは複数組み合わせて行います。

料金の目安

任意型の乳がん検診(超音波検査)/9000円(税別)

ドクターからのメッセージ

川本徹院長

がんは細胞の病気で、徐々に全身に広がる進行性のものですが、乳がんは早期に治療を始めれば治癒する可能性が高いです。発症率は30代後半から高まり、40代前半と60代後半にピークを迎えますので、若い人はもちろん、特に40歳を過ぎた方は、年に1度、定期検診を受けていただきたいですね。当院では、乳腺を専門とする女性の医師が診療を担当する、乳腺の外来を設けています。完全予約制で待ち時間も少なく、ゆったりとした雰囲気の中で診療を受けられますので、乳房に関して不安なことがある方は、遠慮なく相談にいらしてください。

記事更新日:2017/12/01
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