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見えない部分が確認可能に
マイクロスコープを用いた根管治療

武内歯科医院

(横浜市磯子区/磯子駅)

最終更新日:2019/12/27

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  • 自由診療

最大20倍となる視野を明るい状態で確認し、肉眼では見えない部分まで精密に処置していくことを可能にしていく歯科用マイクロスコープ。歯科治療の中でも特に精密さが求められる根管治療において、その特徴を発揮する頼れる存在だ。「『マイクロスコープさえ使えば何でも治る』と勘違いされる方もいらっしゃいますが、あくまで視野を拡大する道具の一つ。ただし、上手に活用することで、根管治療の精度を向上させていくことは可能です」と語るのは、長年マイクロスコープを根管治療をはじめとするさまざまな歯科診療に活用してきた「武内歯科医院」の武内清隆院長。今回、マイクロスコープを用いた根管治療について解説してもらった。 (取材日2019年12月11日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q根管治療とはどのようなものなのでしょうか?
A

根管治療は歯内療法とも呼ばれ、深くまで進行した虫歯や外傷などによって、歯の根の中にある歯髄の炎症や感染が起こった場合に行う治療のことです。歯髄の炎症や感染を放置してしまうと、歯の痛みや歯肉の腫れが起こったり、炎症が周囲の組織にも広がることで、歯を失ってしまう場合もあります。以前は「悪い歯は抜くべき」という考え方が浸透していた時期もありましたが、現在では「残せる歯は残すべき」というのが、歯科医療の主流の考え方です。根管治療により、歯の根の中の細菌をできる限り除去し、新たに根管内に細菌が侵入することを防ぐ処置を行うことで、ご自身の歯が長く保てるようにしていくのです。

Qマイクロスコープを導入しようと考えた経緯は何ですか?
A

マイクロスコープを用いることで、肉眼では見ることができない歯や口腔内のとても細かな部分まで実際に見て確認することが可能となります。「歯科治療は精度がすべて」と言っても過言ではなく、マイクロスコープを導入する前から当院では歯科用ルーペを用いるなどして精密に治療していくことを心がけてきました。マイクロスコープであれば、視野を最大20倍まで拡大し、かつ明るくして見ることができます。肉眼では見えないような歯の凹凸や補綴物と歯の隙間、細い根管の奥まで実際に見ながら処置を施すことができるのです。

Qどのような場面にマイクロスコープを用いていますか?
A

当院では根管治療を中心に、虫歯治療や審美歯科から口腔外科、インプラント治療などさまざまな場面でマイクロスコープを活用しています。マイクロスコープにはCCDカメラが搭載されていますので、患部の状態を撮影し、動画や画像をモニターに映し出して、患者さんと一緒に確認しながら治療を進めたり、ご説明をしたりしています。とはいえ、マイクロスコープさえ使えばどんな症状も直ちに治せるという訳ではありません。その力を盲信することなく、眼鏡と同様に「見る道具」としてのマイクロスコープを上手に活用することで、治療の正確性を高めていき、再発防止をめざすことが可能となるのです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査と診断

まず、レントゲン撮影を行い、肉眼による診察で口腔内の状態を把握する。歯根破折などの場合を除き、治療のターゲットを見定める診断の段階では、マイクロスコープを使うことはないのだそう。歯髄が汚染されて、神経が死んだ状態の歯が見つかった場合、根管治療が必要と判断。患部が絞られたら、マイクロスコープを用いて精密に状態を確認して、治療計画を立てていく。

2治療計画の説明

診断に基づいて立てた、今後の治療計画を患者に伝える。その際、レントゲン画像やマイクロスコープに搭載されたカメラで撮影した画像、動画を見せながら説明することで、患部の状態や治療の流れなどを患者が理解しやすいように工夫しているのだそう。ビジュアルで患部の状態を確認することで、治療の必要性をより深く実感できることも多く、治療に対する納得感につながるのだとか。

3マイクロスコープを用いた根管治療

細菌感染を防ぐために、根管治療ではすべての症例においてラバーダムを使用。ラバーダムとは薄いゴム製のシートのことで、穴を開けて治療をする歯にかぶせて術野を見やすくすると同時に、唾液などの細菌が患部に侵入するのを防ぐ目的で使われる。この後に、マイクロスコープを用いて患部を確認しながら、歯髄の除去を行い、根管を消毒していく。同院では通常、視野を広く保つために10倍程度の拡大倍率で作業を行うのだそう。

4薬剤と詰め物を詰める

マイクロスコープで確認しながら歯髄を取り終えたら、薬剤を使って洗浄と消毒を行う。歯の根の先まで薬を充填した状態で仮詰めして数日置き、消毒が完了したら樹脂などを根の先まで緊密に詰め込んで根管治療は完了する。充填物を隙間なく詰め込むことで新たな細菌の侵入を防いでいくのだそう。一度の作業時間は通常1時間から1時間半程度。仮詰めの状態で放置することはたいへん危険なので、指示に従って受診をするようにしよう。

ドクターからのメッセージ

武内 清隆院長

いわゆる「神経を抜く」治療である根管治療は、精密さが鍵となる歯科治療全般においても特に精密さを求められる内容です。歯根は細く深い上、湾曲していることもあり、肉眼で確認できる範囲は限定的。従来の治療では、どうしても歯科医師の勘に頼らざるを得ないところがありました。しかし、マイクロスコープを用いることで、より細かい部分を実際に「見て」、確認することが可能になったんです。再発を防ぐために、マイクロスコープは大きな役割を果たしてくれるのです。ご自身の歯をできる限り残すためにも、歯髄の炎症が見つかったら、マイクロスコープを活用した根管治療をぜひご検討ください。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

マイクロスコープを用いた根管治療/3万円~、セラミック/9万9000円~、ジルコニア/12万円~、インプラント/49万7500円~(税込)費用はあくまで目安です。詳しくは医院までお問い合わせください。

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