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鈴木 高佳 理事長、鈴木 美砂 先生の独自取材記事

戸塚駅前鈴木眼科

(横浜市戸塚区/戸塚駅)

最終更新日:2020/03/31

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「医師として、眼科医として、何が求められているか、地域のために何が必要かを常に考えています」と語る鈴木高佳理事長。父が耳鼻科医、母が眼科医という環境で育ち、自然に医師を志し、広く外科領域を学びたいと大学病院の麻酔科を経験した。その後、白内障手術など画期的な診療技術が次々と開発される眼科領域に進み、大学病院や専門医のもとで外科診療の腕を磨いてきた。また、同じように開業医の家に生まれ、自然に医師をめざした妻の美砂先生は、臨床で経験を重ねた後、さらに基礎研究を深めるため慶應義塾大学で研究に励んだという、穏やかながらも情熱あふれるドクターだ。二人がともにめざすのは、常に患者に寄り添う診療スタイル。地域密着のクリニックとして患者のためにできることを、医療技術のみならず、通院や診察を受ける際の患者の利便性まで追求しながら日々の診療あたっている。
(取材日2015年12月24日)

豊かな知識と経験に基づく高度な医療を提供する眼科医

まず、鈴木理事長にお伺いします。医師を志したきっかけを教えてください。

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【鈴木理事長】私は逗子市出身なのですが、父が耳鼻科、母が眼科の医師で、「鈴木耳鼻科眼科医院」を開いていましたので、その働く姿や地域の皆さんに慕われている姿を見ながら育ち、自分も地域医療に携わりたいと自然と考えるようになりました。医学部へ進学し、「耳鼻科と眼科のどちらに進もうか」「外科領域の脳神経外科や循環器外科なども勉強したい」と考えていたところ、恩師から麻酔科を勧められました。麻酔科は、すべての外科領域のドクターと関わり、その仕事ぶりや生き様を見ることができるし、実際に手術室で気管内挿管や中心静脈ラインなどの手技も学べるからいいだろうというわけです。特に、日本医科大学が力を入れていた救命救急センターやICUで研修することができたのも魅力でしたので、大学卒業後は、まず麻酔科に入局して研鑽を積みました。

その後、眼科を選ばれたのはどうしてですか。

【鈴木理事長】ちょうどその頃、眼科では白内障の超音波手術が本格的に始まり、またレーシック手術や硝子体手術も開発されたところだったのです。医療技術が急速なスピードで発展し、とてもやりがいのある分野ではないかと思ったので眼科を選択することを決意し、横浜市立大学の眼科に入局しました。将来地元で開業することも考え、神奈川県内の大学病院で研鑽を積みたいと思ったのです。大学病院では関連病院に出張という形で勤務します。私は特に外科手術を学びたいと考えていたので、眼科手術の症例数が多く、しかも、あまりみんなが行きたがらない地方の病院をあえて選ぼうと、まず函館の藤岡眼科病院に勤務しました。ここで、私にとっての“白内障手術の師匠”藤岡先生に出会い、そしてさまざまな指導を受けました。食べ物もおいしいし、仕事が終わってからスキーやスノーボードにナイターで行くこともでき、函館での生活は楽しかったですね(笑)。また、函館では訪問診療も行っていました。かなりのへき地まで看護師さんや事務スタッフと、3、4人のチームで患者さんの家まで伺って、目の検査を行い目薬などを処方するのです。これも貴重な経験でしたね。次に、小田原市の佐伯眼科クリニックに勤務して、こちらでも手術の経験を積み、眼科医師として著名な佐伯先生の哲学や優れた技術から多くを学びました。

手術の腕を磨くことにこだわられていたのですね。

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【鈴木理事長】そうです。そして別の大学の医局の空気を吸うのもいいかなと考え、角膜手術を多く行っていた東京歯科大学の市川総合病院眼科で角膜疾患の診断・治療に携わり、また東京歯科大学水道橋病院眼科ではレーシックをはじめとする屈折矯正手術、日帰り白内障手術などの経験を積みました。日本の眼科領域の第一人者の先生方のもとで角膜の手術全般を学び、他ではできない先端的な手術の経験もできました。その後、横浜市大に戻り、関連の国際親善総合病院の眼科部長になりました。手術の経験は十分に積めたので、今度は、総合病院の眼科での診療を経験したいと考えたのです。ここでは、県内では先駆け的に加齢黄斑変性の光線力学的療法、多焦点眼内レンズ(遠近両用の眼内レンズ手術)など新しい治療を手がけました。網膜剥離の手術、糖尿病網膜症などの網膜硝子体疾患に対して25ゲージ小切開硝子体手術を開始したり、県内で大学病院以外では初めて加齢黄斑変性に対して、内科的治療(抗血管内皮増殖因子硝子体注射療法)も導入するなど、内容の濃い4年間でした。

グループ医院の拠点として専門的な治療にも取り組む

こちらのクリニックの特徴はどのような点ですか。

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【鈴木理事長】白内障手術、加齢黄斑変性症の診断と治療(精密検査、手術・注射による薬物治療)、緑内障健診・治療(レーザー・手術)、網膜硝子体疾患(網膜裂孔・糖尿病網膜症の精密検査、レーザー治療、手術)などの専門的な治療を、一般的な開業医のレベルを超えて行う眼科クリニックと自負しています。そのために大学病院並みの精密な検査機器や治療器機、手術室など高度な設備を設けました。また、結膜炎やアレルギー、眼瞼下垂や逆さまつげなどまぶたの手術など一般的な眼科診療、コンタクトレンズや眼鏡の処方まで幅広く行っています。診療圏も広く、戸塚区だけでなく、栄区や泉区、藤沢市などから多くの患者さんが来てくださいます。

美砂先生は、どうして眼科医の道を進まれたのですか?

【美砂先生】母が金沢区に「富岡耳鼻科眼科」を開業していましたので、その影響です。眼科を選んだのは、もともと手術をするのが好きだったので、手術を行う科を専門にしたいと考えていました。そうすると、外科系・脳外科系など他の分野も候補に挙がるのですが、顕微鏡下で手術を行うなど専門性の高さが問われる術式に興味があったこと、後に開業しても技術・設備面などを含めて大学病院と同レベルの医療を提供できることに魅力を感じ、眼科の道に進みました。1996年に愛知医科大学を卒業して、横浜市立大学の眼科に入局後は10年間、複数の関連病院で白内障の手術なども含めて臨床経験を積みました。その後、基礎研究をさらに深めたいという思いから、慶應義塾大学病院で網膜の分子生物学を専門にしている研究室に入って基礎研究を行いました。現在も慶應には籍を置き、特任助教を務めています。

ご専門についてお聞かせいただけますか?

【美砂先生】メディカルレチナといって網膜の疾患に対して内科的な治療をする分野が専門です。昔は網膜の疾患に対してはサージカルレチナ、手術がメインだったのですが、現在は手術適応のものを除き、メディカルレチナが一つの分野が確立されてきています。当院では立ち上げ当初から、私がその外来を週1回担当し、加齢黄斑変性など網膜の疾患に関する相談を受けたり、専門的な診断を行っています。通常であれば、大学病院まで行く必要があるような内容についての判断も可能です。また現在、慶應義塾大学病院や国際親善総合病院でもメディカルレチナの外来を担当しています。

他にもクリニックを開設されているそうですね。

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【鈴木理事長】現在、グループとして逗子・藤沢・鎌倉にも医院があります。それぞれに特徴があるのですが、この戸塚駅前鈴木眼科は、大学病院並みの先端の検査・治療機器、手術室を備えていますので、加齢に伴う網膜の疾患である加齢黄斑変性や、動脈硬化などにより網膜の血管が詰まる閉塞性の網膜血管疾患などの専門的な治療の拠点になっています。私は白内障や角膜手術、網膜硝子体疾患などの手術、美砂先生はメディカルレチナとそれぞれ専門分野を診ています。その他、一般的な外来の診察は、他の常勤・非常勤のドクターがそれぞれの専門を生かして分担し、ほぼ二診制で診療しています。

診療技術の高さだけではなく、診療の質の向上にもこだわって

診療方針を教えてください。

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【鈴木理事長】わかりやすい説明と対応を心がけるということに尽きますね。外来では時間の許す限り、患者さんのお話をお聞きしたいと考えています。とにかく話すだけ話していただき、こちらから的確な質問をできるだけ投げかけ、お答えいただいて、症状や患者さんの気持ちを深く知ることに注力し、そのうえで検査をします。この患者さんは何に困られているのか、悩まれているのか、どうして来院されたのかということをくみ取り、自分の専門分野なら限りなく深く掘り下げていき、専門外であれば適切な施設にご紹介することを心がけています。

今後の展望をお聞かせください。

【鈴木理事長】専門的な検査・治療をグループ内で完結できるのが私どもの医院の強みですから、患者さんには、いつも診てもらっている医師に手術をしてもらえる安心感を持っていただけるのではないかと思っています。患者さんにこの利点をさらに便利に受け取っていただくため、患者さんにとって煩雑な手続きをできるだけなくし、当院をより利用しやすいようなかたちを整えたいという考えから、当院でも2016年から電子カルテを導入し、グループ内での連絡をさらに円滑にします。これによって、患者さんは前の医院で受けた検査内容やその結果を紙で持参したり、同じような問診を受ける必要がなくなります。今後も、グループで診療を行っているメリットを最大限に生かすため、さまざまな点で連携をより強化し、どんな疾患を持った患者さんにとっても通いやすいクリニックをめざしたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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【鈴木理事長】開院して6年が過ぎ、多くの患者さんに来院していただき、感謝しています。当院は、緑内障、加齢黄斑変性症、白内障など、最近増加している加齢に伴って増えてくる眼科疾患の多くに対応でき、手術まで行うことができます。特に緑内障や加齢黄斑変性症は、進行すると元通りまで治らない病気でもありますので、定期的な検査を行うことをお勧めします。戸塚駅前は、西口と東口の踏切がなくなり、さらにアクセスがよくなります。トツカーナは駐車場も完備されていますし、とても便利な環境です。年中無休で夜7時まで診療受付をしていますので、定期検査も受けやすいと思いますし、他にも何か心配なことがあればどうぞ気軽にご来院ください。

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