全国のドクター8,585人の想いを取材
クリニック・病院 161,527件の情報を掲載(2019年11月14日現在)

公立大学法人 横浜市立大学附属病院

相原 道子 病院長

99999

横浜市立大学医学部を卒業し、同大附属病院での診療経験も長い相原道子院長は、「横浜市民の命を守る最後の砦、という気持ちが非常に強い病院だと思います」と「横浜市立大学附属病院」について語る。長く市民に親しまれ、信頼されてきた期待に応えるため、高度な医療の提供、安全を重視した診療体制、質の高い医療人の育成が同院の基本方針となっている。そして、「ご紹介いただいた患者さんは、どんなに難しい病気でも治療の可能性を探り、できる限り手を尽くすことが当院の役割と考え、実践しています」と相原院長。今後は紹介元となる医療機関との連携を深め、連携病院との協定を通じて医療機能を適切に活用するなど、地域医療との連携もさらに強化する予定だ。また働きやすくやりがいの持てる職場環境の整備にも取り組み、職員のワークライフバランスを整えるとともに、診療面での好影響も期待する。「新しいものを採り入れて発展してきた港町・横浜のように、当院も多様な人材を受け入れ、さまざまな患者さんに対応できる力を磨きたいですね」と将来を見据える相原院長に、同院の診療の特色などを聞いた。
(取材日2016年12月19日)

市民の最後の砦との意識で責任ある診療を

―この病院の成り立ちや地域での役割はどのようなものですか?

当院の開院は1991年で、横浜市立大学の病院としては1954年開院の医学部病院にさかのぼりますが、そのルーツは明治時代にあり、昔から横浜市民の皆さんに信頼され、親しまれてきた病院です。現在は金沢区福浦にある県内唯一の特定機能病院である当院と南区浦舟町にある市民総合医療センターの2院体制で運用しており、各診療科の得意分野を生かすなどの協力体制で、地域の医療機関からご紹介いただいた患者さんを診ています。特に「横浜市民の命を守る最後の砦」という強い責任感を持ち、他の診療所や病院で十分に対応ができなかった難治性の病気、さまざまな合併症で手術が難しい患者さんをご紹介いただいた場合でも、治療の可能性を求めて診療に当たっています。今後は地域の医療機関との連携をさらに強め、当院と診療所の連携に加え、当院と他の病院との連携を図る連携病院協定も結び、病院相互の医療機能を十分に発揮することをめざしています。

―横浜市と非常に深い関わりのある病院なのですね。

ええ、神奈川県内の公的医育機関附属病院は当院と市民総合医療センターで、横浜市はもちろん神奈川県全体の医療に貢献することも大切な使命となります。医学生、看護その他医療関係の学生が実習を行う環境を整えると同時に、毎年非常に多くの医師が当院に入局して質の高い医学教育を受け、診療経験を積んでいるのです。そうして力をつけた医師を関連病院に派遣することが、県全体の医療の質と安全の維持に役立つものと考えます。このほか患者さんの退院後の生活も考えた支援を入院当初から行い、治療を終えた患者さんが住み慣れた地域に戻られ、安心して医療や介護を受けていただくための取り組みも進めています。また当院は1999年に大変深刻な医療事故を起こし、それを深い教訓として医療安全を徹底しました。このため患者さんの安全を第一に診療する姿勢は医師、看護師、その他の医療スタッフ全員に浸透していると感じます。

標榜の診療科目を同じ行政区・駅で探す



Access