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岡田 航平 院長の独自取材記事

トルナーレ内科

(中央区/浜町駅)

最終更新日:2026/01/29

岡田航平院長 トルナーレ内科 main

都営新宿線・浜町駅や東京メトロ半蔵門線・水天宮前駅、都営浅草線・人形町駅など、複数路線からアクセスできる高層ビルの2階に「トルナーレ内科」はある。白を基調としたすっきりとした院内には、迅速な血液検査に対応可能な機器を備え、忙しい現役世代も通いやすい環境を整えている。院長の岡田航平先生は順天堂大学を卒業後、消化器内科や緩和ケアで研鑽を積み、2025年に同院の院長に就任。「共感を大事にしながら患者さんに寄り添いたい」と語る岡田院長は、気さくで話しやすい人柄が印象的だ。消化器がんの診療に携わる中で在宅医療への関心も深め、訪問診療にも取り組んだ経験もある岡田院長に、診療への思いを聞いた。

(取材日2026年1月7日)

消化器内科から緩和ケアへ、患者の人生に長く寄り添う

先生が医師をめざしたきっかけを教えてください。

岡田航平院長 トルナーレ内科1

父が医師として働く姿を、幼い頃から身近に見て育ちました。神奈川で内科を開業している父は、帰りが遅いことも多かったのですが、自分のことより患者さんの診療を優先する姿を見て寂しいという感情よりもとても頼もしく映っていました。小学生の頃には、自然な流れで「将来は医師になるものだ」と感じていたように思います。今の私がめざす医師像は、父のように患者さんに寄り添い、共感を大切にする診療です。時代によって患者さんが求めるものも変化していますから、今の私にできるかたちで一人ひとりと向き合っていきたいと考えています。

消化器内科を専門に選ばれた理由を教えてください。

消化器内科を選んだのは、診療の幅が非常に広い点に魅力を感じたからです。生活習慣病からがん診療まで多様な疾患に関わることができ、患者さんの人生に長く寄り添える診療科だと思いました。特に内視鏡診療では、検査から診断、治療まで一貫して携われる点が大きな魅力です。一般に「診断は内科、治療は外科」と言われることもありますが、消化器内科は診断も治療もできます。命に関わるような出血を止めたり、早期のがんであれば内視鏡で治療して完治をめざしたりと、ほかの内科領域にはない手技の多さがあります。外科的な手術が必要になった場合も、術後は再び内科でフォローすることが多いため、最初から最後まで患者さんに寄りうことができる。そこに大きなやりがいを感じました。当院では、内視鏡検査機器を導入できていないことが心苦しい部分ではありますが、現在検査が必要かどうかの判断まで診させていただいています。

がん診療を通じて身につけたこと、感じたことはありますか?

岡田航平院長 トルナーレ内科2

消化器がんの診療に携わる中で、自然と緩和ケアや在宅医療にも関心が広がっていきました。大学を卒業後に、初期研修で緩和ケア部門を回った時、先輩医師が患者さんの最期の瞬間まで緩やかに、苦しむことなく過ごせるよう、ご家族の受容も促しながら支えていく姿にとても感銘を受けました。例えば、それまでトイレに行くことすら難しかった方も、痛みの緩和を図ることでできることが増えれば、最期まで生活の質を保つことにつながります。緩和ケアの可能性を実感できた当時の経験は、今の外来診療にも生きています。緩和ケアではどのような支援が行われ、患者さんがどのような最期を迎えるのかを知った上で診療できるため、将来を見据えた計画が鮮明に描けるようになりました。

迅速な検査と丁寧な対応で、忙しい世代の健康を支える

クリニックの特徴や患者層について教えてください。

岡田航平院長 トルナーレ内科3

当院は高層ビルの2階にあり、周辺には企業も多いため、40代や50代の働き盛りの方が多くいらっしゃいます。仕事帰りに来られる方や、勤務中に体調を崩して来院される方も少なくありません。主な症状としては風邪が最も多く、腹痛や胃腸炎、生活習慣病などで受診される方もいらっしゃいます。中には超音波検査を希望される方もいますね。複数の路線からアクセスできる立地ですので、遠方から通勤されている方でも仕事中に体調を崩された際にも対応できる点は、当院ならではの特徴だと考えています。忙しい方が多いからこそ、お待たせしないよう効率を意識しつつも、丁寧な診療を心がけています。

院内で受けられる検査について教えてください。

当院では超音波検査とエックス線検査に加え、迅速血液検査にも対応しています。迅速血液検査では、10分ほどで体の中の炎症や貧血の状態を確認することができます。こうした設備をクリニックで導入されているところは多くないと思いますので、当院の強みの一つだと感じています。忙しい方にとって検査結果を待つ時間は大きな負担になりますから、その日のうちに状態を把握できることは安心感につながるのではないでしょうか。診療においてはできるだけ無駄を省き、必要な検査のみを行うことを心がけています。看護師や受付スタッフもとても協力的で、受付から診療、会計までスムーズに進められるよう連携を取っています。患者さんの中には薬を処方してもらうために来られる方もいれば、しっかり診察を受けたい方もいらっしゃいますので、その方の要望を読み取りながら対応するよう努めていますね。

診療で大切にされていることを教えてください。

岡田航平院長 トルナーレ内科4

診療では謙虚な姿勢と礼儀正しさを常に心がけています。共感を大事にしながら寄り添うというと、きれい事に聞こえるかもしれませんが、私はその言葉どおり、一人ひとりに合った診察ができるよう意識しています。患者さんをお呼びする際は、必ず自分から声をかけてあいさつをし、お帰りのときにはドアまでお見送りするようにしています。最初は緊張した面持ちでいらっしゃる方も多いのですが、わかりやすい説明や無駄な検査をしないことなどを心がけることで、少しずつ信頼を築いていきたいと思っています。そうすることでだんだんと患者さんの表情が和らいで、笑顔が見られた時はやっぱりうれしく、やりがいを感じますね。主訴とは違うことで悩んでいることがあれば、限られた診療時間内ではありますが、気軽にぜひ話してほしいと思います。

迷ったときに頼れる、身近な存在をめざして

あらためて、院長に就任された経緯をお聞かせください。

岡田航平院長 トルナーレ内科5

もともとは訪問診療に携わりたいと考え、2025年9月に当院に入職しました。消化器内科と緩和ケアで培った経験を訪問診療に生かしたいという思いからでした。ところが前院長が退職されることになり、「院長をやらないか」と声をかけていただきました。就任してから強く感じるのは、判断一つ一つの責任の重さです。上級医がいない環境で自分の診断がすべてになる。見守る人もいない中で、しっかりと知識を身につけて診療していかなければならないと気が引き締まる思いです。責任が増した分、やりがいも大きくなったと感じています。

今後、力を入れていきたいことはありますか?

まずは外来診療をしっかりと行い、日常の体調管理や病気の早期発見を大切にしていきたいと考えています。その一方で、これまでがん診療や緩和ケアに携わる中で、通院が難しくなった後の医療の重要性を実感してきました。なので訪問診療については無理に規模を広げるのではなく、本当に必要な方に必要な医療を届けられるよう取り組んでいきたいと思っています。慣れ親しんだ場所で、最期まで生活の質を保ちながら過ごせることは、その人が自分らしく生き切るための何よりの支えになると思います。外来で診ていた方が通院困難になったとき、そのまま訪問診療に移行して最期まで関わることができるよう体制を整えています。外来と訪問診療の両方を担えることは、患者さんにとっても私にとっても大きな意味があると考えています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

岡田航平院長 トルナーレ内科6

これまで消化器がんの診療に携わる中で、手遅れになってしまった方を何十人と診てきました。だからこそ早期発見・早期治療の大切さを伝えたいと強く思っています。例えば、普通に食事をしているのに体重が減ってきたり、血便があったり、便秘が長く続いていたりする場合は、一度検査を受けていただきたいですね。症状が軽いから、仕事が忙しいからと受診を迷われる方も多いと思いますが、仕事を続けていくために一番大事なのは、“体の健康”です。当院はあまりお待たせしないよう心がけていますので、「これって受診したほうがいいのかな?」と迷ったときに、ふと思い出してもらえる存在でありたいと考えています。困ったときに気軽に相談できる、身近なクリニックをめざしてまいります。

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