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働き世代に多い「うつ病」は
早めの相談が重要なポイント

江村精神科クリニック新宿

(新宿区/新宿駅)

最終更新日:2024/07/01

江村精神科クリニック新宿 働き世代に多い「うつ病」は 早めの相談が重要なポイント 江村精神科クリニック新宿 働き世代に多い「うつ病」は 早めの相談が重要なポイント
  • 保険診療

仕事でのミスの連発や、集中力の低下。「江村精神科クリニック新宿」の山邊義彬(やまべ・よしあき)院長によると、これらは働き世代に多い「うつ病」の症状として現れることもあるそうだ。不調が週単位で続く、いつまでも気持ちが晴れないといったことが思いあたれば、それは病気のサインかもしれない。うつ病を含め、精神疾患は早期治療が何より大切。だが真面目ゆえに頑張りすぎてしまい、日常生活や家族関係に支障を来すビジネスパーソンも少なくない。通勤すらできない状態にまでなると、元の生活に戻すまでに相当の時間を要する。「無理をせず、心身のSOSに目を向けてほしい」と警鐘を鳴らす山邊院長に、うつ病の症状や治療の流れについて聞いた。

(取材日2024年6月6日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qうつ病の症状について教えてください。
A

気持ちが落ち込んだり、疲れやすくなったり、「これまで楽しめていた趣味が心から楽しめなくなった」という方もいらっしゃいます。働き世代ですと、仕事でのミスの連発、集中力の低下から異変に気づく方も多いですね。そのような不調はどなたでも経験するものですが、それが週単位で続いたりいつまでも気持ちが晴れなかったりしたら要注意。「おかしいな」と感じたら早めに受診することをお勧めします。中には甲状腺機能低下症などの病気や、普段服用している薬がうつ症状を引き起こしていることもあり、その見極めと適切な治療が必要です。

Q我慢して放置するとどうなってしまうのでしょうか?
A

無理をして症状が悪化してしまうと、出勤すら難しくなることも。食欲が湧かずに脱水症状を引き起こす、一日中横になっていて日常生活に支障を来す、というケースもあるのです。ご家族と同居されている方でしたら、家族関係も悪化しかねません。もし原因が他の病気だった場合には、気持ちの面だけでなく体にも悪影響を及ぼします。そして治療が遅くなればなるほど、元の生活に戻るまでに時間を要します。精神疾患は、脳内の機能の問題、他の疾患の影響、性格や過去の出来事など、さまざまな要因が複雑に絡んで起こるもの。その方の症状や背景を包括的に診てくれる医師に、早い段階で相談することが大切なんですね。

Q治療にはどのくらいの期間がかかるのでしょうか?
A

個人差があるため一概には言えませんが、初発の方ですと半年から1年の治療期間を要することが多いです。当院では薬の処方だけでなく、専門機関でのカウンセリング、休息のための入院など、その患者さんにとって最善と思われる方法を考えていきます。休職後に職場に戻るのは不安を感じる方もいらっしゃるでしょう。その場合は他院と提携して、集中力の維持やパソコン作業などの感覚を取り戻す「復職プログラム」を治療に取り入れることもあります。いわば「仕事のリハビリ」です。治療は月単位で長くかかりますが、症状に合わせて薬の調整を行いながら、無理のない社会復帰をめざしていきます。

検診・治療START!ステップで紹介します

1初診
江村精神科クリニック新宿 初診

初診では、問診票を記入した後に医師の診察。現在の症状の他、これまでの生活について、また体の病気や普段服用している薬についても確認が行われる。全身疾患や服用している薬の影響で、メンタルの不調が生じる可能性もあるためだ。診察後、必要に応じて院内で採血検査。同院では病診連携も強化して、MRIなどの精密検査、また他科での診療もスムーズに行えるよう体制を整えている。

2初めのうちは1~2週間ごとに通院
江村精神科クリニック新宿 初めのうちは1~2週間ごとに通院

うつ病の治療では継続的な通院が必要となる。特に初めのうちは1~2週間ごとの診察で、処方した薬が患者に合っているかどうかを医師が判断。服用による肝機能への影響なども血液検査で確認する。うつ病の薬は何種類もあり、心身への作用には個人差がある。特に治療の初めのうちは、医師によるこまめな調整が必要だ。薬を飲み始めて心身に違和感があった場合は、医師に伝えよう。

3症状を見て、月に1度の通院へとシフト
江村精神科クリニック新宿 症状を見て、月に1度の通院へとシフト

症状が落ち着いてきたら、通院は月に1度の頻度となる。症状に合わせてカウンセリングや復職プログラムを取り入れながら治療のゴールをめざす。徐々に減薬を行っていくが、自己判断は禁物。無理のない範囲で少しずつ元の生活に戻せるよう、医師が心身の状態を確認しながら薬の量を判断する。

4薬などが不要になれば治療終了
江村精神科クリニック新宿 薬などが不要になれば治療終了

薬の内服や医療者の精神的な関わりがなくても仕事や家事に支障が出ないようならば、治療は終了。難しそうな場合には無理をせずに医師に相談することが大切だ。同院の治療は、初診から終了まで同じ医師が診察を行う「主治医制」で進められる。もし治療終了後に不調を感じた場合は、再び同じ医師の診察を受けることができる。

ドクターからのメッセージ

山邊 義彬院長

私は入院まで至った方を含めてうつ病の患者さんに多く接してきましたが、真面目な方が多いのだと感じています。「つらいな」という気持ちを抑えて頑張りすぎてしまい、出勤できなくなって初めて受診されるビジネスパーソンも多いです。ご自身の心身のSOSにもどうか目を向けてください。早い段階で来ていただければ、元の生活を維持しながら治療を進めることも可能かもしれません。医師の立場からは「無理をしすぎないでほしい」と声を大にしてお伝えしたいです。

山邊 義彬院長 江村精神科クリニック新宿
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