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女性のおなかの痛みは何科に行く?
我慢せずに早めの相談を

インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜

(横浜市港北区/新横浜駅)

最終更新日:2024/06/14

インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 女性のおなかの痛みは何科に行く? 我慢せずに早めの相談を インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 女性のおなかの痛みは何科に行く? 我慢せずに早めの相談を
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おなかの痛みを感じても我慢することが習慣になっている人や、「何科に相談したらいいのかわからない」と悩んでいる人もいるのではないだろうか。特に女性の場合、消化器疾患、婦人科疾患、いずれの可能性もあるので注意が必要だ。「腹痛にもさまざまなタイプがあります。急に痛くなったのか、熱や出血を伴うのか、月経周期と関係があるのか。チェックすべきポイントも多く自己判断は難しいので、なるべく医師に相談してほしいです」と警鐘を鳴らすのが「インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜」の田淵晃大院長だ。消化器内科と婦人科を標榜する同院で、これまで数多くの女性の腹痛に向き合ってきた田淵院長。おなかの痛みを感じたときのクリニック選びの注意点などを詳しく聞いた。

(取材日2024年5月28日)

女性のおなかの痛みに対しては、消化器内科と婦人科の両面から原因を探ることが大事

Q女性がおなかの痛みを感じたとき何科を受診すべきですか。
A
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 婦人科用の相談室を用意

▲婦人科用の相談室を用意

女性の腹痛は消化器疾患、婦人科疾患、両方の可能性があります。明らかに月経期間だけの痛みだったり経血やおりものの異常があったりする場合は、まずは婦人科を受診するのが妥当でしょう。それ以外は原則的に、まずは消化器内科に相談するのをお勧めします。ただし、消化器内科では問題が見つからず婦人科を紹介されることも、その逆もまれではありません。その点、消化器内科と婦人科の両方を標榜している当院ならば二度手間にならず、それぞれの視点から見逃しのないようにチェックできるので、患者さんにとっても便利かつ安心なのではないでしょうか。

Qどんな病気が女性の腹痛の原因になりますか。
A
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 腹痛には、さまざまな疾患が隠れている可能性が

▲腹痛には、さまざまな疾患が隠れている可能性が

消化器内科でよくあるのが便秘でおなかが張って痛いというケースや虚血性腸炎です。ただ、検診を受けていない人で血便も伴っている場合はがんの可能性も考えなければいけません。ご高齢の方だと腹部大動脈解離のリスクもあります。一方、婦人科でよくあるのが月経困難症です。ピルなどで症状の緩和をめざせるので気軽に相談していただければと思います。最近、増えているのがクラジミアなどの性病感染による腹痛です。細菌が子宮から大腸周辺の内臓脂肪にまで到達し急激な痛みを伴います。以上のように原因となる疾患は多岐にわたり自己判断も難しいので、できるだけ早く医師に相談することを検討してください。

Qこちらのクリニックにおける腹痛の診療の特徴を教えてください。
A
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 患者の要望に合わせて検査ができる体制を整えている

▲患者の要望に合わせて検査ができる体制を整えている

婦人科、消化器内科をそれぞれ専門とする医師が在籍し、両方の視点からの診療を行っているのが最大の特徴です。同じ日に1つのクリニックで2つの診療科を受診できるというのは、仕事や育児で忙しい方にとっても便利なのではないでしょうか。消化器内科は私、婦人科は3人の医師が交代で診察しています。婦人科は男性医師、女性医師ともに在籍しているので、患者さんの希望にも対応可能です。また、検査装置にもこだわっていて、胃カメラ、大腸カメラともに、クリニックには置いていることの少ない拡大機能つきのものを使用しているのも特色といえるでしょう。

Q実際の診療の流れを伺えますか。
A
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 内診室は、通常の診察室から離れた所に

▲内診室は、通常の診察室から離れた所に

「おなかが痛い」といらっしゃった患者さんは、ケースにもよりますが、まずは消化器内科でお話を聞いて、必要があれば胃カメラや大腸カメラを提案します。「内視鏡ではなくまずは薬で様子を見たい」といったご希望にも対応しています。胃カメラは食事を取らずに来ていただければ当日の検査も可能です。大腸カメラは予約の上、後日、鎮静下で行います。当院は鎮静剤にこだわり痛みの少ない検査をモットーとしているので、内視鏡に苦手意識がある方もご相談ください。一方、婦人科疾患の疑いがあるならばそのまま院内の婦人科をご案内します。超音波検査や内診台での検査も随時、実施しています。

Qどんなタイミングで受診したらいいのでしょうか。
A
インナービュー内視鏡レディースクリニック新横浜 「いつもと違うかも」と感じる場合は、すぐに相談に来てほしい

▲「いつもと違うかも」と感じる場合は、すぐに相談に来てほしい

同じ場所に似たような痛みが月に2回以上あったり、出血を伴ったりしている場合は、何らかの病気が隠れている可能性があるので、なるべく早めに受診してほしいところです。私自身、かつては通学中トイレに駆け込むほどの習慣性の腹痛があったのですが、薬で改善をめざせるとは知らずにずっと我慢していました。個人的にも「こういう体質」と諦めず、もっと早くに相談すれば良かったと思っています。女性の腹痛の一定数はよくわからないまま治ってしまう原因不明の腹痛症とはいわれますが、だからといって放置はお勧めできません。気になるならば、どんな小さな痛みでも気軽に相談してください。

ドクターからのメッセージ

田淵 晃大院長

市販薬では対応しきれない便秘でおなかが張って痛いというときも、医師はさまざまな解決のための手段を持っています。日常的に少しでも困っているならば「医療機関にかかるほどではない」と遠慮せずに気軽に相談してください。毎月の月経痛も「いつものこと」と耐えるのではなく、薬で緩和を図れれば勉強や仕事のパフォーマンスを向上させることもめざせます。市販薬で様子を見ようとあれこれ薬を変えるよりも、クリニックに来ていただいたほうが遠回りもせずに済みます。当院では女性に必要な消化器・婦人科・乳腺の検診も一通りできますし、おなかの痛みをきっかけに末永く健康を見守らせていただければ幸いです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査/1万5400円、大腸内視鏡検査/2万2000円、婦人科検診/2万1400円、乳がん検診/4070円

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