アットホーム表参道クリニック

腰塚 裕 院長

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表参道駅から徒歩約5分の距離にある「アットホーム表参道クリニック」。腰塚裕院長は、これまでに培った在宅医療の豊富な現場経験を活かし、運動器の専門家として通院リハビリや訪問リハビリを行い、患者の身体能力の向上を図っている。現在、他の先進諸国に比べて寝たきりの患者数が非常に多く、「寝たきり大国」とも揶揄される日本。そうした状況を改善するため、「寝たきりにさせない」をスタッフ間の合言葉に、一人ひとりの患者に必要な治療を適切なタイミングで提供する様子は、高齢化社会がますます深刻化していく日本の未来を示唆している。高齢者医療の最前線を走り、「リハビリを通し、身体機能を改善するだけでなくメンタル面にも働きかけ、患者さんのQOL(Quality of Life)を高める治療を提供したい」と語る腰塚院長に、現在、行っている取り組みと今後の方向性を伺った。
(取材日2013年4月23日)

豊富な在宅医療の経験から、「寝たきりにさせない」医療を提供

―まず、こちらのクリニックを開業するに至った経緯を教えてください。

虎の門病院、国立国際医療センターで研修を終えた後、東京大学医学部附属病院等の医局関連病院やクリニックで勤務をする傍ら、在宅医療のクリニックを手伝う機会がありました。その中で見えたものは、入退院後に適切なリハビリを受けられなかった結果、寝たきりに至るケースの多さでした。運動器の専門家として、訪問リハビリによる効果的なリハビリを提供し、患者さんの身体能力の向上を図り、寝たきりを減らしたいという思いが徐々に募り、開院に至りました。

―なぜ、在宅医療なのですか。

通常の一般外来では、循環器科や内分泌科など複数の科にまたがっている患者さんでも、在宅医療になると一人の主治医が患者さんのすべてを見るというケースが大半です。在宅医療では内科や外科の先生が患者さんの主治医となるケースが多く、整形外科医が主治医となることは一般的ではありませんでした。その結果、適切なリハビリを受けられず、寝たきりになってしまうケースが少なからずありました。そして、この状況を少しでも改善したいという思いから在宅医療へ転向しました。

―今では各所にクリニックがありますね。

2005年、赤坂にアットホーム整形リハビリクリニックを開院し、患者さんのご自宅を訪問して診療やリハビリを行う取り組みを開始したのが始まりです。その後、2009年にこの表参道で「アットホーム表参道クリニック」を開院、こちらは整形外科とリハビリテーション科を設け、主に外来患者さんの診療を始めました。2013年には業務の効率化を図る為、赤坂と表参道のクリニックを統合し、表参道クリニックで外来から訪問診療まで担うようになりました。その他、目黒区、渋谷区にも分院があります。

―訪問診療を、整形外科の医師が担うということの意義について、もう少しお聞かせください。

整形外科の魅力は、人間が本来持っている身体機能を回復できるという点です。整形外科の場合、骨折や脊髄麻痺など、患者さんが抱える症状は様々でも、必要な治療と適切なリハビリを行えば、もちろん程度に差はありますが、機能を改善し、損なわれた能力を取り戻すことは可能です。結果、患者さんの気持ちも前向きになります。患者さんの身体機能を改善し、QOL(Quality of Life)を向上させることができる点が、整形外科医が訪問診療を行う意義だと私は考えます。ニーズはあるのに、これまで整形外科医が在宅医療にかかわるケースはほとんどありませんでしたが、これからもこの社会的ニーズの受け皿になれるよう努めてまいりたいと思います。



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