サザンガーデンクリニック

サザンガーデンクリニック

松本泰典院長

医療トピックス

ポジティブに捉えて早めに管理!
30代で始める血圧コントロール

サザンガーデンクリニック

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もし血圧が高いと診断されたら、あれこれ駄目と言われて面倒。だから受診したくない……。そんな不安な気持ちなら、是非「サザンガーデンクリニック」の松本泰典院長の診療を受けてほしい。まず家庭での血圧測定で、上手に健康管理する方法からスタート。高血圧の患者にも「今が健康になるチャンス」とアドバイスしてくれるポジティブ思考は、これからの人生を生き生きと過ごしたい30、40代には必見だ。(取材日2014年4月17日)

定期的な血圧測定でストレスマネジメントを目指す。健康で長生きできる暮らし方もアドバイス

何歳くらいから高血圧を気にしたらいいのでしょうか?

21646 mt 1 q1 1399519787 ▲同院は五反田駅や大崎駅から徒歩数分と気軽に通院できる立地 30、40代くらいからご注意いただきたいですね。高血圧=高齢の方ではなく、最近は30代の発症例も増えていますから。ただし血圧は体調やストレス、測定条件などによる差も大きく、会社の定期検診などで「いつも110なのに今回は130!」と驚くような結果が出る場合もあります。これが一時的に高いのか、ずっと高めが続くのかを知るためにも、「再検査ではないけど、ちょっとおかしい」と感じたら継続チェックをお勧めします。最近はご家庭で使える血圧計もありますし、やり方がわからなければクリニックなどに相談されるのもいいでしょう。体重を定期的にはかるのと同じように、血圧の変動を知って健康管理に役立ててほしいと思います。

30、40代の高血圧は、どのようなリスクがありますか?

21646 mt 1 q2 1399519787 ▲松本院長が高血圧のリスクをわかりやすく丁寧に説明してくれる 高血圧はさまざまな合併症を起こしますが、特にダメージを受けやすい脳、心臓などの循環器では「脳梗塞」「心筋梗塞」などが心配されます。また動脈硬化によって脳の血流が低下して、脳の病気を誘発することもあるんです。「脳血管性認知症」もその一つで、主な症状は通常の認知症と違いはありませんが、症状が突然現れるなどのケースも見られるようです。何も努力しなければ体力的なピークは20代。30代からは老化が始まると考えれば、体の不調が血圧などに表れてもおかしくありません。一方で血圧が低くて「高い方の数値が70くらい」と心配な方は、ふだんの生活に支障がなく元気に暮らしているなら、さほど問題はないと考えます。

ふだんから血圧に関心を持つメリットは何でしょうか?

21646 mt 1 q3 1399519787 ▲院内は明るくアットホームな雰囲気に包まれ、安心して受診できる 健康に対する意識が高まることです。最新の「高血圧治療ガイドライン」では血圧が140超の状態が続くと高血圧と診断されますが、それでも症状を感じることはまれ。140まで血圧が上がる間に、ご自分で体の不調に気づくのは難しいでしょう。しかし定期的に血圧を測れば数値の変化が把握でき、健康管理もしやすいはず。さらにご自分の血圧変動の特徴を知ると、リスクも避けやすくなるでしょう。食事やお酒、あるいは運動などで血圧は上下しますが、例えば飲酒によって血圧が上がるタイプと下がるタイプの両方があります。「自分はお酒を飲むと血圧が下がってふらつきやすい」などがわかれば、お酒の量や飲み方に工夫できると思います。

家庭で血圧を測る目的と、その注意点を教えてください。

21646 mt 1 q4 1399519787 ▲初診の患者には詳しい資料を渡し、家庭での情報共有も勧める 医療機関や健康診断などの測定では緊張して高めになる「白衣高血圧」を避け、その方のふだんの血圧を測ることができます。近年はガイドラインをはじめ、医療現場でもご家庭で測る血圧を重視する傾向です。こうした家庭血圧の注意点は「できるだけ同じ状態で測る」ことです。測るのは何時でも構いませんが、数値は生活習慣や自律神経の影響で変動しますから、毎日同じ時間帯、同じ条件で測ってください。健康管理のために長く続けられるよう、あまり頑張らなくても同条件になるタイミングを選ぶのがコツです。私はその方の生活スタイルをお聞きして、「朝起きてトイレに行った直後」「寝る前」などに測ることをお勧めしています。

高血圧と診断されたら、何に気をつけたらいいでしょうか?

21646 mt 1 q5 1399519787 ▲「ちょっとした悩みも気軽に相談を」と笑顔で応じる松本院長 食事の塩分に気をつけ、お酒は控えめに、適度な運動と規則正しい生活などポイントはいくつもあります。症状によってはお薬も必要になるでしょう。しかし「あれも駄目、これも駄目でツライ」と思うより、ポジティブに「健康に気をつけて長生きするチャンス」と捉えていただきたいんです。特に大切なのは日常生活で感じるストレスを減らすこと。仕事に対する見方や接し方を変えるなど、この機会にご自分のストレスマネジメントにも是非目を向けてください。また長く治療を続けるためには、「この人の話は納得できる」「ちょっとした不調でも親身に対応してくれる」といった、ご自分が信頼できる医師と出会うことも重要だと思います。

ドクターからのメッセージ

松本泰典院長

当院は五反田の東京サザンガーデン地区で、周囲のみなさんが健康に過ごせるよう支援するホームドクターとして診療を行っています。私がご自宅での血圧測定をお勧めするのは、健康管理に役立つわかりやすい指標の一つだから。とはいえ血圧は時間帯や生活習慣、ストレスなどで意外に数値が動くもの。あまり不安がらず、「こんなときは血圧が高い、あるいは低い」と知って、生活スタイルの見直しに利用してください。また高血圧と診断された方に、最初から「あれもこれも駄目、禁煙して」と禁止ばかり言っても続きません。まずご自宅での血圧測定を続けてみて、一つのことやり遂げた自信をもとに、次のステップに進んでいただきたいと考えてます。

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