市ヶ谷メンタルクリニック

市ヶ谷メンタルクリニック

中野稔也 院長

頼れるドクター

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考えただけで元気になる「WILL」を持つことが大事

―NLPセラピーと出会われたのは、どういったきっかけだったのでしょう?

もともとNLP(神経言語プログラミング)というのは、1970年代にアメリカで開発されたコミュニケーション技法・心理療法技法の体系で、ベトナム戦争の帰還兵の精神的回復の援助に大きな効果をあげたもの。最近の日本では、コーチングのスキルや営業マンの業績アップのためコミュニケーション能力向上スキルとして紹介されることが多く、経営者やビジネスマン向きの心理学として使われていました。僕は経営者向けのセミナーを受講するのが好きだった時期があって、そこでNLPと出会いました。とてもわかりやすくて、効果もあるんですが、精神医学の世界ではまったく注目されていなかった。気持ちの落ち込んでいる方に直接使ってしまうと、パワフル過ぎてしまう一面があるんです。「どうにかすることはできないのか」と思っていたところ、NLPをうつ病の治療に応用して成果をあげていらっしゃる椎名雄一先生に出会い、本当に多くのことを学ばせていただきました。それまでの勤務医時代、1日100人〜150人近い方の診療をし、薬中心の治療では何か足りないとずっと感じていたんですが、そこを補えるのがNLPセラピーだと思いました。自己啓発的な心理学であったり経営者向きのセミナーで使われているものということで、ちょっと怪しげだと思う方も多いせいか、まだご存知ない方がほとんど。「これだけ効果のあるものなんだから多くの方に知ってほしいし、症状を改善してよくなってほしい」その思いが、開業への気持ちへとつながってきたんですよ。悩みから「抜けた」というようなところまでくると、患者さんの表情も一変。すぐにわかるんです。1人でも多くの方が「抜け出て」くださることが、僕にとっても一番やりがいに感じるところですね。

―お忙しい先生。いつかこんなことがしてみたいということはありますか?

毎晩の晩酌で息抜きもしていますから(笑)、決して忙しさに追われてしまってはいないんですよ。僕は、「WILL」=「WISH」だと思うんですが、「こうなったら最高だな」という、うれしいゴールを持っていたほうが、人は芯ができるんです。それが可能か可能じゃないかはどうでもよくて、考えただけで幸せな気持ちになってしまうようなWILL.。僕のWILLは、大好きな矢沢永吉さんと1対1でお酒を飲むことです。それも、ただお酒を飲むだけではなくて、矢沢さんが詳しくなくてもいいから僕のことを知ってくれていて、「中野くん。最近頑張っているね」と声を掛けてくれる。そんなふうになったらサイコーだなあと思うんですよ。それには、今やっているNLPセラピーを頑張って年間3万人以上いる日本の自殺者を5千人以下くらいになるよう努力を重ねたら、もしかしたら矢沢さんが僕のことを知っていてくれるかもしれないですよね。そう考えるだけで元気になってきて、ついニタニタ笑ってしまう、これこそがまさにWILL。究極を言えば、そのWILLを見つけるのが、ここでやっているNLPセラピーだとも言えますね。

記事更新日:2016/02/18


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