全国のドクター12,573人の想いを取材
クリニック・病院 158,544件の情報を掲載(2024年6月24日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 渋谷区
  4. 渋谷駅
  5. 渋谷駅前耳鼻咽喉科
  6. 森 安仁 院長

森 安仁 院長の独自取材記事

渋谷駅前耳鼻咽喉科

(渋谷区/渋谷駅)

最終更新日:2024/06/05

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科 main

鉄道4社が乗り入れるターミナル駅である渋谷駅。新南口から徒歩1分の場所で2024年3月に「渋谷駅前耳鼻咽喉科」が開業した。駅直結の商業施設からもアクセスが良く、代官山方面の出口より外に出ると、ビルの1階に描かれた横顔に耳を強調した手描き調のイラストが目に入るので、クリニックの場所はすぐにわかる。院長の森安仁先生は同クリニックと兼任し、現在も東京大学医学部附属病院での診療を続けている。自身もアレルギー性鼻炎に悩んだ経験から「どんな症状でも、困ったことがあれば気軽に相談してほしい」と穏やかに語る森先生に、同クリニックの診療方針や特徴について話を聞いた。

(取材日2024年4月10日)

内視鏡システムや手術用顕微鏡、モニターも導入

まずはクリニックを開業された経緯についてお聞かせください。

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科1

私は東京大学医学部附属病院の耳鼻咽喉科・頭頸部外科に入局してから、虎の門病院や近畿大学病院などで経験を積んでいましたが、2023年7月の人事異動で東京大学へ戻ることになりました。この先アカデミックな方面で研究を続けるか、それとも開業医として臨床の現場に携わるか、非常に迷いましたが「困っている人の役に立ちたい」という思いで医師を志したことを思い出し、開業を決意しました。私は現在も週に1日、東京大学医学部附属病院で診療していますが、不在時には国立国際医療研究センター、日本赤十字社医療センター、そして東京大学からそれぞれ先生方に交代で入っていただいています。

森先生は、なぜ耳鼻咽喉科を選ばれたのですか?

私自身、幼い頃から重度のアレルギー性鼻炎で苦しんでいました。常に鼻水とくしゃみに悩まされ、学校へ行くにもボックスティッシュを手放せないくらいひどい状態だったのです。医学部の学生だった時に耳鼻咽喉科の先生に相談して全身麻酔手術を受けた経験から、この診療科を志すようになりました。手術後、目の前の世界が急に輝き出したような気持ちに包まれたのを今でもよく覚えています。私と同じように困っている人の力になりたい。そう考えたのが、耳鼻咽喉科に進んだきっかけです。

ご専門とクリニックの強みは何でしょう。

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科2

小児難聴や中耳炎を中心とした耳が専門で、鼓室形成術はとくに数多く経験しています。若手はなかなか経験が積めない領域ですが、私は虎の門病院や東京大学などの臨床現場で機会に恵まれたこともあり、鼓室形成術や人工内耳手術も数多く経験することができました。専門は耳ですが、鼻の手術も幅広く担当していました。当クリニックの強みは、中耳炎の鼓膜切開や扁桃周囲膿瘍の切開排膿といった、薬以外の外科的な治療も行えることだと思います。慢性的な鼻詰まりやアレルギー性鼻炎でお困りの方には、鼻の粘膜をレーザーで焼灼する手術にも対応しています。その他内視鏡システムや手術用顕微鏡などの医療機器もそろえているので、一般的なクリニックと総合病院の間のような位置づけとして考えていただけるといいのではないでしょうか。

本気で治したいという人のために、万全な体制を

特にどのような点にこだわって診療されていますか?

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科3

病状を患者さんご自身の目で見てわかっていただけるよう、診察椅子から見やすい位置にモニターを設置しています。診察中に病名を言われても、鼻や耳の奥の状態を認識するのは難しいものです。そこでモニターがあれば、診療を受けながらご自身の病状をや病気の原因を視覚的に捉えていただくことができます。また、診療時の説明を忘れてしまうこともよくあるかと思うので、症状をA4サイズ1枚にまとめたパンフレットを用いて説明しています。鼻・耳・喉の基本構造を描いたイラストとともに、耳であれば外耳炎・急性中耳炎・突発性難聴といった主な症状を挙げ、QRコードから当クリニックの公式ホームページの解説に飛べるようにしているので、後から原因や治療法などを再度確認することができます。

すてきな工夫ですね。その他患者さんに知っておいてほしいことはありますか?

すべての患者さんに対して、的確な診断をすることを大切にしています。鼻水や咳、喉の痛みといったありふれた症状でも、さまざまな疾患の中でどの病気に当てはまるかを見極めないと、適切な治療ができません。きちんと検査を行い、確かな診断を得ることで、的確な治療を行い速やかに症状を緩和させることを重んじています。内視鏡検査は1〜2分程度、めまいや聴力の検査も合計5〜10分ほどで可能です。手早く薬がもらえれば十分、という方もいらっしゃるかもしれませんが、より早く確実に改善へ向かえるよう、こうした診療スタイルに共感いただけましたらうれしいです。

こちらには、どんな患者さんがいらっしゃいますか?

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科4

20代〜50代の働き盛りの方が特に多い印象です。今年3月に開業した当初は、花粉症や風邪症状でお困りの方が多いだろうと考えていたのですが、意外にもめまいや難聴の症状で来院される方も多かったです。日々ストレスや睡眠不足と闘いながら、頑張っていらっしゃるのだと感じています。仕事の合間に来院される方も多いので、ご予約の方を優先してスムーズな受診ができるように尽力しております。また突然の症状でお困りの場合には、予約がなくても直接ご来院の上お待ちいただくことで、診察可能です。より多くの方に気持ちよくご利用いただけるよう、必要な検査を的確かつスピーディーに行うよう心がけています。限られた時間の中でも最善の医療を提供できるよう、誠心誠意対応させていただきます。

少しでも聞こえにくいと感じたら、早めに受診を

渋谷にはライブハウスもたくさんあるので、音楽好きの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科5

そうですね。私も音楽は好きで、中学の吹奏楽部ではパーカッション、高校はクラリネット、大学もオーケストラでクラリネットを担当していました。長く音楽と関わってきたことも、聞こえや難聴に興味を持ったきっかけの一つかもしれません。吹奏楽やオーケストラで演奏している時、いつも大音量の中で過ごしていた影響からか、医師になってから耳鳴りといった騒音性難聴の症状が出始めました。こうした経験から、耳鳴りや難聴で困っている方の気持ちはよくわかりますし、音楽を生きがいにされている人の聞こえ方には親身になってアドバイスできると思います。

耳鼻咽喉科の医師として、伝えたいことはありますか?

難聴を放置してしまうと、認知症になるリスクが高くなると報告されています。ところが、欧米に比べて日本では補聴器の利用率が低い。それは英語圏に比べて、日本語がより低音を活用する言語であるからだと考えられています。補聴器は慣れるまで煩わしく感じるかもしれませんが、認知症予防の観点からもぜひ使っていただきたいですね。ご家族の方で聞き取りづらい様子があれば、ぜひ耳鼻咽喉科の受診を促してほしいと思います。また、若い方でも突発性難聴やメニエール病など、治療すれば改善につながる可能性があるのに、1〜2ヵ月放置したせいで治療が手遅れとなってしまう方もいらっしゃいます。少しでも聞こえにくいという症状があれば、気づいた時に早めに受診していただきたいです。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

森安仁院長 渋谷駅前耳鼻咽喉科6

耳鼻咽喉科の疾患の多くは命に関わるものではありませんが、治療すれば豊かな生活につながり、QOL(生活の質)の改善にもつながります。マイナスをゼロにするのが一般的な病気を治療するイメージだとしたら、耳鼻咽喉科の場合は早く適切な治療を受ければ、マイナスからプラスになるような生活の質の向上を見込めます。風邪やインフルエンザで喉が痛い時や声が出ない時も、当院では内視鏡で声帯や喉の奥まで詳しく見ることができるので、耳・鼻・喉の症状でお困りの際には、ぜひ相談しにいらしてください。通院しているがなかなか良くならない、どうにかしたいと悩まれている方のお力になれるよう、心を込めて診療いたします。

Access