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多焦点眼内レンズを用いた
先進医療施設における白内障手術

桜新町せきぐち眼科

(世田谷区/桜新町駅)

最終更新日:2016/08/04

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早い人では40代から症状が出始め、80代のほとんどが発症するという白内障。そのため、比較的身近な疾患といえるが、「手術なんて怖い」「費用がかかりそう」と、治療をためらう人も多いようだ。そんな中で注目を集めているのが、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術。これは、従来の手術のデメリットでもあった1ヵ所しかピントが合わないという不都合を解決し、遠近両方を見やすくするもので、老眼治療にも対応している。さらに、この手術は厚生労働省が定めた「先進医療」の一つであり、同省認定の先進医療施設で手術を受けると、安全面に加え費用面でもメリットが大きいという。そこで、先進医療施設である「桜新町せきぐち眼科」の関口和行院長に、手術を受ける上で知っておきたいポイントについて話を聞いた。(取材日2016年3月14日)

白内障と同時に老眼悩みも解決できる多焦点眼内レンズ。先進医療施設でより安全で負担の少ない治療を

Q白内障とはどのような病気ですか?
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▲温和な雰囲気の桜新町せきぐち眼科、院長の関口先生。

目の中にある水晶体という透明な組織が、濁ってしまい光が通りにくくなる病気です。主に加齢によって起こります。症状としては、視界がかすむ、ものがぼやけて見える、だぶって見えるなどが挙げられます。また、光をまぶしい感じやすいの も特徴の一つで、太陽の光はもちろん、夜間でも車のヘッドライトが気になる場合があります。視力が落ちたときに眼鏡の度数を変えても、視力が改善しないことから来院される患者察も多いです。白内障の予防のため、サングラスで紫外線を防ぐことをおすすめしたいと思います。サングラスのレンズは色の濃さよりも、紫外線カットの性能が高いことが大切です。

Q白内障の治療はどのように行うのですか?
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▲検査機器も充実

点眼薬による治療と手術の2つの方法がありますが、薬はあくまで進行を緩やかにするためのものなので、視力を改善したい場合は手術を選択します。これは目の中の水晶体嚢という袋に穴を開け、中にある濁った水晶体を超音波で砕いて取り出し、その袋の中に新しい透明なレンズを入れるという方法。レンズには主に2種類あり、簡単に言うと、ピントの合う範囲が1ヵ所のもの(単焦点眼内レンズ)と2ヵ所のもの(多焦点眼内レンズ)です。中でも最近増えているのが多焦点眼内レンズで、これを使うと手元と遠くの両方にピントが合うため、眼鏡を使用する頻度をかなり減らすことが可能です。

Q多焦点眼内レンズの挿入手術を受ける上で、注意点はありますか?
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▲診察室はゆとりのあるスペースでしっかり話を聞いてくれる

いわゆる遠近両用レンズなので、眼鏡の使用回数が減り、老眼をお持ちの方には非常に適した治療ですが、強い乱視の場合は視力の調整を伴うため、眼鏡が必要になることがあります。また、加齢黄斑変性や緑内障といった、白内障以外の疾患がある場合は、使用できない可能性もあるので注意が必要です。それと知っておいていただきたいのは、多焦点眼内レンズを用いた白内障手術は、厚生労働省の定めた「先進医療」だということです。この手術を、一定の基準を満たした同省認定の先進医療施設で行うと、手術当日の医療費のみが自己負担となり、それ以外は保険診療で受診することができるため、治療の経済的負担を軽くすることができます。

Q手術費用はどのくらいかかるのでしょうか?
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▲手術室完備。桜新町せきぐち眼科は先進医療施設だ

先進医療施設で手術を受けた場合、術前の検査や術中に使用する薬剤費、術後の診察や薬剤費などには、健康保険が適用され、それ以外の手術当日の費用と眼内レンズ代を、自己負担で支払っていただくことになります。当院の手術費用は、片眼につき36万円です。さらに医療保険に加入している場合、「先進医療特約」を付加していると、自己負担分も特約による給付金で全額カバーできます。先進医療というと、がん治療などのイメージが強く知らない方が多いのですが、白内障手術にも適応されることを知っていただきたいですね。なお、先進医療施設以外で手術を受けた場合は、手術費用だけでなく手術にかかるすべての費用が自己負担になります。

Q手術後に気をつけなければいけないことはありますか?
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▲「気軽に相談してほしい」という関口先生

日帰り手術のため、術後は眼帯をして30分~1時間程度休んでから、そのままご帰宅いただきますが、普段と見え方が違うので、転んだりぶつかったりしないよう注意してください。当日は目に水が入らないように気をつけ、洗顔は控えます。入浴時は湯船につかるのは避け、首から下だけシャワーで流すようにしてください。当院では眼帯を装着するのは当日のみで、翌日には外して検査を行い、疲れない程度に目を使うことで機能回復をめざします。術後は、目がゴロゴロする、涙が出る、かすむといった症状が出ることもありますが、数日から1~2週間で治まります。その後数ヵ月は定期的に来院していただき、感染症予防を行います。

ドクターからのメッセージ

関口 和行院長

昨今、さまざまなところで“エイジングケア”が叫ばれていますが、白内障はきちんと手術をすれば、視力の若返りが可能な疾患です。さらに、多焦点眼内レンズを使うことで老眼にも対応でき、目から入る情報量が増えれば脳の活性化にもつながります。中には「もう歳だし今さら……」とおっしゃる方がいるのですが、健康に長く暮らしていくためには、定期的に経過観察しながら、白内障が悪化する前の早い段階で手術をすることが大切だと考えています。当院は厚生労働省による先進医療施設に認定されているため、治療面はもちろん費用面でもサポートできます。不安に思うことや疑問があれば、まずは気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

多焦点眼内レンズによる白内障手術/片眼 35~36万円程度

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