全国のドクター9,284人の想いを取材
クリニック・病院 158,661件の情報を掲載(2024年4月17日現在)

  1. TOP
  2. 東京都
  3. 世田谷区
  4. 豪徳寺駅
  5. 宮内デンタルクリニック
  6. 宮内 正人 院長

宮内 正人 院長の独自取材記事

宮内デンタルクリニック

(世田谷区/豪徳寺駅)

最終更新日:2021/10/12

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック main

小田急線豪徳寺駅から徒歩約7分。駅前の商店街を抜けた先の交差点に「宮内デンタルクリニック」のシックな看板が見えてくる。開業は2011年5月。「地元の方々に愛されるクリニックをめざして診療していきたい」と微笑むのは宮内正人院長だ。小さな子どもから高齢者まで、幅広い年齢層の患者からの信頼も厚い。11年間の勤務医時代はインプラント治療を中心に先端の歯科治療に取り組み、多くの経験を積んできた。「きちんと納得していただいた上でないと診療はできない」という真摯な姿勢で治療に向かう。「常に向上していけるよう努力を重ねていきたい」という宮内院長に、歯科医療への取り組みからプライベートの話までじっくり聞いた。

(取材日2017年2月10日/更新日2019年9月30日)

時間を取りじっくり丁寧に患者と向き合う診療スタイル

豪徳寺に開院した経緯について教えてください。

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック1

開院は2011年5月です。もともと私は鹿児島県出身で、大学も鹿児島大学でしたから、世田谷にご縁があったわけではないんです。開院するにあたっては「それまで学んできた技術や知識を最大限生かして診療することのできる場所で」と思って探していたところ、この場所に出会いました。患者さんはお近くにお住まいの方が中心で、小さなお子さんから高齢の方まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。この地域にお住まいの方はお口の中に関心が高く、きちんとケアされている方が多い。お子さんのお口の健康を気遣う親御さんも多いです。私自身もその患者さんの思いにきちんと応えていかれるよう、技術や知識をしっかり身につけて、より一層努力していかなければいけないと思っていますね。

とても落ち着いた雰囲気のクリニックですね。

当院で重視しているのが「患者さんをじっくり治療したい」ということ。せかせかした雰囲気の中で治療をするのは避けたいと思いました。この思いが院内の雰囲気づくりの出発点ですね。そのため内装も白とダークブラウンを基調にして、患者さん、スタッフともに落ち着けるようにと工夫しています。また、限られた空間の中でなるべくプライバシーに配慮し、隣の方の視線を気にすることなく会話をしながら治療ができるよう、パーティションを高くして個室感を出すようにしました。加えて完全個室になっているオペ室も用意していまして、インプラントの手術などはそちらで行っています。さらに当院は1階で通りに面していますし、車いすの方でも楽に通っていただけると思いますね。

歯科医師をめざされたきっかけは?

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック2

私はずっと理数系の科目が好きで、宇宙や飛行機などにも惹かれていたのですが、同じくらい医療に興味がありました。コミュニケーションを大切にしながら人と人とのつながりを築いていくことも素晴らしいと思いましたね。加えて医療行為は、医師免許がなければ犯罪になるような行為。それを、私を信頼して任せてくださり、「ありがとう」と感謝までしていただける。なんてすごい職業だろうと思いました。実際に歯科医師になり、患者さんとお話しながら診療するのはとても楽しいですし、治療を終えられて笑顔でお帰りになる様子を拝見すると、この職業を選んで良かったと心から思いますね。

いつまでも健康な歯を保つためのメンテナンスを重要視

特に力を入れている治療はありますか?

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック3

今、力を入れているのは「予防歯科」「メンテナンス」ですね。実は私は勤務医時代、特にインプラント治療に力を入れて勉強をしてきまして、インプラント治療が一番自信を持っている技術です。しかし、長年歯科医師として患者さんと向き合ってきて言えるのは「歯を失ってインプラントをしなくてもいい状態に口腔内を保つことが、何より大切だ」ということです。当院に通われている患者さんには3ヵ月ごとの定期検診をハガキでお知らせしています。定期検診では口腔内のチェック、ブラッシング指導、PMTCといった内容で、歯科衛生士を中心に行っています。当院の患者さんは意識の高い方が多く、熱心に定期検診に通ってくださっています。中には「すっきりして気持ちがいいから、もっと頻繁に来たい」という方も多いんですよ。

患者さんと向き合う上で特に心がけていることは?

たいていの患者さんは不安な気持ちを抱えてクリニックにいらしています。そのため、少しでも患者さんの不安を取り除くような努力をしていますね。例えばいきなり何かをするのではなく「椅子を倒しますよ」「唇を引っ張りますよ」といったように必ず声かけをし、患者さんを気遣いながら診療することも心がけています。そして、何より大事にしているのが、患者さんへの説明です。患者さんにきちんと同意していただいて治療に臨めるよう、費用面も考慮しながら、私自身がたくさんの選択肢を提示することを心がけています。患者さんが「これでいいんだろうか」と納得できないままでは、治療はしたくないですね。患者さんとしっかりコミュニケーションを取って信頼関係を築いた上で、診療に臨みたいと思っています。

開院して8年たちますが何か変化はありましたか?

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック4

開院当初に比べて、通ってくださる患者さんがとても増えました。本当にありがたいことですね。そのため土曜日の診療がちょっと混んでしまっているのが心苦しい限りです。また「当院でなければ」と信頼してくださる患者さんも増えています。例えば先日、無呼吸症候群の治療で他院にかかられた患者さんがいたのですが、治療で使うマウスピースを作る際にもその病院提携の歯科クリニックではなく「宮内先生にお願いしたい」とわざわざ来てくださった方もいました。こうやって信頼していただけるのは歯科医師冥利に尽きますね。開院当初から変えていないのは治療スタンスです。それは「できる治療をしっかりやる」ということ。例えば難しい症例の患者さんがいらした場合は、私が患者さんを抱え込むのではなく、専門の大学病院などを紹介しています。患者さんにとって何がベストか、は常に意識していますね。

進歩するインプラント技術を常に学び患者に還元

プライベートはどのようにお過ごしですか?

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック5

5歳になる双子の息子がいるのですが、休みの日は彼らと遊ぶことが多いですね。世田谷には大きな公園があるのでよく行っています。今年の冬は家族でスキーにも行きたいと思っています。これまで息子たちはもっぱらそり遊びだったのですが、今回は初めてスキー教室に入れようと思っています。それと、長く休める時には海外旅行にもよく行きます。中でも大好きなのがタイで、家族でも行きました。食べ物もおいしいし、のんびりできるし、子どもたちと象に乗れるし、本当に楽しいところだと思います。子どもが生まれて治療面でプラスになったことは、「お母さんの気持ち」がわかるようになったことでしょうか。お子さんの患者さんとの付き合い方も上手になったかもしれません。

今後取り組んでみたいことは何ですか?

取り組んでみたいことは大きく2つあります。1つ目は、私が得意としているインプラントの技術をさらに高めていきたいということ。今まで以上に学会や勉強会にも参加し、学んだことを患者さんに還元していきたいと思います。そして2つ目は、「予防歯科」の強化。メンテナンスで来てくれる患者さんをもっともっと増やしていきたいです。夜中でも予約をとれるようネット予約を導入し、メンテナンス用のホームページも作りましたので、ぜひ多くの人に見ていただき、通っていただきたいですね。

読者へ向けてメッセージをお願いします。

宮内正人院長 宮内デンタルクリニック6

当院は、一人の患者さんにたっぷり時間を取り、じっくり診察するスタイルで診療を行っています。これは何より患者さんのお話をしっかり聞いて、コミュニケーションをとった上で治療に臨みたいから。このように「じっくり診察してほしい」という方はぜひ当院にいらしてほしいですね。また私は勤務医時代からインプラントの技術を磨いてきましたので、インプラント治療には自信があります。他院で「インプラントはできない」と言われた方はぜひ当院を思い出していただきたいと思います。これまで「できない」と言われた患者さんを何人も治療してきました。また、セカンドオピニオンでいらっしゃる患者さんも多いですよ。気軽に来ていただけるとうれしいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療:39万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

Access