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小池 慶太郎 院長の独自取材記事

東京駅メンタルクリニック

(中央区/有楽町駅)

最終更新日:2024/02/05

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック main

東京駅のほか複数の主要駅から近く、銀座一丁目駅からは徒歩1分と通いやすい立地にある「東京駅メンタルクリニック」。開業した小池慶太郎院長は「精神科の敷居を低くして、気軽に立ち寄れるようにしたい」と、日々診療に尽力している。カフェ風のおしゃれな内装や、来院診療は20時まで、オンライン診療は24時まで行い、当日予約も可能にしている。こういった対応はすべて患者ファーストの姿勢から生まれた配慮だ。自身も医師になるまでにさまざまな経験をしたと語る小池院長。だからこそ患者に寄り添えると、患者の気持ちを優先した診療を心がけている。困った患者を助けたいと優しく語る姿が印象的な小池院長に、開業に際してのこだわりや精神科医を志したきっかけなど、多くの話を聞いた。

(取材日2023年10月23日)

患者の心にしっかりと寄り添い、一人でも多く助けたい

開業にあたってこの地を選んだ理由や、こだわった点はありますか?

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック1

東京駅近辺はデスクワークをされている方がたいへん多い地区です。今はオンライン上で仕事をされていらっしゃる方も多いですが、さまざまな会社がありますので、必要とされていると感じてこの地を選びました。複数の路線が通っていますので、地方の方でもおおむね電車一本で来れますし、東京駅だけでなく、有楽町駅、銀座一丁目駅からも近くて利便性も良いということも大きかったです。また、内装を考えるのが好きで、院内のデザインにもこだわりました。精神科というと暗いイメージがあると思いますが、壁紙を大理石のような白を基調にしたものにして、おしゃれで入りやすい雰囲気を重視しました。患者さんは男女関係なく学生の方もいらっしゃいますので、どなたでも入りやすいように、というコンセプトを大切にしています。

働き世代の精神的な悩みは年々増えているのでしょうか?

かなり増えていますね。適応障害やうつ病の方は、圧倒的に仕事に起因していると感じます。会社に行けなくなった方の休職のため診断書をお書きしていますが、社内の人間関係や上司との関係がうまくいかない、業務量が過多である、仕事内容についていけない、といったことによる不調がたいへん多い印象です。また、4月から5月にかけてですとか、夏休みや冬休み明けといった時期も不調が多くなる時期です。長く休んだあとは、不調が現れやすいんですね。戻りづらいといったこともあると思いますし、長期で休んでいる間にいろいろと考えてしまう、ということもあるかもしれません。いずれにしても、ちょっとの不調でもいいので、早めにお越しいただいて、お話しいただけたらと思いますね。

年代としてはどれくらいの方が多く来院されていますか?

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック2

年齢層は幅広いです。20代から60代の方まで、さまざまです。多くの方は「会社の人には相談できない」「友達はいるけれど話せない」と来院されます。今は世界的にも問題などが起こっている影響もあって、「自分よりもっとつらい状況の人がいるのに」と思われていますし、「話すと頑張れと言われてしまいそうだ」と、思い詰めていらっしゃいます。ですが、その人にはその人の苦しみがあります。精神科の治療の基本として、患者さんの話をよく聴いて共感するということがあるんですね。話をお聴きするだけでも、ご自身での状況整理を促すことができますし、心が楽になることもあります。ですので、初診は特に意識して時間を取って、話をお聴きするよう心がけていますね。

診断書の即日発行にも注力。迅速に対応できる医院へ

小池院長から患者さんにお聞きすることはありますか?

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック3

食欲や睡眠の状況はお聞きしています。この2つは、心の状態が一番現れやすいですね。例えば、食べる気がしないとか、眠れない、途中で起きてしまう、悪い夢を見る、といったようなことです。他にも、お休みの時であっても仕事のことを考えてしまうといったことですとか、自分が今まで好きだったこと、楽しかったこと、趣味などを楽しめないといったことでも現れます。そういった状況になられるというのは、本当におつらいと思います。不調のサインを見逃さないよう、お伺いをして、丁寧に確認するようにしています。また、診断書は当日に発行するように努めています。

どのような症状があった場合に、精神科にかかったらいいのでしょうか。

例えば、うつ病の度合いを測るチェックシートがあり、数値化してうつ病の診断範囲を確認する方法もあります。ご自身では大したことはないと思っていても、客観的に評価するとその範囲に入っていることはよく起こるケースです。重症化を予防するには、早めに治療するということがとても大事です。食欲や睡眠がいつもと違ってきていたり、悩んでつらいなども該当します。そういったことがなくても、少し感情に変化を感じたくらいでもお越しいただいて大丈夫です。「精神科に行く」と意気込んで行くよりも、気軽にお越しいただいたほうが、ご自身のためにも大切です。「こんな症状でも行っていいのかな」と躊躇せず、ちょっとでも不調を感じたら来ていただく、そして客観的な視点で自分の状況を捉えていただくことが重要だと思います。

初診の患者さんでも来院しやすいよう配慮されていると伺いました。どんな工夫をされているのでしょうか?

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック4

一つのきっかけとしてホームページを見ていただくことが多いと思いますので、気軽にお越しいただきたいと掲載しています。実際にご来院いただいた方にも、「もしつらかったらまたいつでも来てください」とお伝えしています。また、もちろん症状があるということが前提ではありますが、仕事をお休みするための診断書を即日で出していますし、お薬が必要な場合は処方しています。医院へ受診がするのが難しいのであれば、オンラインでも対応していますので、気軽にご相談ください。駆け込み寺のようにお越しいただきたいという想いで、可能な限り対応しています。あとは、当日の予約にも対応していますし、土日も診療しています。急に「行きたい」と思った場合であっても対応できるよう、体制を整えています。

早めの受診が肝心。些細な変化でも遠慮なく相談を

治療はどのように進めていくのでしょうか?

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック5

患者さんの希望に合わせて進めていきます。例えば、薬は飲みたくない、抵抗があるという方には、どうしてもつらかったときに服用していただけるよう頓服という形で処方して、お守り代わりに持っておいていただくというようにです。逆に眠れないからお薬出してほしいといった方もいらっしゃいますので、その場合はしっかりとお話を聴いて、症状に合わせて処方しています。当院のモットーは、できる限り当日予約に対応するということです。精神科はどうしても、当日に電話しても混んでいて受診できないところが多いので、ぱっと思いついたときに気軽に受診できるようにということは心がけています。

精神科医になろうと思ったきっかけを教えてください。

私はそのまますぐに医師になったのではなく、違う職業に就いていた時期がありました。悩みましたし、挫折も経験しました。ですが、それが精神科医を志す大きなきっかけとなりましたね。もちろん悩みは一人ひとり違いますし、その悩みにはさまざまな理由があると思うのですが、つらい時期を経験したからこそ、患者さんの気持ちに共感できることがあると思っています。順風満帆な人生ではなく人より様々な経験をした分、寄り添った治療ができると思ったんです。精神科医になることができた今、困っている方の助けに少しでもなれるというが本当にうれしいですし、意義のある仕事だと思っています。

今後のクリニックとしての目標はありますか?

小池慶太郎院長 東京駅メンタルクリニック6

精神科は垣根が高くて気軽に行けないと躊躇してしまうと、重症化してしまう可能性もあります。精神科の垣根を低くするというのが、今の私の目標です。そのため、オンライン診療にも力を入れています。 オンライン診療は、ネット内で受診からお会計までが完結するのが特徴です。自宅からなかなか出れず、通院がしにくい患者さんも多いと思います。 そういった場合はオンライン診療をご活用ください。患者さんにとっては、受診する時間や心の負担の軽減につながると思います。当院では24時までオンラインの対応をしていますので、お時間がない方や、遠方の方でも、ご利用が可能です。 また、特に当院のオンライン診療は、休職相談を専門としています。 お仕事がつらく、仕事にいけない方のために、受診当日に診断書を発行し、データもお渡しできるよう努めています。一人で抱え込まず、どうぞ遠慮することなく、気軽な気持ちでご相談ください。

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